ゼオンという社名は、ギリシャ語の大地（ゼオ）と永遠（エオン）からなっています。 「世界に誇れるオリジナリティのある技術により、地球環境と人類の繁栄に貢献する」こと、「大地の永遠と人類の繁栄に貢献する」ことを目指しています。 　 日本ゼオンは、創業以来、一貫して独創的な技術を駆使し、人の真似の出来ない多くの製品を創り出してきました。 今後も、「スピード」を持ち、「対話」を大切に、世界に誇れる技術と製品で、「社会貢献」していきます。

日本ゼオンでは、ジェンダー平等を目標に掲げ、多様な働き方を支える取り組みを行なっています。 　 ■仕事と子育ての両立支援 出産した女性従業員は育児休業を100％取得しています。男性の育児休業取得者は、2011年度以前は4名、2014年度は2名、2015年度・2016年度はそれぞれ1名ずつ取得しています。 　 また、「次世代育成支援対策推進法」に基づいて一般事業主行動計画を策定し、届け出を行っています。前期（2010年4月～2014年3月）は計画期間内に目標を達成し、厚生労働大臣認定の「子育てサポート企業」として「くるみん」マークを取得しました。 　 ■柔軟な働き方 ゼオンは、時間外労働の削減や、柔軟な働き方のための諸制度の整備、出産・育児・介護支援制度の整備を通じて、“働きやすい職場環境づくり”に継続的に取り組んでいます。 一例として、フレックスタイム制を導入したり、育児・介護のための半日休暇制度、男性社員向けの出生休暇制度を設けたりしています。

日本ゼオンは、原油から分離されたナフサをさらに精製して作られるC4留分やC5留分をメインとした研究開発を行っています。 大地の恵みである石油を最大限に活用するため、独自に開発した世界最高レベルの蒸留精製プラントでそれらを徹底的に分離精製。そこから高品質な原料を取り出し、独創的な製品群を生み出しています。 　 日本ゼオンの研究対象は、非常にニッチな分野でもあります。 しかしそこから生まれた素材は、タイヤや自動車のホースやパッキン等、ゴム手袋、各種粘着テープや紙おむつ、さらには携帯電話やスマートフォンのカメラ用レンズや液晶テレビなど、私たちの身近にある多彩な製品に利用されています。 　 ニッチと言われる分野でも、常に世界初・世界一を目指す。これまで困難無理だとされていたテーマや誰も手を付けていなかった分野でも、挑戦し、新しい可能性を切り開く。それが日本ゼオンの一貫した姿勢です。