「チームワークあふれる社会を創る」 サイボウズは1997年に創業以来『チームワークあふれる社会』を実現するため、 情報共有のために欠かせないグループウェアを開発・販売しています。 チームの生産性と働く人の幸福度を両立するチームワークをITツールによって実現し、 世界中に広げていくこと。それがサイボウズの目指す理想であり、存在意義です。 日本国内に限らず世界全体をチームワークあふれる社会に変えるため、 アメリカ・中国・東南アジアなどの拠点から世界中にサイボウズ製品を届けています。 一人ひとり価値観や環境が違って当たり前。 「100人いたら100通りのマッチング」あっていいという考え方のもと メンバーそれぞれが自立して、望む働き方を実現できるようにさまざまな制度が作られ、 日々アップデートを続けています。
「100人いたら100通りのマッチング」を掲げ、多様な制度・風土・評価制度を通して多様なマッチングを実現しているサイボウズ。「チームワークあふれる社会を創る」企業理念を実現するため、大企業から中小・スタートアップ企業、NPO法人や学生団体を含めてすべてのチームにおいてチームワークを高めるための事業を展開しています。まずはサイボウズ自身のチームワークあふれる組織になるため、多様なバックグラウンドを持つメンバーそれぞれが力を発揮できる職場を作り上げています。そんなサイボウズ人事本部の田窪さんにダイバーシティへの想いを伺いました。 ■「多様な個性を重視」することは、サイボウズのカルチャー(文化)のひとつ。 「チームワークあふれる社会を創る」という理念を実現する上で、5つのカルチャーを掲げているのですが、その内のひとつに「多様な個性を重視」があります。 私たちは、そもそも人間には、セクシュアリティや障害の有無、得意・不得意な分野など、みんな違いがあるのが当たり前だと考えています。そんな違いを持ったメンバーが役割分担して協働できていることが理想のチームには不可欠だと思うんです。なにかを決めつけて制度や風土を作るのではなく、多様な個人が受け入れられていると感じられることが大事ですね。 そして、サイボウズには100人いたら100通りのマッチングがあります。現在は「働き方マッチング」を設け、勤務場所や残業時間についてなど、各々が自分の働き方を記述して宣言しています。 個人の価値観やライフスタイルにあわせて、メンバーは勤務時間や場所の希望を伝えることができます。 マネジャーは、その希望を聞いたうえで、その人に期待する役割や業務を検討し、条件(業務内容・働き方・給与)を提示します。メンバーがその条件に合意することで、条件が決定します。 また、サイボウズではメンバー全員の働き方が全社に向けて公開されています。 多様な働き方を実現することで、一人ひとりが幸せに働くことができ、結果としてチームの生産性を向上させることにもつながるのです。すべての社員が自分らしく働ける職場を目指していますね。 ■ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の促進を目的とした部活動「ダイバーシティラ部」が取り組みを推進。 ダイバーシティラ部は2018年の秋頃に、当時入社1年目だったメンバーが有志で立ち上げました。同期メンバーで週末に4~5人で集まって勉強会をすることからはじめ、関心のある社員に直接声をかけていき、延べ100人ほどにまで増やすことができました。2019年2月から正式に会社の部活動として認められ、さらに活動の輪を広げています。今では、毎週木曜日のランチの時間に誰でも参加できるオンラインスペースを開いたり、セクシュアリティに関する本を集めた本棚を設置したり、アライステッカーを希望者に配布もしています。 また、人事本部に「多様性理解促進チーム」も発足しており、「ダイバーシティラ部」と協力して、2021年より東京レインボープライドに継続的に出展しております。制度面では、結婚休暇や忌引き休暇を事実婚や同性パートナーの場合にも利用できることも正式にアナウンスされていますね。 ■LGBTQインクルージョンにとどまらず、障害者インクルージョンの取り組みも実施。 アクセシビリティの観点から、聞き取りが難しい方のための音声認識ツールを全社的に導入検討したり、手話の勉強会や、色覚障害の方にも見やすい資料作成のレクチャー会なども開いています。 サイボウズでは、年次や経験に関係なく気付いたことをオープンに議論する風土があるので、どんどん社内から改善の声があがってきます。例えば、社内であがった声を元に、社内のビジネスマナーに関する研修資料の身だしなみの項目から「男性」「女性」という言葉を無くしたケースもあります。 これからも、LGBTQや障害者をはじめ、あらゆる社員が安心して働くことができる環境を作り続けていきたいですね。
