あさか会は、障がい者通所事業や児童福祉事業などをはじめとした、計7事業・15事業所を運営する社会福祉法人です。 大阪市のオレンジパートナー(認知症の人にやさしい取組みを実施する企業・団体等)にも登録されており、認知症の人が安心して暮らせる街づくりにも貢献しています。
あさか会の理念は「にんげんの街をめざす」「にんげんの街でいきる」です。 この“にんげんの街”という表現には、浅香地区の歴史と未来への想いが込められています。 浅香地区は被差別部落として誕生した地域で、かつて「陸の孤島」でした。1970年代の環境は、村の西側を大学に、東と北を地下鉄の車庫と線路にふさがれ、火事が起きても消防車も入れないような厳しいものでした。そこに住む人々も日雇いが多く、文字も満足に書けないという方もいたそうです。 浅香地区の人々は、そうした部落差別に対して仕事と教育を取り戻すための運動を始めました。 1976年に社会福祉法人あさか会も加盟した「部落解放浅香地区総合計画実行委員会」が結成され、大阪市との交渉を繰り返すこと11年。1987年に村の北側を塞いでいた地下鉄車庫の撤去が実現しました。車庫の跡地はなんと甲子園球場三つ分にも及ぶ広さ。 この広大な土地を、浅香の人々は「部落差別をなくすこと」「市民も広く利用できるものにすること」という二つの大きな方針のもと発展させていきます。 車庫撤去の翌年には「地下鉄車庫跡地利用街づくり推進協議会」が結成し、街づくりの「4つの理念」が作られました。 そのうちの1番目の理念が「にんげんの街」です。 にんげんの街とは、誰もが主人公であり、対等であり、平等であること。 社会福祉法人あさか会は、自らの事業理念にもこの「にんげんの街」を掲げ、誰もが住み慣れた地域で、安心して最期まで自分らしく生き続けられる支援を目指しています。 ■あらゆる人の背景や置かれた状況が理解できるような研修を継続的に実施 あさか会では、障がい者やLGBTQなどの当事者をお招きして、多様なテーマでの人権研修を年7回ほど行っています。 実際に過去開かれた研修では、LGBTQ+、アイヌ民族、部落問題、子供の支援などのテーマを取り扱った他、直近では「災害と人権」という防災についての研修を開催しました。 勉強会によって、多様な人々の抱える背景や状況がより理解できるようになり、寄り添ったサポートができるようになります。 利用者への支援だけでなく、共に働く同僚への思いやりや気遣いにもつながるため、「誰もが働きやすい環境」が自然と醸成されていきます。 入居者様の中には性的マイノリティや、外国籍の方など様々な方がいらっしゃいます。 ユーザーの気持ちを理解してのサポートの推進はもちろん、社員同士の相互理解にも役立っていますよ! ■年齢、性別、見た目など、自分らしく働くためのハードルはできるだけ低く 現在、施設の多くのお手洗いに男女の区別を設けていません。 ユニフォームがある施設に勤務される場合は、自宅から着替えて出勤も可能です。 また、福祉介護の現場では、見た目のルールを気にされる事業所も少なくありませんが、あさか会では利用者への配慮さえあれば問題なく働けます。 例えば、髭の問題。あさか会ではキレイに整えられて清潔感があれば問題ありません。オシャレ髭も大丈夫です。 また、タトゥーについても、利用者やご家族の目に見えないように工夫をしていただければ大丈夫です。実際に、普段はスキンカラーの湿布などで隠しながら働いているスタッフも在籍していますよ。 ただし、ネイルだけは利用者さんをうっかり傷つける可能性があるため、事故防止の意図から短くしてもらっています。 今後もあらゆる方が安心して働けるよう、様々な立場にある人権理解の促進や、環境整備に努めていきます。
あさか会は現在、下記7つの事業を行っています。 ・障がい通所事業 :障害をお持ちの方に対して、日常生活の介護支援や、就労・自立のための支援を行う事業 ・相談事業 :高齢で介護が必要な方や、障害をお持ちの方、またそのご家族に対し福祉サービスや制度の相談に乗ったり、支援やケアプランを調整をする事業 ・在宅支援事業 :高齢で介護が必要な方や、障害をお持ちの方に、お家にいながら介護や看護のサポートを受けていただく事業 ・小規模多機能型居宅介護事業:高齢で介護が必要な方に「訪問」「通い」「泊まり」のサービスを組み合わせて一人ひとりのニーズにあった支援を提供する事業 ・障がい者入居事業:障害をお持ちの方が入居し、職員が生活のサポートをするグループホーム事業 ・児童福祉事業 :障害をお持ちのお子様の発達支援や、放課後デイサービス、保育所の運営事業 ・その他サービス事業:公益事業 また、この他にもあさか会本部の敷地内に地域コミュニティ施設「ゆいま~るの家」を運営しています。 地域の活動や講演会などに役立てていただける、交流の場となっています。 ■15か所以上の事業所で、必要な方に必要なサービスを提供しています。 私たちが運営する施設は15か所以上に及びます。 たとえば、「浅香障がい者会館」や「生活介護事業所 さくら」は、同じ障がい通所事業で生活介護を主とする事業所。でも、支援の内容や利用者さまの活動は大きく違います。 なぜなら、利用される方の生活スタイルや目的は一人ひとり異なるから。 どんな人生にしたい、どんな生活がしたい、というニーズに少しでも応えられるよう、私たちはさまざまなスタイルの施設を運営しています。 働くスタッフも、施設によって活かせる知識や資格が異なるため、幅広い選択肢の中で自分の希望する働き方を考えることができますよ。 ■地域の情報発信を行う「いきてるたより」 あさか会では、「人を中心にしたサービス」や「人を大切にするサービス」を提供しています。そこからもう一歩進んで、人をテーマにした情報発信がしたいという想いから、広報の一環として地域情報冊子「いきてるたより」を年4回発刊しています。 「いきてるたより」はあさか会だけではなく、周辺地域で先進的な取り組みや、面白い取り組みをなさっている企業などに取材し幅広い視点で情報発信をしています。 あさか会のホームページでは、これまでのバックナンバーがPDF形式でご覧いただけるので、興味のある方はこちらもぜひチェックしてみてくださいね。 その他にもあさか会では、私たちの活動や事業を知ってもらうため、InstagramやYouTubeなどでも情報発信を行っています。 あさか会の事業に興味がある方・ご応募を検討中の方は、ぜひご覧ください。 ▼YouTube https://youtu.be/rAmdetriDFA?feature=shared ▼Instagram https://www.instagram.com/asakakai/
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業種 | 医療・福祉・介護サービス |
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所在地 | 〒5580021 大阪府大阪市住吉区浅香2ー2ー57 |
設立年月日 | 1964年2月 |
従業員数 | 242 |
会社URL | http://www.asakakai.com/ |