私たちは、事業の一環として寺院のコンサルティングを行なっています。 近年はデザイン力の向上に力を入れていますが、多様性が求められるこれからの社会に対応したデザインを提案することが必要だと考えました。 ここでいうデザインとは、カッコ良さや目新しさなどの「見た目」のことではなく、”寺院がどうあるか?“という「ブランディング」のことをいいます。 例えば、年配の人や車椅子の人が訪れやすいよう、敷地内をバリアフリーにすることも、デザインの一つです。 現在は伝統を重視する寺院にも、そうした多様化の波が来ています。 ■保守的な業界である一方、仏教の教えはダイバーシティそのもの LGBTQの方へ向けた配慮や取り組みは、まだまだ数が少ないというのが現状です。ご住職や僧侶の中には、未だ保守的な考えの方もいらっしゃいます。 しかし、仏教の教えは本来、とてもダイバーシティ的であると私たちは思っています。 私たちがダイバーシティをコンサルティングという立場から提案することで、お寺の姿勢や考え方を少しずつ変えていけるはず。 そう考え、より多様なデザインを可能にしていくためにも、LGBTQ当事者を含めた多様な視点を持った方々の採用を推進していきます。 ■フレックスも対応可能！介護や育児など、家庭と仕事を両立できます 現在弊社で働く従業員のほとんどは、業界未経験から中途で入社された方です。研修やオリエンテーションもしっかり行われているため、「お墓のことは詳しくない」という方も安心して働けます。 男女比は男性と女性が半々くらいです。重い石材を取り扱う力仕事は男性が多いですが、非力な方や女性が活躍しているポジションもたくさんあります。 また、社員の中には介護や育児をしながら働いている方もいます。 そういった場合には完全フレックス制を採用しており、コアタイムを設けることで、ご自身のスケジュールに合わせて勤務することが可能ですよ。

「日本中の神社仏閣から、まっさきに声をかけてもらえる会社」を目指して、社員研修にも力をいれています。 ■歴史や礼節、時には茶道や習字まで！教養を重要視した社員教育 寺院を舞台とした業務のため、日本の歴史や礼節作法の研修には力をいれています。 会社の専門知識だけでなく、業界全般のこと、作法や日本文化の造詣を深めることで、人間力の向上を図っています。 研修には外部の講師をお招きするので、しっかりとした知識が身につきますよ。 また、業務や研修の前には般若心境や祓詞、真言を唱えます。 初めて目にすると不思議に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、こうして心を落ち着けてから業務に向かうことで、1日集中して取り組むことができますよ。 ■理念「仁に里るを美と為す」 「仁に里るを美と為す」とは、論語の一節。 “人を思いやり、まごころで生きることは美しいこと。「仁者」であろうと自身のあり方を選ばなければ、賢い人にはなれない”という意味です。 この理念の通り、私たちは互いを思いやる心をなによりも大切にしています。 誰もが強みも弱みも持っているからこそ、お互いを補い合って、組織と共に成長していきたいと考えています。

1979年に石材業を営む会社として設立されて以降、株式会社彩石は寺社にまつわる幅広い事業に携わり、さまざまな寺社の発展と共に成長してきました。 現在では、「寺院のパートナー」として墓石の施工から販売、寺社でのイベント企画や運営などに尽力し、それぞれの寺社の魅力を世界に発信することに力を入れています。 ただいま株式会社彩石では、石のデザインや墓石の建立を手がける施工職人を募集しています。 親方の指導のもと、彩石独自の技術を学んだ一人前の職人として、千年先の景色を一緒に造り上げていきませんか？ ■石の施工から納品までを担当 施工職人となる方には、石の施工から墓の建立まで、石工事全般の業務を行っていただきます。 彩石が長い年月をかけて培ってきたこだわりの技術を学びながら、お客様のご希望のお墓の形を、図面に基づいて造り上げていくのが主なお仕事です。 妥協の許されないお仕事であるため、一つひとつの作業を着実にこなす根気強さが求められます。 また、とても重い石を扱うため体力も重要です。 私たちの経営理念である「仁に里るを美と為す」という言葉には、他者を思いやることを善とする考え方が表れています。 いかなる時でも助け合いの心を忘れず、互いの長所と短所を補い合うことに重きを置いているのが、彩石グループの特色です。 職人の世界というと、入口の狭いイメージのある方もいらっしゃるかもしれませんが、採用の時点ではほとんどの方が未経験。 親方の丁寧な指導の元、施工社員の仲間と共に協力し、助け合いながら、石のプロフェッショナルを目指すことができます。 ■人間力向上！教養を培う充実の研修制度 彩石グループでは、月に一度、外部講師を招いてバラエティに富んだ研修を行っています。 茶道や書道など、日本の伝統文化に触れるもの、神社仏閣についての歴史講座や記憶力研修、論語についての講義など、実に多様なトレーニングに挑戦しています。 一見、業務に直接関わりの無い研修に思えるかもしれませんが、さまざまな方を受け入れるお寺を造り上げるうえで、作法や日本文化に関する教養を身に着けることは大変重要であると私たちは考えています。 社員の皆さんが常に新しい気持ちで仕事に臨めるよう、自分と向き合い、視野を広げることのできる研修活動を、これからも積極的に進めていきます。 ■文化財の保存に携わるチャンスも！寺社と協力して、魅力溢れる文化を次世代へ繋ぐ 文化財の保存と整備もまた、「温故知新」をテーマに掲げる私たちの仕事のひとつです。 石を扱う仕事だけでなく、夏のお祭りなどの寺社の伝統行事のお手伝いを任されることも多くあります。 日本のお寺の素晴らしさを世界に発信するためにも、寺社の方々とコミュニケーションをとりながら、行事の成功を一丸となって目指していきます。 また、当社は寺院に縁の深い京都をはじめ、全国からのご依頼に対応しています。 京都に古くから伝わる有名な参道の整備に取り組むなど、出張して我が社の技術を直接お届けする機会も。 江戸時代の貴重な石を扱う場合もあり、歴史的な資料にも職人として触れられるのが魅力です。 過去から現在、現在から未来への架け橋となる、貴重なお仕事に携わってみませんか？