大同特殊鋼グループは「ものづくり」を通して社会に貢献しています。 特殊鋼という素材に宿る可能性は、自動車産業だけでなく、航空機、船舶、IT機器など様々な産業分野の発展の基盤を作っています。 大同特殊鋼グループは、特殊鋼のリーディングカンパニーとして、その可能性を追求し続けることで社会からのニーズに応えてきました。 　 人と社会の未来を支え続けるということを第一に、日本だけでなく世界に貢献することのできる特殊鋼メーカーとして、世界の成長を支える新しい特殊鋼を産み続けています。

少子高齢化による労働人口の減少に伴い、多様な人材を活用できる環境を整えるために、大同特殊鋼は2014年10月から「ダイバーシティ推進プロジェクト」を進めています。 社員一人ひとりの「違い」を活かし、個々人が充実感を得られるように、必要な改革を進めています。 とくに、女性の活躍を支援する環境づくりに力を注いでいます。男性が多いこの業界で女性が活躍できる環境作りを行うことが会社の魅力の1つにつながると考え、特に女性の活躍に重点を置いています。 また、女性の視点が「ものづくり」に活かされ、製品の価値がブラッシュアップされる可能性を見込み、それが会社全体の価値や魅力の向上につながると考えています。 女性の活躍によって男性も奮起し、お互いが切磋琢磨できるような環境になってほしいと願っています。それを実現できるよう、全員で協力して「働きがい」のある環境を作っていくことを目標としています。

大同特殊鋼では、技術開発研究所を中心として、創業以来のフロンティアスピリットを貫きながら、多くの新素材・新技術開発に取り組み、業績をあげてきました。 そして今、あらゆる産業分野の技術革新が急ピッチで進展している中で、そのイノベーションの要となる新たな素材・技術が求められています。これからも、特殊鋼を通じて培ってきた多岐にわたるテクノロジーを有機的に結合し応用させながら、よりハイレベルな研究開発テーマに取り組んでいくことを目指しています。 また、優れた製品を作るには、優れた原料・資材および機材が必要です。「開かれた調達、公正公平な調達」をモットーに、国内のみならず広く世界にそれらを求めています。