三菱ケミカルホールディングスグループは、 地球・人・社会が心地よい「KAITEKI実現」のために、「三菱ケミカル」の産業基盤、「田辺三菱製薬」の医薬品開発能力、「生命科学インスティテュート」の医療ソリューション、「太陽日酸」のガス事業がベースとなったグループの総合力で、多様化する地球規模の課題を解決しています。 裾野の広い事業部門同士が連携することで、新たな価値を創造しています。

グローバルな「THE KAITEKI COMPANY」となるためには、持続的な成長が不可欠です。 多様な視点を持つことで、全てのステークホルダーの「KAITEKI実現」につながるとして、グローバルな人材育成とダイバーシティ推進のさらなる強化を図っています。 すべての従業員が力を最大限発揮できるよう、国籍や人種、宗教、文化などあらゆる違いを受け入れ、互いに認め合える環境・文化の醸成に注力しています。 　 研修や講習会の開催を通じて、ハラスメント、同和問題、女性、障がい者、LGBTなどのさまざまな人権課題に関する「幹部・職位者研修」「人権フォロー研修」などの研修や講習会を実施しています。 また、女性のマネジメント参画推進や、国籍の違う従業員の交流機会創出、シニアパートナー制度導入など、多様な人材が活躍できるよう取り組みを進めています。

三菱ケミカルグループは、主に5つの市場にフォーカスして事業を展開しています。また、それらの事業の基盤となる基礎素材の研究にも余念がありません。 　 ■自動車・航空機市場 高機能ポリマー・化学・成形材料事業により、軽量化による燃費の向上や、環境問題の解決に貢献しています。 　 ■IT・エレクトロニクス・ディスプレイ市場 情電・ディスプレイ事業や高機能成形材料事業により、IoT化が進むスマート社会に対応し、人々の快適性向上に貢献しています。 　 ■メディカル・フード・バイオ市場 高機能ポリマー・化学・フィルム・成形材料事業、環境・生活ソリューション事業により、健康の維持や身体への負担軽減、診断や医療の高度化および効率化に貢献しています。 　 ■環境・エネルギー市場 環境・生活ソリューション事業や新エネルギー事業を通じて、農水畜産業の生産・効率性向上、水資源の有効利用および省資源・省エネルギーに貢献しています。 　 ■パッケージング・ラベル・フィルム市場 高機能ポリマー・フィルム事業によって、食品・衣料品の製品寿命や賞味期限の長期化および昨日・素材の多様化に対応しています。