KDDIエボルバは、60以上あるKDDIグループ企業の中でも、テレマーケティング・人材ビジネス事業を展開しています。 コンタクトセンターでは声を使ってのお電話対応がメインとなるため、服装や髪型などを気にしすぎることなく、一人ひとりが自分のカラーを出しながら働いています。セクシュアリティも年齢も経歴も本当に人それぞれ。社内制度として、同性パートナーシップ制度のみならずファミリーシップ制度も導入。 「成長、進化し続ける」意志を表す“EVOLUTION”と「付加価値の高いサービス提供」を目指す“VALUE”を表現している私たちの社名。これらを体現するように、年齢や役職や性別など関係なく誰もが意見や想いを主張し、今後も、どんどんサービスや社内環境をアップデートしつづけます。
株式会社KDDIエボルバはKDDIグループの中でも、テレマーケティング や人材ビジネス事業を行っています。コールセンター事業では、お電話対応がメインだからこそ、服装や髪型など周囲を気にしすぎることなく働くことができるのが特徴です。実際現場では、LGBT当事者を含めた多様なメンバーが活躍しており、2020年にはPRIDE指標のゴールドも受賞。そんなKDDIエボルバ人事部の難波さん、新川さんにダイバーシティへの想いを伺いました。 ■LGBTなどセクシュアリティをオープンにして働いている当事者の方も多いそうですね。 営業部門でFtMであることをオープンにして働かれている方もいました。他のセクシュアリティの方で、オープンにしている方もしていない方も、在籍されていると思います。主に声を使うお仕事なので、服装や髪型など見た目の部分を気にしすぎる必要もありませんし、色々なバックグラウンドのメンバーが働いていることが当たり前になっているんですよね。例えば、音楽バンドや役者をしながら働いている方がいたり、金髪の方がいたり、ピアスをたくさん開けているような方もいらっしゃいます。 私たちが大切にしている考え方として、KDDIフィロソフィを定めているのですが、その中で私たちが目指す姿として「ダイバーシティが基本」と書かれています。本当にこの言葉通りなんですよね。働いている多様なメンバーが、それぞれ自分のカラーを出して自由に働いているんです。だからこそ、LGBT当事者の方にとっても、LGBTだからどう、などと気を遣うことなく、ごく当たり前に自分らしく働いていただける環境なんだと思います。 ■同性パートナーシップ制度のみならず、ファミリーシップ制度もあるそうですね。 私たちは2018年9月から同性パートナーシップ制度、2020年8月からはファミリーシップ制度を導入しています。 「同性パートナーシップ制度」は、同性のパートナーも会社規定上の「配偶者」として認定します、というものです。これまで法律上の配偶者を持つ社員を対象としてきた、結婚休暇や介護手当といった各種手当・休暇制度を、同性パートナーがいる方も等しく受けることができるようになりました。 ですが、パートナーだけが家族というわけではないですよね。パートナーにお子さんがいるご家庭もあると思うんです。日本では現在、同性パートナーの法的な婚姻が認められていないので、パートナーの1人が子どもの親権を持てません。そこで、KDDIエボルバでは、法律上親権を持てない同性パートナーの「子」を「家族」として扱い、育児休業や子の看護休暇、各種手当などの社内制度を適用できるようにしました。それが、2020年8月から導入した「ファミリーシップ制度」です。 実際に、正社員にも契約社員にもこれらの制度を利用している方がいますよ。法的にはまだ難しい部分があっても、会社でできることであれば積極的に対応していきたいと思っていますね。 ■取り組みを積極的に進めるにあたって、社内から反発の声などはありませんでしたか? 私が働き始めた7年くらい前ですと、LGBTに対してネガティブな反応をする方も多少はいらっしゃいました。ですが、同性パートナーシップ制度が制定される前後くらいから、会社全体のマインドが良い方向に変わっていきましたね。 行っている取り組みとしては、社内のeラーニングシステムを利用して、全社員を対象にLGBTについて理解を深めるコンテンツを配信しています。定期的に行っている個人面談では、その場限りとして一人ひとりに思っていることを正直に話していただいて、対話を通じて理解を求め合ったりもしていますね。他にも、ファミリーシップ制度などが制定されたときに、社内全体に周知できるように徹底しているんです。社内ポータルで掲載したり、各拠点・各運用現場で個別に口頭で伝えてもらったり、部署ごとの掲示板に一定期間掲示したり。ひとつひとつ個別に丁寧に対応しているからこそ、社員全体の考え方も変わってきたのではないかと思いますね。 考え方や状況は人それぞれ多様ですし、その時々によっても変わってくると思います。なので、今いるメンバーだけでなく新たに入社される方からもどんどん想いや考えを発信していただいて、取り組みや環境などを継続的にアップデートさせていきたいですね。
