私たちネセサリー株式会社は、2007年に創業以来、化粧品の開発・販売を行っています。 「人生の質をあげる」ことを大切にし、流行や常識にとらわれることなく、日常のささやかな楽しみや幸福に繋がるような、こだわり抜いた化粧品を販売しています! 2020年10月には初めてのリアル店舗「YUBUNE」をオープンすることになりました。『命の洗濯』をコンセプトに、心も体もリフレッシュできるような、カフェや足湯も設置しています! 服装や髪型・髪色を含め規定に縛られることなく、皆がそれぞれの価値観を尊重してフラットに働ける、そんな職場環境を作っています。
本日は、ネセサリー株式会社の代表取締役の渡邊さんと、営業部長の伊藤さんにお話をお伺いしました! 明治時代の食器棚が置いてあったり、絵画が飾ってあったり、音楽が流れていたりとお洒落な雰囲気のオフィスの中、それぞれがリラックスして作業をされている風景は特徴的です!(以下敬称略) ■誰かひとりを特別扱いせずに皆がフラットな環境で働く、という方針を掲げていらっしゃるそうですね。 [渡邊]そうですね、色々なバックグラウンドを持った方がそれぞれフラットに、自分らしく働ける職場にしたいと思っています。LGBTなどのセクシュアリティに限らず、人って皆それぞれ違った部分があると思うんです。例えば、親の介護をしている方、持病を抱えている方、同性パートナーがいる方など様々だと思います。ですが、私たちは一人ひとりを特別扱いするのではなく、全員がそれぞれの価値観をお互いに尊重して、一つの方向性に向かっていけるような、そんな環境にしたいですね。そうすることで、自分の色を出しながら自由な発想もできて、例えば化粧の商品開発に役立ったりすると思っています。 [伊藤]美容業界という特徴もあるかもしれませんが、セクシュアリティを含めて多様な人が働いていることが自然ですね。私はゲイの友人がいるのですが、彼が先日店舗をオープンした日などもお祝いをしたり。必要以上に意識することなく、自然と接していますよ。 ■美容業界が全体的にユニセックス化してきているそうですね。 [渡邊]以前だと、女性が化粧をする、というイメージが強くあったと思うのですが、今では男性用の化粧品もよく見かけますし、男性で化粧をする方も当たり前のようにいます。性別やセクシュアリティや年齢などに関係なく、化粧をして肌をきれいに見せたい人が増えているように感じますね。 いわゆる男性向け化粧品と女性向け化粧品の垣根も縮まってきていると思います。化粧品の成分レベルで考えても、区別が曖昧になってきていますね。昔だったら男性は皮脂を取る化粧品、女性は弱酸性の肌に優しい化粧品が主流でした。ですが今では、男性用の化粧品だと乾燥するからと女性用の化粧品を使う男性の方もいらっしゃいます。化粧品を作る側もこの流れを敏感に察していると思いますし、これからも時代に合わせて、どんどんと垣根がなくなってくるのではないかと思いますね。 ■働く際に、服装や髪型の自由度が高かったり、縛るようなルールが少ないとお聞きしました。 [渡邊]みんなに楽しく、自分を抑え込まずに働いてほしいと思っているので、圧倒的に自由度は高いと思います。髪の毛を染めてはいけないというルールもありませんし、ピンク色などに染めていても問題ありませんよ。ピアスなどももちろん自由です。 やっぱり、自分を表現できないと働いていて楽しくないと思うんですよね。なにか我慢をしてしまったり無理やり抑え込んでしまうと、その違和感はお客様にも伝わると思っています。礼儀正しく接していたとしても、表情や雰囲気で読み取られてしまいます。なので、むしろ堅苦しくなるよりは、自然体で、いつもの自分らしく働いてほしいと願っています。お客様にもよってくるとは思いますが、例えば、敬語を使わずに友達感覚でお客様と会話しても良いですよ。
■ネセサリーさんはこの10月にはじめてリアル店舗をオープンされるそうですね。 [渡邊]そうなんです。私たちは、2007年に創業以来、化粧品の開発・販売を行ってきました。今までは「QUEEN'S BATHROOM」というサイトでヘアケアやスキンケア商品のネット販売をメインで行ってきたのですが、今回初めてリアル店舗「YUBUNE」をオープンすることになったんです。 新宿駅から徒歩5分程度の立地にあるのですが、このお店では、化粧品を販売しながらカフェも併設するスタイルです。地下には足湯も設置したので、足湯につかりながらカフェを楽しんでいただけるような新感覚のお店ですよ。 ■「YUBUNE」全体で大事にしている価値観はありますか。 [渡邊]「YUBUNE」では『命の洗濯』をコンセプトにして、心と体をリフレッシュしていただくことを目的にしています。都内の喧騒から少し離れて、時間に追われる日々から少し距離を置いて、落ち着いていただける空間になっていると思いますね。 また、働いている社員もお客様も含めて、みんなの人生の質をあげるということも大事にしています。上品な物や高いものを身に付けるとかではなく、「YUBUNE」という存在を通じて、日常のさりげない楽しさや幸福に繋がればいいなと思っています。例えば、会社帰りにたまたまカフェを見つけてご来店いただいて、足湯に浸かりながらゆったりと過ごしていただいて、こんな化粧品もあるんだ、とワクワクした気持ちになっていただけると嬉しいですね。 ■販売している化粧品に対するこだわりをぜひ教えてください! [渡邊]私たちの化粧品は、今までとは少し違った、新しい見方や視点を提供するようなものになっています。例えば、昔の化粧品によく使われていたのですが、安く大量に使えないという理由で、現在ではほとんど入れられなくなった木蝋という成分を入れていたり。化粧品には普通は入っていないようなものを加えていたりするんです。常識や流行にとらわれることなく、日本の失われゆく成分を取り入れていたり、驚きや発見をしていただけるようなものになっています。 誰か有名な人が使っているから私もこれを使おうとか、なんとなくかっこよく見えるからあれにしようというよりも、ご自身で価値を判断して、ぜひ使ってみていただきたいなと思っています。
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業種 | 医薬品・化粧品・バイオ |
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所在地 | 〒 東京都新宿区新宿5-10-12SKYBLDG10F |
設立年月日 | 2007年1月 |
従業員数 | 5 |
会社URL | https://queensbathroom.jp/index.html |