(更新日:2022年7月11日)
【23卒募集!/福島県】主役はあなた!だれにも真似できない「自分物語」をつくろう。人物像重視の面接であなたの夢を聞かせてください!【内定者多数!/ライフパートナーシップ制度あり】
フードビジネス・飲食業
正社員(新卒)
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プライベートでも仲良し長期休暇制度あり誰でもトイレがある語学力が活かせる仕事フリーターOK
ダイバーシティへの想い
Smile & Sexy! それぞれの「自分物語」、みんなの「会社物語」を叶えるダイバーシティな環境づくりの秘訣とは。

もともとは10坪のおでん屋からスタート。今では売上高579億円超の東証一部上場企業へと成長した物語コーポレーション。成長を続ける「物語ファミリー」を突き動かすのは、個々の自己実現を目指す「Smile & Sexy」という経営理念です。一見聞き慣れない「Smile & Sexy」という理念の背景には、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の考え方が大きく関係していました。そんな物語コーポレーションの人財開発部の田中さんにお話を伺いました。
■2018年からLGBTに関する取り組みをされているんですね。
2018年にダイバーシティ推進に向けたプロジェクトチームを発足しました。きっかけは、当時の人事部員が、ある内定者の方との会話の中でレズビアンのことを「レズ」と呼んでしまったこと。その内定者の方は、LGBTに対する理解が不十分な会社だと感じられて、物語コーポレーションへの入社を辞退されたんです。そこで、私たちに知識がないために、誰かを傷つけてしまっているかもしれない可能性に気づけました。
それをきっかけに、現在に至るまで、経営幹部も含めた全社員に対しての基礎研修
の実施や当事者コミュニティの開設、性自認に合わせた服装の選択や、ライフパートナーシップ制度の導入など、様々な取り組みを行ってきました。
プロジェクトチームの中には、女性として入社したけれど、現在は男性としてイキイキと働いている当事者メンバーもいます。当事者の1人として率直に意見を出してくれていて、スピード感を持って着実に取り組みを進めることができています。取り組みを始めて約1年後の2019年、そして2020年、2021年と3年連続で、PRIDE指標において最高評価のゴールドも受賞したんですよ。
■取り組みがスムーズに進んだ背景には、経営理念の「Smile & Sexy」が関係しているんだとか。
「Smile & Sexy」というのは、「Be Sexy! - 自分を表現しようぜ!」「Smile! - 自分を磨こうぜ!」という意味。つまり、「周りを恐れず自己表現して、自分らしくイキイキ生きよう」という自己実現の理念になっています。この理念が、一人ひとりの個性を尊重し、違いを認めて活かし合う、まさにD&Iとマッチしているんですよね。なので、D&Iの考え方は元々社内に根付いていました。
また、いろいろな個性をもった方々がそれぞれの視点で物事を見て、それを素直に表現できる環境があることで、多様なアイデアが生まれて、より活発な議論ができると思います。変化が激しい外食産業だからこそ、よりたくさんの価値観を取り入れ、様々な情報を吟味して意思決定をすることが、遠回りに見えて一番効率的な事業の進め方だと考えています。このような観点からも、戦略的にD&Iのアプローチを進めてきました。その結果が、今の成長性にも繋がっていると思っています。
■取り組みを始めて数年経った今、社内に変化はありますか?
従業員一人ひとりの意識や行動が少しずつ変わってきていると感じます。例えば、経営目標の一つである「性別の垣根をとる」というスローガン。これは以前、「男女の垣根をとる」という文言だったんです。もともと性別や年齢、国籍などで判断しないという土壌はあったのですが、LGBTの取り組みを始めてから、「男女」という枠組みで捉えていては不十分だという意見が出て。そこで「性別」という表現に変えたんです。会社として継続的にダイバーシティに取り組むことで、従業員一人ひとりにとって、D&Iの考え方が「当たり前」になってきていることを実感しました。
社内の意識が変わることで、カミングアウトをしてくれる従業員も二倍、三倍と増えてきました。うちの会社では、自分の思いや価値観、新たな決意などを社内メールで全社員に向けて発信する文化があるのですが、カミングアウトして入社した当事者社員が、実体験をメールで発信してくれたりして。今まで以上に自己開示しやすい土壌ができたのかなと思います。ある店舗では、配属されている社員のほとんどがLGBTをカミングアウトしていて、LGBTではない、世間的にはマジョリティと言われる方のほうが少ないなんて状況になったくらいです。
新卒社員でも、私が知る範囲で5名以上のLGBT当事者の方が入社されていたり、入社式にレインボーカラーのアライバッジを付けて決意表明されている方もいましたね。この間も、カミングアウトして入社した新入社員のために、社内のLGBTコミュニティを運営している私の同期2人が、オンライン歓迎会を開いたそうです。カミングアウトしたいと思ったときに、安心してカミングアウトできるコミュニティ・環境づくりを、これからも続けていきたいと思っています。
こんなことをしています
プロフェッショナルの集合体。大切なのは自己表現と自分磨き。

■物語コーポレーションで展開している店舗はどのようなものがありますか?
