カオカオカオは、タイで現地の人が食べている「タイ屋台料理」の飲食店です。 「パスポートなしで行けるタイ旅行」をモットーに、日本人観光客向けのタイ料理ではなく、本物のタイ屋台料理を日本に広げていくことをミッションに掲げています。 料理だけではなくお店の空間そのものもタイのような雰囲気があるカオカオカオでは、セクシュアリティや年齢や国籍などに関わらず多様な人が、それぞれの得意なことや個性を活かして働いています。 タイの文化や歴史を学び、現地の人とも頻繁に交流をしているからこそ、あらゆる人にフラットに接することがあたりまえとなっているカオカオカオ。 65店舗を目標に、タイの屋台料理を日本中に広めるとともに、あらゆる多様なお客様にとって心地よい空間をこれからも提供していきます。
「パスポートなしで行けるタイ旅行」をパーパス(存在意義)として掲げるタイ屋台料理のカオカオカオ。料理だけではなく空間そのものも、まるでタイにいるかのように感じられるお店では、セクシュアリティ・国籍・年齢などに関わらず、あらゆる多様な人が自分たちの得意なことや個性を発揮してのびのびと働いています。大切なのは仕事に「向き合う力」と語るのは、代表取締役の新井さんです。 ■会社では、セクシュアリティや年齢など関係なくフラットに働かれているそうですね。 私たちは、「本物のタイ屋台料理」を日本中に広げていきたいと考えています。なので、カオカオカオの社員は、タイの料理はもちろん、文化や宗教、歴史まで学ぶんです。海外の文化を自然と受け入れているからこそ、私たち自身の価値観もどんどんアップデートされているんですよね。 なので、LGBTなどセクシュアルマイノリティの方を特別扱いするようなこともありませんし、国籍の違いで待遇を変えたりすることもありませんし、年功序列でもないんです。 それに、すでに社内ではあらゆる多様な人が働いています。LGBTであることをオープンにしている社員もいましたし、役員候補まで昇進している外国籍の社員もいます。入社して半年で商品開発部に抜擢された人もいるんです。 以前いた会社で、能力を評価せずに、LGBTであるという理由で昇進を阻まれていた人がいました。私の会社ではそのようなことは絶対に起こしたくありません。なので、人の好き嫌いなどの主観などが反映されることがないように、全て数字で評価し、評価をそのまま報酬に反映したりもしています。 ■LGBTのお客様も多くご来店されるのだとか。 カオカオカオは新宿3丁目にもお店があるのですが、特にその店舗ではLGBTのお客様も多くいらっしゃっています。私たちのお店は、お誕生日や同窓会など貸切でのご利用もいただけるのですが、ほぼ毎月団体様でご予約いただいていますね。 いつも愛を持って、楽しんでお店を利用していただいていて。あらゆるお客様にとって過ごしやすい空間を提供できていることが私自身とても嬉しいですね。 ■SDGs(持続可能な開発目標)に関する取り組みも数多く行っているとお聞きしました。 最近はじめたばかりですが、例えば、提携しているパクチー農家から出るロス商品を活用した取り組みを行っています。このパクチー農家は春と秋に大量のパクチーのロスができてしまうそうなんです。このロス商品を売りに出しても、農家にとっては利益にならないそうなんです。そこで私たちは、ロス商品を使って何かできないかなと、クラフトビールの会社さんと一緒にパクチーのビールを開発しています。 他にも、タイ料理の研究家の方と一緒にタイ料理の料理教室を開くことを考えていたり、タイの孤児院と協力して、共通のユニフォームを作るということも検討しています。 一時的なボランティアや慈善事業などではなく、カオカオカオの社会的価値を高めていくためにも継続的な取り組みにしたいなと考えていますね。
■タイ屋台999(カオカオカオ)とはどのようなお店なのですか? 私たちは、タイの現地で大衆的に食べられている「タイ屋台料理」を提供している飲食店です。私たちが日本でよく聞く「タイ料理」は、実はタイに来た観光客向けの料理であって、現地の方が食べるものではないんです。なので、私たちは「タイ料理」ではなく本物の「タイ屋台料理」を日本に広めていきたいと思っています。 現在、東京や大阪で6店舗運営していますが、将来的には全国65店舗にすることを目標にしています! ■仕事で成果をあげるためには「向き合う力」が大切とのことですが、これはどういうことなのでしょうか。 私たちの考える「仕事で成果をあげる」には公式があるんです。「向き合う力」✖️「能力」=「仕事で成果を出せる力」です。この「能力」は、外食産業ではほとんどみんな同じ水準に固まっているので、差が出るのは「向き合う力」になるんですよね。 「向き合う力」の対象は、仕事や自分自身など色々あると思いますが、この力を持っている人の共通した性格特性は「素直であること」なんですよね。なので、私たちの選考は「素直であるかどうか」だけを判断基準にしています。 ■どんな職場環境を目指していますか? 私は、どんな人にもチャンスがあると思っているので、カオカオカオに入社した誰もが活躍できるような環境を作りたいと思っています。 カオカオカオに入社した方には、まずは私が講師を務める塾に入っていただきます。そこでは、店舗経営の運営についてや、タイの文化や歴史や料理について、働く上での人としてのモラルなどを学んでいただきます。 その後は、一人ひとりの目標に合わせて、それぞれ個別のキャリアを築いていってもらいます。夢や目標が整理できていない人は、私とのコミュニケーションを通して、自分が将来どんな人になりたいのか見つけてもらうんです。夢や目標から考えるときもあれば、客観的に見たその人の好きなこと・得意なことを元に将来の計画を立てることもあります。 自分の将来の武器になるような得意なことをどんどん伸ばしていって欲しいと思っているので、その人の個性や特技が活かせるような新しい仕事を作ることだってあるんです。そうして一人ひとりと向き合ってその人がなりたい自分に近づくために、カオカオでどういうステップを踏むのか考え、みんなが活躍できるチャンスを提供していっています! ■会社では、みなさんどのように働かれているのですか? タイは「微笑みの国」と言われていて、元気で明るい人が現地には多いんです。なので、私たちも同じようにみんな元気で明るく楽しく仕事をしています。 働く際の服装の規定とかもありません。唯一今まで服装で注意したのは厚底の靴くらいなのですが、それ以外髪型やピアスやタトゥーやネイルやヒゲも自由です。自己表現しながら、イキイキと働いていますよ。
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業種 | フードビジネス・飲食業 |
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所在地 | 〒 東京都中野区南台2-9-1-1405 |
設立年月日 | 2015年9月 |
従業員数 | 70 |
会社URL | https://www.thailand999.com/ |