株式会社UMETASは、神奈川県にある「さまざまなバックグラウンドやマイノリティ性を持つ一人ひとりの子どもたちに寄り添う会社」です。 具体的には、「療育×学習」「療育×発達」の支援・教育を行う「オレンジスクール」「オレンジスクールピコ」を運営しています。 発達に遅れがみられる未就学児や、自閉症スペクトラムや発達障害を抱える小学生から高校生までの幅広い層のお子様に対し、勉強や創作活動などを通してサポート、体験データを増やしていく場を提供しています。
JobRainbow取材班にて実際に株式会社UMETASで勤務される皆さんにお話を伺いました! ――― ■LGBT当事者の勤務実績も多数。多様性のある職場を築きたい/代表 高橋さん ―株式会社UMETASはどういった想いで立ち上げられたのでしょうか? 高橋さん:「UMETAS(ユメタス)」という社名には、子どもや職員の人生に「夢を足す」という願いと、「you(あなた)とme(私)が力を足し合わせる」というメッセージを込めています。これらが指すように、子どもと親、生徒と学校の先生、家族とUMETASの職員…多様性を持った人財それぞれが協力しあえる社会を目指し、UMETASを立ち上げました。 ―多様な人財ということですが、UMETAS社ではLGBTQ採用に積極的で、過去2名のトランスジェンダーの方が勤務されていたこともあったそうですね。 高橋さん:そうなんです。うち1名は管理職までやってもらうなど、2人ともとても活躍してくださいました。そのような背景もあり、LGBT当事者の方を積極的に受け入れたいという気持ちがあります。 当事者の方に配慮した仕組みが整っており、本人の同意を取った範囲内で情報管理を徹底することはもちろん、海外に諸事情で滞在するために長期間休職する対応もできます。 ―積極的にLGBTQ採用を行っていきたいと考えている理由はどんなところにあるのですか? 高橋さん:指導員たちはみんな勉強熱心で、日々子供たちの様子を共有したり、効果的だった教材を話し合ったりして、互いに成長し合いながら働いています。 そんな中で、教材に使用する色やイラストなど、ジェンダーに偏りなくお子様と接するにはLGBTQの方の気づきやフィードバックが重要だと感じています。ジェンダー意識は、幼いころに植え付けられてしまうもの。ぜひ、子供たちの内側から出る個性や好みを大切にできるよう、そういった点でどんどん力を発揮していただきたいですね。 ★働き方の面ではいかがでしょう?実際に勤務されている鈴木さんにお話を伺いました。 ■心にゆとりがなければ、子どもを支援できないと気づきました/指導員:鈴木さん −鈴木さんはどういった経緯でUMETASにご入社されたのでしょうか。 鈴木さん:前職は保育士だったのですが、障害のあるお子さんに関わることがありました。その子が他の皆と同じ行動をどうしてもできず困っている場面を見て「この子のような子どもたちの力になれないだろうか?」と思ったのが、転職を考えたきっかけです。 ―他社も受けられていたと思うのですが、どんなところが入社の決め手だったのですか? 鈴木さん:代表の高橋や他の社員と面接で話した時、優しい雰囲気と心の余裕を感じたんです。子どもをきめ細かく支援するって、自分の心に余裕がないとできないと思うんです。だから「この人は心にゆとりがあるな」と感じたことがそのまま「業務でも信頼できるな」に繋がりました。 前職では一人で大勢の子どもとコミュニケーションをとると「これをしてあげたいのにできない!」という場面が多く、もどかしいこともありましたが、オレンジスクールは少人数制なのでそのストレスが無いのも魅力です。 ―保育園時代と比べてどんなところが異なりますか? 鈴木さん:しっかりとお昼ごはんが食べられます(笑)休憩が取れて、残業なく帰れる…当たり前なのかもしれませんが、前職と比べると衝撃で!働き始めてから、この環境だから心に余裕ができるんだな、とわかりました。保育士を続けたいけど、ワークライフバランス的に続けられない…と感じている方にはおすすめの職場です! ―――― インタビュー中も常に朗らかに、明るい笑顔でお話しいただいたお二人。 鈴木さんのお話し通り、優しい雰囲気と心の余裕を感じました。月並みですが、「心理的安全性が高い」というワードがしっくりくる職場環境です。
では、具体的にはどんなことを行っているのでしょうか。 こちらもJobRainbow取材班が、実際に勤務されている方へお話を伺いました! ■子供の「勉強がわかった!」瞬間の笑顔が一番のやりがい/指導員:松尾さん ―具体的にはどのようなお仕事をされているんですか? 松尾さん:日々、さまざまな悩みをもつ自閉症やADHD、学習障害などの発達障害を抱える子どもたちと関わっています。メインは放課後、一対一で子どもに勉強を指導するのですが、午前中や子どものいない時間は教材作りをしていますね。「この科目は学年を下げた内容にしよう」など、一人ひとりの進度に合わせて教材を作っています。5,6年生でも九九が分からないと言われたら一緒に学ぶ。ちゃんとその子に伝わりやすい内容・言葉を選んで指導しないと、と日々思っています。本当に毎日試行錯誤の繰り返しです。 −松尾さんが感じていらっしゃるこのお仕事のやりがいって何ですか? 松尾さん:一緒に勉強した内容が学校のテストで出て、しかもそれが解けたことを報告してくれると「役に立てた!」と思えますね。ここでやったことが結果になったんだな、と思うと、とても嬉しいです。 毎日がそんな感じで、問題が解けるようになった瞬間を見れるのも嬉しいですし、わかるようになったことを報告してくれる笑顔も素敵で…。 そういった笑顔に日々出会えることが一番のやりがいですよ。 ―最後に、どんな方がこのお仕事に向いていると思いますか? 松尾さん:まず「関わりたいな」と思うことですね。相手を気に掛けたり、興味を持ったりする気持ちが大切です。 実際、子どもたちと接する中で「この子はゲームが好きなんだな」と分かったら、私はゲームを全く知らないので、子どもに情報を教えてもらっています。それを次は他の子に「そういえば、このゲームが流行りなの?」と話すと、また違う会話も増えて。心地よいコミュニケーションがとれることって誰にとっても嬉しいんだろうな、と感じますね。 そういうかかわりが持てる方は大歓迎。もしUMETASに興味が湧いた方がいらっしゃったら、ぜひ一緒に楽しくお仕事したいです!
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業種 | 医療・福祉・介護サービス |
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所在地 | 〒2130011 神奈川県川崎市高津区久本 3-9-6 |
設立年月日 | 2018年10月 |
従業員数 | 120 |
会社URL | https://orangeschool.jp/ |