「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」「お好み焼本舗」など、皆さんも目にしたことがあるのではないでしょうか。それぞれ業界内での売上順位は焼肉1位、ラーメン2位、しゃぶしゃぶ4位、お好み焼4位を記録しています。
ビジネスとは「当たる」ものではなく原理原則とマーケティング感覚で「当てる」ものだという考え方のもと、現在では5業種15業態、国内外に580店舗以上(FC店を含む)を展開、2012年には中国・上海への進出も果たしています。
「とびっきりの笑顔と心からの元気」をお客様にお届けしたい、そんな想いのもと、今後は日本だけでなくアジアにおいても顧客・社会に価値提供のできる「業態開発型リーディングカンパニー」の実現を目指しています。
■ユニークな「メール発信文化」があるのだとか。
私たちは日常的にメールを社員全員に向けて発信する文化があります。約2日半メールボックスを開いていないだけで、560件もの新着メールが来ているくらい、全員宛のメールが日々飛び交っているんです。内容も様々で、例えば新入社員が決意表明をしていたり、それに対して先輩社員が返信をしていたり。仕事やプライベートなこと、ときには「今週感じたこと」のようなタイトルで経営幹部も含めて全員が発信をし合います。誰もが自分の想いや考えを積極的に社内で発信して、それに対して反応が返ってくる。とても物語らしい文化だと思っています。
他にも、一風変わった「Birthdayメール」に関する文化があります。 Birthdayメールと聞くと、会社や上司から誕生日のお祝いメールが送られることを想像するかもしれませんが、私たちはその逆です。誕生日を迎えた社員が全社員に向けて「これまでの自分」と「これからの自分」についてメールで発信するんです。それに対して、社長をはじめとした社員が「前のめり」に返信します。自分を表現できて、部署や役職などの垣根を越えてコミュニケーションを取ることが出来るのは私たちの特徴だと思いますね。
■店長のお仕事の魅力を教えてください。
一経営者になるため、管理する金額や責任が大きい分、学べることも多く、圧倒的に成長できるのが魅力ですね。店長というお仕事は、何といっても圧倒的に意思決定の量が多く、質も高いです。なので、当社では社長と同じく、店長を「プレジデント」と呼んでいます。
私自身も24-25歳の時に店長を務めたのですが、店舗によっては数億円もの予算を組み立てていました。売上やコストの管理、客単価や客数の予測、労働時間や採用人数の決定など、全て自分自身で決めなければなりません。何が正解かなんてわからず、色々な勉強も必要です。ですがその経験があるからこそ、仕事に対する見方が変わり、圧倒的に成長できたんです。現在は人財開発部にて勤務をしていますが、今でも経営を体系的に捉え、目の前の業務がなぜ必要なのかを理解した上で意思決定をすることができていると感じます。このように、あらゆる部署の一人一人が自立して的確に意思決定ができていることは、会社全体としても大きな強みになっていますね。
■“プロフェッショナル”になることも大切にしているとお聞きしました。
自分の店舗や部署のことだけではなく、他の店舗や部署のことまで危険予測をして意見を言うことができる。そんな「言いたがり」で「やりたがり」な人財が集う「開発者集団」でありたいんです。周りの目を気にしすぎず、自分で情報収集をし、言いたがって、やりたがって行動する。成功するときもあれば失敗することもあると思います。その体験から、検証して次の行動に活かしていく。このサイクルを繰り返すことで、少しずつプロフェッショナルに近づくと思うんです。
人それぞれゴールや目標、価値観、何に幸せを感じるのかは異なると思います。ですが、一人ひとりが物語コーポレーションで働くことを通じて、プロフェッショナルな自分に近づいていき、「自分物語」を全力で作り上げていく。その後押しをしていきたいですね。
こんなことをやります
「就活革新宣言」一人ひとりの「個」を大切にする物語コーポレーションでの就活・就職は一味違う!