■グループウェア事業を展開 サイボウズは、チームワークを支援するグループウェアを開発・販売する会社として、1997年に創業。現在はkintone、サイボウズ Office、Garoon、メールワイズの4製品を主に提供しています。 ■グローバル展開を通じて「世界で一番使われるグループウェアメーカー」を目指す! 「チームワークあふれる社会を創る」の"社会"は日本だけではなく"世界"を意味しています。そのため、私たちは世界で一番使われるグループウェアサービスになることを目指しているんです。 世界No.1を目指すため、2007年には上海、2009年にはベトナム、そして2014年にはアメリカにも進出しています。 世界を代表するソフトウェア企業を相手にグローバル市場で勝負をすることは決して簡単なことではありません。ですが、サイボウズを知らない人がまだまだたくさんいるからこそ、世界を目指す楽しさがあるのです。世界最高峰の企業と本気で勝負をしているのが私たちです。 ■「チームワークあふれる社会を創る」理念を実現するための5つのカルチャー。 私たちは、「チームワークあふれる社会を創る」理念を達成するために、5つのカルチャーを掲げています。すでにお伝えした「多様な個性を重視」に「理想への共感」「公明正大」「自主自立」「対話と議論」を加えた5つがカルチャーです。 1.理想への共感 多様な個性を持つメンバーが共に活動するためには、全員が同じ理想に共感していることが大切です。 そこでサイボウズでは、チームの一員として活躍するための条件に「理想への共感」を設定しています。 2.多様な個性を重視 私たちは、「一人ひとりは違う個性を持つ存在である」という考え方のもと、 個性を重視し、個性を活かし合います。そして、互いの多様な個性を石垣のように組み合わせることで、 チームの生産性を向上させ、事業の発展につなげます。 また、自分の個性を発揮することを通じて、幸福度を高め、 主体的かつ継続的にチームに貢献していきます。 3.公明正大 多様な個性を重視するチームで信頼関係を築いていくためには、お互いが正直でいなければなりません。 そこで、社内では「アホはいいけど嘘はダメ」という言葉で表される、 嘘をつかない・隠しごとをしない姿勢をコミュニケーションの土台にしています。 また、プライバシー情報とインサイダー情報を除くあらゆる情報を公開することで、 情報格差をなくして個人が主体的に判断できる環境を整えています。 4.自主自律 多様な個性を活かし合うためには、一人ひとりが主体性を発揮し、 よりよいチームづくりに関わっていくことが重要です。 主体性の発揮とは、自らの選択や意思決定によって生じる出来事の責任を引き受ける 覚悟を持つことを指します。 他人のせいにせず、問題を感じたら積極的に質問し、質問に対しては誠実に回答する行為 (質問責任と説明責任)を果たすことを重視しています。 5.対話と議論 対話と議論の文化は、上記の4つの文化を体現していくための基盤となる考え方です。 多様な個性を重視するチームでは異なる立場や意見が存在し、 問題の解決方法もひとつだけとは限りません。 そこで、お互いの立場や価値観、考え方の前提にある違いについて理解を深める「対話」と、 建設的に意見を交わし、共通の理想を実現するための意思決定をする「議論」を通じて、 チームワークを維持・向上させることを目指しています。 多様なバックグラウンドを持つメンバーが一緒に働いているからこそ、 全員が同じ目標を持って気持ちよく働ける状態を実現したいと思っています。 この5つのカルチャーに共感していただける方と一緒に、チームワークあふれる社会を創りたいですね。
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業種 | ソフトウェア・情報処理 |
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所在地 | 〒1036027 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー27階 |
設立年月日 | 1997年8月 |
従業員数 | 857 |
会社URL | https://cybozu.co.jp/ |