グローリーは、1918年に電球製造装置の修理工場、「国栄機械製作所」として創業しました。以来、自社製品開発を悲願として挑み続け、1950年に国産初の硬貨計数機の開発に成功。これが礎となり、通貨処理機メーカーの道を歩んでいます。 創業より100年を経た現在、世界20カ国以上に拠点を持ち、100カ国以上に製品・ソリューションを展開するグローバル企業に成長したグローリーですが、いつの時代も絶え間なく「世の中の役に立つもの」を生み出し、新しい技術、他にないサービスを追求する姿勢をずっと貫いています。

企業行動指針に「人間尊重・人材開発・労働安全　社員の多様性、人格、個性を尊重し、安全かつうるおい、働きがいのある職場環境の実現」を掲げており、社員が一人ひとりいきいきと働けるよう活動しています。 もちろん、国籍・性別・年齢を問わず、チャレンジ精神とチームワークを大切にする職場風土の実現に向けて、さまざまな施策を実践しています。 具体的には、女性社員における意欲的に働く意識の醸成や管理職候補者の育成を目的とした「グローリーウィメンズカレッジ」、障がい者の自立支援を目的とした雇用の推進、高齢者の再雇用、ワークライフバランスの実現（仕事と育児、介護との両立）など、多様な取り組みを行なっています。

グローリー株式会社の事業展開は大きく分けて4つのフィールドに分けられます。 ■金融市場 国内の金融機関を主な販売先としており、その市場シェアは70%を超えます。主要製品には、金融機関の営業店において出納管理を行うオープン出納システムなどがあります。 ■流通・交通市場 スーパーマーケットやドラッグストア、専門店などのレジで使用されるつり銭機などの主要製品が挙げられます。 　 ■海外市場 海外（アメリカ、欧州、中国など）の金融、流通、警備輸送、カジノ業界などを主な販売先として、金融機関の窓口の紙幣入金・出金を自動化する「紙幣入出金機」などを主要製品としています。 　 ■遊技市場 主にパチンコホールで、店舗で使われる遊技台以外の周辺機器を主要製品としています。 　 他にも、病院市場向けには診療費支払機、選挙市場向けには自書式投票用紙分類機など、多岐にわたり製品を各市場に提供しています。