真っ黒な髪。真っ黒なリクルートスーツ。女性はパンプス、男性は革靴。ノーメイクも、濃すぎるメイクもNG。普段の自分を隠して「就活スタイル」に身を包んだ自分の姿は、なんだか別人のようで、落ち着かない。
いつの間にか染みついた就活の"当たり前"に待ったをかけるのが、私たち物語コーポレーションです!
もっと「個性が尊重される」文化にしたいという想いから、物語の面接やセミナーは全て【カジュアルウェアで参加OK】。中には着物で面接に来た方も!面接やセミナーでは、ぜひ「あなたらしさ」を魅せていってくださいね!
また、面接は集団面接ではなく、必ず個人面接です!「個対個」に拘っています。なるべくあなたの魅力を引き出したい、周りを気にせず自己開示して欲しい、そんな想いを持っています。
入社後も社員一人ひとりが「自分物語」をイキイキと描けるような、「ダイバーシティ&インクルージョン」の取り組みを進めています!
【ライフパートナーシップ制度】
同性パートナーが社内で法律婚と同等の待遇を受けることができる「ライフパートナーシップ制度」を導入しています!具体的には、結婚お祝い金や、配偶者手当、同居できない場合には単身赴任手当や帰省旅費の支給などを行なっております。
【ウーマンパワー発揮プロジェクト】
物語コーポレーションでは、ここ数年の男女の入社比率はほぼ同数。店長やスタッフ部門でも、多数の女性が活躍しています!「個」に向き合う会社だからこそ、業務において、性別が障壁になることはありません。
とはいえ、出産や子育てを考えている女性にとっては、一時的にキャリアを離れることになる不安や悩みを抱えることもあると思います。そこで立ち上がったのが、この「ウーマンパワー発揮プロジェクト」。パートナーができても、母親になっても、女性がゆるぎない「自分」として活躍し続けることができるように、プロジェクトを通じて会社がバックアップします!
他にも、通称名の使用やオールジェンダートイレの整備、誰でも相談することができる「物語あんしん相談室」を設置したりと、誰もが自分らしく働きやすい環境を整えています!
■入社後の流れ
将来の幹部候補として、皆さん「総合職」として入社していただきます。まずは各店舗にて店舗運営を経験しながら、「リーダーシップ」「マーケティング感覚」を磨いていってください!
その後、サービスやキッチンの「トレーナー」として活躍する方、「店長」になって店舗運営・管理のスキルを身に付ける方、本部スタッフとして「商品開発」「業態開発」「教育」「広報」などに携わっていただく方、店長の教育やエリアマーケティングを行う「エリアマネジャー」になっていただく方など、さまざまなキャリアアップができる仕組みになっています!
【研修制度:物語アカデミー】
物語アカデミーは、“人財開発型アカデミックカンパニー”を目指す物語コーポレーション独自の人財教育機関です!入社した社員一人ひとりに「Smile &Sexy」 の理念を浸透させ、自立し、豊かな人間味を兼ね備えた、フードビジネスの「プロフェッショナル」へと導きます。
さまざまなカリキュラムやカウンセリングを通して、フードビジネス界のプロになるために必要な知識、スキル、情報を丁寧に教えていくので安心してください!ひとつひとつ共に学んでいきましょう!
【レインボー休暇制度】
過酷な労働環境がイメージされる飲食業界。物語コーポレーションでは、社員全員が自分の生活を大切にしながら働き続けられるように、福利厚生に力を入れています。
その一つが、年に1度7連休の休みを取得できるレインボー休暇制度! 普段の休みではなかなかできない海外旅行や、家族とゆっくり過ごすなど、よりイキイキした人生を送ってほしい!という想いから生まれたこの制度。なんと、昨年の取得率は99%です!