■KDDIエボルバではどのようなサービスを行っているのですか? 私たちはコンタクトセンター業務をメインに、企画・立案からオペレーションまで事業全体をワンストップで担うBPOサービスを行なっています。BPOとはビジネス・プロセス・アウトソーシングの略称で、企業の業務プロセスを外部の専門企業に委託することを意味します。業務の効率化や高品質化を実現させることが大きな目的です。KDDIエボルバでは、KDDIグループで培った実績やノウハウを活かして多種多様な業界のコンタクトセンターを運用しており、設備数は全国36拠点、14,400席にも上るんです。 具体的には、お客様相談窓口や商品の注文受付を担当する「カスタマーサポート」や、家電などの商品に何か不具合が起きたときに解決策をご案内したり、故障・修理の受付を行う「テクニカルサポート」。サービス・商品のリコールやセキュリティ事故など、緊急事態発生時における対策拠点を担う「緊急コンタクトセンター」など、様々な部署があります。 お電話対応も多くはありますが、チャットなど電話以外の対応窓口も増えています。こうしたさまざまな窓口の顧客対応を包括的に担うのが、コンタクトセンターなんです。 ■お仕事の魅力はどこですか? 年齢や性別や経歴など様々な人が一緒に働いているというのが一つ魅力だと思いますね。例えば、コンタクトセンターの現場だと、高校を卒業して間もない方から、定年間近の方や、定年を過ぎて再雇用となって働いている方まで、本当にバラバラです。こんなに色々な人と働けるのは、コンタクトセンターならではだと思いますね。 他にも、私たちがチャレンジしたい・成長したいと望んだら、会社がチャンスを作ってくれて、私たちの想いに応えてくれることも魅力ですね。私は契約社員として入社したのですが、コールセンターの現場を経験した後、責任あるスーパーバイザー職を任せていただいて、正社員登用制度で正社員になることもできたんです。 頑張ってみたいけれども、なかなか前に進み出せていないような方も、KDDIエボルバではチャレンジする機会はたくさんあるので、ぜひ一歩踏み出すきっかけにしていただきたいですね。 ■誰でも社長とフランクに話せて、自分の意見を主張しやすいのだとか。 私は契約社員の頃から、拠点のトップの方や管理職の方に意見を言ってましたね。社長に会いに行ったことも何度もあります。相手も、雇用形態や属性などを気にせずに話を聞いてくれていて、上下関係や先輩後輩といったことはまったく意識していませんね。 社長は現場がお好きな方なので、社内を歩いているところをよく見かけます。コンタクトセンターの各拠点を回って、現場で働くオペレーターさんやスーパーバイザーさんと座談会をしたこともあって、そこで社長自ら提案や改善策を発信してくれたこともあったんです。社長に限らず、役職だったり勤務年数だったりに関係なく、感じたことや思ったことをどんどん言える雰囲気があります。色々な社員からの意見を取り込んで、変えられることは日々アップデートしているんですよ。信頼してお仕事を任せてくれたり、自分のカラーを出して主体的に働けるので、安心して私たちの会社に飛び込んできていただきたいですね。
行動宣言
教育/理解促進
人事制度
コミュニティ
働き方
行動宣言
教育/理解促進
人事制度
コミュニティ
働き方
行動宣言
教育/理解促進
人事制度
コミュニティ
働き方
行動宣言
教育/理解促進
人事制度
コミュニティ
働き方
行動宣言
教育/理解促進
人事制度
コミュニティ
働き方
業種 | 通信関連 |
---|---|
所在地 | 〒1600023 東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト |
設立年月日 | 1996年5月 |
従業員数 | 28000 |
会社URL | https://www.k-evolva.com/ |