ヒューリックは、都心にあるオフィスビルを中心とする不動産事業を50年以上続けています。 好立地に多くの事業基盤を有しているからこそ、リーマンショックや東日本大震災という逆境にあっても、増益増配を継続し成長し続けています。 ヒューリックは消費者の社会活動の基盤となるような商品、サービスを提供することによって、「安心と信頼に満ちた社会」の実現に永く貢献しています。

労働人口が減り続けるなか、継続的に成長するためには多様な人財が能力を最大限発揮することが求められます。そこでヒューリックはダイバーシティ＆インクルージョンの考えに基づき、男女区別なく業務に臨むことができるよう女性のキャリア形成を積極的に推進しています。女性管理職比率を2020年までに20%とすることを目標に、毎年そのために必要となる研修やフォローアップを実践しています。 しかしながら、ライフイベントに伴い一定期間仕事から離れざるを得ない場面や、復職をしても仕事と家庭の両立が難しい場合もあります。そうした“悩み”が障壁とならぬよう、事業所内保育所の設置やこども休暇などの制度整備に努めてきました。 　 また、LGBTに関しては、人権方針において「信条、宗教、年齢、性別、性的指向、人種、国籍、出身、心身の障害などによる差別を一切禁止」と明記しており、役員・部長向けにLGBTに関する研修を実施しました。

ヒューリックの主軸となる事業は、不動産賃貸事業です。 東京23区を中心とした、駅至近の好立地にオフィスビルや商業施設等を数多く保有しており、不動産資産に関わる事業が中核となっています。銀行店舗ビルや、ホテル・旅館、高齢者住宅、賃貸住宅等も取り扱っています。 その他不動産に関わる事業として、これまで培ってきたノウハウを活かした、開発事業を展開しています。近年では、公的資産の効率的な活用・運用をサポートするPPP事業や、民間企業の保有資産の有効活用をサポートするCRE事業など、新たな事業も推進しています。 また、高齢化進展、訪日外国人観光客増加、環境問題深刻化等の様々な環境変化に対応するため、「3K（高齢者・健康、観光、環境）ビジネス」を新たなビジネス領域として開拓し始めています。