社会福祉法人あさか会が運営する「あとち倶楽部」は、利用者様がそれぞれのペースで安心できる生活を送れるよう、サポートを提供する訪問介護事業所です。地域に根ざし、一人ひとりのニーズに合わせた、きめ細やかなサービスを心がけています。 現在、あとち倶楽部では、利用者様に寄り添う正社員の訪問介護スタッフを募集しています。 ■訪問介護ってどんな仕事？何をやるの？ 訪問介護は高齢の方や障害をお持ちの利用者様のご自宅へ伺い、身体介護や、生活援助などを行うお仕事です。 具体的には、 ・食事や入浴、お着換えなどの生活動作や、掃除、洗濯、調理といった家事の介助 ・血圧、体温の測定や、服薬の介助 ・郵便物や書類、新聞などの代読・代筆、各種手続きの代行 ・通院、お買い物などお出かけ時の付き添い、同行…など 上記は支援内容の一部です。利用者様によって困っていること、助けが必要なことはそれぞれ異なるため、お伺いする利用者様や状況により臨機応変に提供するサービスは変わっていきます。 1日の訪問件数は多くて６件、少なければ2，３件ほど。 利用者様のところへは自転車で移動しますが、どんなに遠くても自転車で30分以内で着くお家になります。 まず事務所に出社していただいてそこから利用者様のご自宅に伺いますが、スケジュールによっては直行・直帰することもあります。 事務所には地域住民や利用者の方との交流スペースがあり、私たちもほっと休まるスポット！ここで地域のイベント情報を仕入れ、利用者様とのコミュニケーションに役立てています。 ■その人の「当たり前」を尊重するお仕事です。 訪問介護と施設介護の大きな違いは、利用者様が住み慣れた自宅で過ごせる点です。 介護施設は設備や対応スタッフの数も潤沢ですが、落ち着くのはやっぱり自宅、と仰る利用者様も少なくありません。 時には施設の万全な体制が息苦しい方もいます。 例えば、利用者様の一人に、厳しい食事制限が必要な方がいました。施設で提供される食事は栄養バランスなども監修され、それ以外のご飯や間食は制限されています。その方は訪問介護を選択し、訪れた職員に「最期まで好きな食事を美味しく食べたい。」と伝えました。その方にとって、それが今後の人生において何よりの希望でした。 職員はその時、「これがこの人の最後の希望なら、出来る限り叶えてあげたい」と思ったそうです。ケアマネジャーとも相談し、食事も体調に無理のない範囲で好きなものを用意して、定期的な通院にも付き添いました。 その方は訪問介護を約8年ほど利用され、最期は職員に対し「最後まで好きなことをさせてくれて、ありがとう」と言葉を残して息を引き取られました。 当時を振り返り、「私の方こそありがとう、って思いました。」「利用者様が何よりも大切にしている生き方を貫くこと。そのための手伝いが出来ることが、訪問介護の一番の魅力だと思う。」と担当スタッフは語りました。 多くの健康な人にとって、”自宅で暮らす”というのは、ごく当たり前のこと。しかし高齢によって体が不自由だったり、障害を持つ方にとっては、そんな「当たり前」にもハードルが潜んでいます。 訪問介護はそうしたハードルを取り除いたり、飛び越えるための手助けをしたりして、ご本人の「当たり前の日常」を支えるお仕事です。 いかがですか？ 今回、介護の実務経験は不要です。未経験の方でも、3か月にわたる基本の研修と先輩スタッフによるOJTで、安心して挑戦できます。 また、正社員だけでなく、パートタイムで働きたいという方も大歓迎。 ブランクがある方、家庭優先で働きたい方もお気兼ねなく、お互いにとって一番よい働き方を一緒に考えていきましょう。 「誰かの”当たり前”を守りたい」「日常を通じて感謝されたい」そんな風に思われた方は、ぜひご応募ください。 皆さんのご応募をお待ちしています。