「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何にでも挑戦でき、いろんな家族の笑顔が溢れる社会」を実現するために、フローレンスは病児保育問題や待機児童問題など、親子の笑顔を妨げる社会問題を解決する集団として、一つの解決策を事業として生み出しています。 理念を実践に移しながら制度として全国に広げることで、常識にとらわれないイノベーションを牽引しています。

フローレンスは、「多様性によって社会的イノベーションを起こす組織」を目指しているため、組織としてのダイバーシティを重視しています。 フローレンスの社員にはゲイをカミングアウトしている方もおり、2014年から外部講師を招いたLGBT・ダイバーシティ研修を実施しているだけでなく、2015年からは慶弔休暇の対象に同性婚・事実婚を含めるなど多様な家族形態を想定した制度の整備を進めています。 組織としてはたらき方を見つめ直すことでより多くの人がのびのびはたらけるとの考えに基づき、フローレンス内には「働き方革命事業部」があります。

親子の笑顔を妨げる要因はさまざまですが、フローレンスは各社会問題ごとに施策を実行しています。 　 ■病児保育問題 保育園で預かってもらえない37.5℃以上の熱を出した子どもを守るために、訪問型病児保育を行なっています。 　 ■待機児童問題 都心の空き物件を活用し、定員19名以下の小規模保育園を設立することで、子どもに良質な保育を提供するだけでなく、親の職場復帰もサポートしています。 　 ■障害児保育問題 「障害児保育園ヘレン」「障害児訪問保育アニー」によって、障害のある子の親が子育てと仕事を楽しめる社会を目指しています」。 　 ■孤育て問題 「グロースリンクかちどき」でさまざまな年代の地域住民を巻き込んだ地域コミュニティを創り出し、孤独な子育てに苦しむ親を減らす取り組みを進めています。 　 ■赤ちゃん虐待死問題 「赤ちゃん縁組」を通じて10年以内に赤ちゃんの虐待死をゼロにするべく活動しています。 　　 ■ひとり親家庭の貧困問題 貧困状態に置かれているひとり親家庭を支援することで、どんな境遇の親子も笑顔で暮らせる社会を目指しています。