私たち社会福祉法人栄和会は、北海道札幌市で25年以上にわたって福祉・介護事業を展開しています!厚別区・清田区を中心に3拠点、23の事業所を持っており、職員数は400名以上にの規模になります。 栄和会という名前は、「人の和」「地域の和」「こころの和」の3つの「和を持って栄える」社会福祉法人を目指すという意味を込めています! 利用者さん、そのご家族、地域社会と和を作っていく。また、利用者さんのその人らしい尊厳ある暮らしの実現する。そんな信条のもと、日々お一人おひとりと向き合っています!
本日は栄和会で長年勤務をされているという総務課の採用担当の方に、栄和会についてたっぷりとお話をお聞きしました! ■HPを拝見したのですが、レインボーのマークを掲載されていますね。 栄和会が運営している老人ホームは全て札幌市内にあるのですが、その札幌市で2017年に「札幌市パートナーシップ宣誓制度」というものがはじまったんです。それに関連して、LGBTに関する取り組みを行う札幌市内企業の募集があり、栄和会もそれに応募をしました。それで、LGBTフレンドリーな企業であることをHPでも表明しているんです。 例えば、性自認や性的指向に関する内容もハラスメントに含まれる、と規則として表明していたり、外部研修に参加し、その内容を内部で伝達研修というかたちで周知したり、ダイバーシティ相談窓口を設けているところを評価いただきましたね。 それから2年以上経った今でも、新しく入社する職員への研修では必ずLGBTについて触れています。月に一度の会議でもLGBTやダイバーシティに関するニュースを共有したりしていますね。やはり、継続的に考える時間を作りたいなと思っています。 ■20代から70代まで幅広い年齢層の方が働いていたり、女性職員の数も70%以上だったり、障がいを持っている方も働いていたりと、すでに多様な人材が活躍されている職場なんですね。 少しずつ取り組みを重ねていって、一人ひとりと向き合うということを大切にしてきた結果、多様な方それぞれが自分の得意なことを活かしながら、自分のペースで働いていけるような環境ができてきたのではないかと思います。例えば、現在障がいを持っている方が6名働いているのですが、お仕事のレクチャー方法を工夫して覚えてもらいやすくしたりしましたね。お一人おひとりで得意分野は違ってくるので、対話をして、どう進めていくのかその度に検討してきました。困った時に相談できる窓口を設けているので、そこで相談しやすい人に悩みを共有してもらって、一緒に考えながら、お互いに気持ちよく働けるようにも工夫していますね。 ■相談窓口があるとのことですが、どのように機能しているのですか? 職員にお知らせなどをするのに使う掲示板があるのですが、そこに相談窓口についても記載して周知しています。以前は、セクシュアルハラスメントやパワーハラスメントなど、ハラスメントに関する相談窓口だったのですが、最近「ダイバーシティに関する相談窓口」に名称を変えました。何かセクシュアリティのことでも、それ以外のことでも何かあった時に相談できるようにしています。窓口自体も、2名だったのを拠点や部署がバラバラの8名に増やしました。同じ部署の人とか同じ拠点の人には相談しづらいことでも、別の拠点の人になら相談できる、などはあるのではないかと思っていますね。 ■栄和会において、ダイバーシティを促進する意義は何でしょうか。 やはり行なっていることが「福祉」なので、率先して取り組みを行うのは当然のことだと思っています。当法人では、「福祉の仕事をしている以上、色々な人が働ける環境を作ることは当たり前」という意識を持っています。みんなその思いに共感してくれています。 福祉の根本的な考え方の一つに「ノーマライゼーション」というものがあります。これは、障がいの有無に係わらず皆が自分の権利を守りながら、ともにいきいきと活動できる社会を目指すという理念をさしています。誰もが自分の権利を守りながら暮らしたり、働いたりできる社会を目指すという考えは、LGBTなどセクシュアルマイノリティの方々と共通していると考えています。 色々な価値観を持った人同士、互いに認め合う、互いに支え合うという考え方が根底にあるので、ダイバーシティを促進するうえでも、さほど違和感がないということが私たちの強みになっていると思います。 働き手が不足する現状の中、ダイバーシティを促進することで、より多くの人が自分らしく個性や能力を発揮できる職場づくりにつなげることができます。そのことが最終的に高齢者のより良い暮らしを守ることにつながると考えています。 だから、ぜひ栄和会にもLGBTやアライの方に積極的に入社いただき、栄和会だけでなく、福祉業界全体をダイバーシティあふれる職場にするのを一緒に手伝っていただきたいですね。
■栄和会では、主にどのような事業をされているのですか? 北海道の札幌市で、老人福祉・介護事業を行なっています。入居型の施設を5箇所、入居などはせず、デイサービスなどを行う居宅サービス施設を14箇所、他にも委託事業を3つ、公共事業1つも行なっています。栄和会自体、設立したのが1993年なので、25年以上に渡って事業を行なっているので、ノウハウはもちろん、地域の皆さまからの信頼も多くいただいていますね。 ■すばり、福祉のお仕事の魅力はどんなところにあると思いますか? やっぱり利用者さんやそのご家族から感謝をされる、「ありがとう」と言ってもらえるのは一番嬉しいと思います。また、日々の介護を通じて、食事や活動の量が増える等、高齢者の方がお元気になっていく姿を見ることもやりがいにつながっていると思います。当然、高齢者の方がお亡くなりになる場に立ち会うこともありますので、責任の重さを痛感するのと同時に、人の命や人生について真剣に考える機会をいただくことも、自分自身の成長に大きな影響があります。大変な一面もありますが、一言では言い尽くせない魅力がこの仕事にはあると思います。 ■栄和会ではどんな方が働いていらっしゃいますか? 学校で福祉や介護を学び卒業と同時にこの仕事をしている人もいれば、他の業種を経験したのちにこの仕事に就いた人もいます。子育てや家事と仕事を両立している人、スポーツや旅行、ライブなどプライベートな時間の充実を活力に仕事をしている人もいます。色々な価値観、ライフスタイルの人が、栄和会の基本理念を理解し、一つの方向に向かって仕事をしています。
行動宣言
教育/理解促進
人事制度
コミュニティ
働き方
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働き方
業種 | 医療・福祉・介護サービス |
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所在地 | 〒0040069 北海道札幌市厚別区厚別町山本750番地6 |
設立年月日 | 1993年8月 |
従業員数 | 425 |
会社URL | http://www.eiwakai.or.jp/ |