富士ゼロックスは、よりよいコミュニケーションによって人々と社会の相互理解を促進するべく、紙の情報を複写するゼログラフィーの技術でオフィスに変革を起こし、機械そのものでなく効用を提供するレンタルサービスという画期的なビジネスモデルを定着させました。 現在は、ICTやIoTの発展により情報量が膨大になる中でさまざまな商品・サービスの提供を通じて、人々のコミュニケーション活動や価値創造を支援しています。 個々の企業の課題解決に貢献するだけでなく、自治体や地域コミュニティなどに視野を広げ、新しいコミュニケーション環境を提案しています。

富士ゼロックスは、会社として重視すべき価値の一つとして、「多様性の尊重」を掲げています。年齢、人種・民族、国籍、障がいの有無、性的指向/自認など、「属性の多様化」に加え、能力、経験、知見などを含む「価値の多様化」を互いに受け容れ、尊重する旨を明示しています。 ビジネスはグローバルに広がるなかで市場も多岐にわたり、共に働いている仲間も多様だからこそ、グローバルレベルでの人材の戦略的配置によって国内外のすべての人材が活躍できる体制を強化しています。 富士ゼロックスおよび国内関連会社は、300人以下の会社も含めて、全社で「女性活躍推進法に基づく行動計画」を策定し情報公開を実施しました。現在も、各社において各々の行動計画に基づいた取り組みを展開し、女性活躍を推進しています。 また、障がい者雇用の推進にも取り組んでおり、2018年度からは富士フイルムホールディングスを事業主とするグループ算定特例のもと、法令順守、そして誰もがいきいきと活躍できる会社の実現に向けてさらなる取り組みを進めていきます。

富士ゼロックスは、「紙の情報を複写する」というビジネスからの事業構造転換を進め、主にオフィスプロダクト＆プリンター事業、プロダクションサービス事業、ソリューション＆サービス事業の3事業を展開しています。 ■オフィスプロダクト&プリンター事業 入出力業務ソリューションやクラウド・モバイルを活用したソリューション・サービスの展開を通じて、ドキュメントとコミュニケーションにかかわる課題解決に貢献しています。 ■プロダクションサービス事業 一人ひとりに求められるコンテンツを、それぞれに適したかたちで提供する仕組みを実現します。人と人、人と企業の共感と理解を促進する豊かなコミュニケーションを創造し、ワールドワイドなパートナーとして支援しています。 ■ソリューション＆サービス事業 ソリューションとBPOサービスによるお客様の課題解決を提供しながら、AIやIoTなどの先端技術を取り入れつつ、顧客が創造性を発揮し、成果を実感できる環境の実現を目指しています。