「笑顔あふれる安心のまち」 島田市は静岡県の中部に位置する市です。2005年に旧島田市と旧金谷町が合併し、2008年に川根町と合併して、現在の島田市が誕生しました。 緑豊かな牧之原台地や国指定文化財の諏訪原城跡、1695年から続いている島田大祭など自然・歴史・文化があふれる温暖な都市です。 島田市役所では、引越しに関する手続きや証明書の交付・教育支援や防災対策など、市民の生活の基盤を支える多種多様な業務をおこなっています。 あらゆる市民の笑顔と、安心して暮らせるまちづくりのため、子育て支援や多様な性のあり方に対する理解促進など、ダイバーシティ推進のための施策を進めています。市民ファーストという考えのもと、あらゆる島田市民に寄り添って、誰もが働きやすく、暮らしやすいまちづくりを目指しています。
静岡県の中部に位置する人口10万人の島田市。様々な種類の緑茶や、日本で唯一年間300日程度走るSL(蒸気機関車)、1695年から3年に1度開催されている島田大祭など、自然や歴史の豊かな市です。島田市では、子育てをはじめとするあらゆる市民の課題解決のため、市民の声に寄り添った施策を進めています。育児や介護をしている方、セクシュアルマイノリティの方、外国籍の方、子どもからご高齢の方など、あらゆる島田市民に「ここで暮らしてよかった」と思ってもらえるようなまちづくりを進めています。そんな島田市の染谷市長にダイバーシティへの想いを伺いました。 ■市民が抱える課題や市民の声に寄り添う「伴走型の支援」で、笑顔あふれる安心のまち、島田市をつくる。 私たちは、島田市民の笑顔と、安心して暮らせるまちづくりのために日々働いています。そのため、ただ条例や制度に従って施策を行うのではなく、市民や地域の課題の解決を目指して「伴走型の支援」を行っています。市民の本当の声を聞くため、市長である私自身が、市内のあらゆるイベントや行事に参加をしています。島田市には「島田市子育て支援ネットワーク」という、地域子育て支援センターや保育園・幼稚園・こども園・放課後児童クラブなど、市内の子育て支援にかかわる多くの団体や関係機関が加入しているネットワークがあります。また、島田市で初めて結成された、身体・知的・精神・難病など、障害種別を超えて横断的な連携を行っている「島田市手をつなぐ育成会」もあります。そういった会に参加し、あらゆる市民の方から直接お話を聞いて市民に伴走する支援を行っています。 その他、母国を離れて子育てをしている外国人家族を対象に、「外国人ママの会」という交流会を定期的に開催しています。言語や生活習慣が異なる日本で、自分たちの国の言語で話すことができ、集まれる場所を設けたいという想いで始まった交流会です。ベトナムやインドネシアなどから働きに来られる方が近年増えているので、このような交流会を続けることで、あらゆる島田市民にきめ細やかなサポートをしたいですね。 ■静岡県全域のパートナーシップ制度導入に向けて、多様な性のあり方への理解促進を目指す! 静岡県では2022年度中にパートナーシップ制度が導入される予定となっています。島田市では、その県の制度をただ導入するのではなく、より島田市民一人ひとりに寄り添えるものにしていきたいと考えています。多様性啓発に関する専門のアドバイザーに仲間になっていただき、多様な性のあり方の理解促進のための講座を開いたり、相談窓口を設けたりと、市民の声に寄り添った取り組みをしていく予定です。 静岡県内では、浜松市で2020年4月に初めてパートナーシップ宣誓制度が導入されました。実はこの制度を一番最初に申請したのが私の知人の方で、交流を深めていく中で、私たち自身の中にセクシュアルマイノリティに対する思い込みがたくさんあったことに気がつくことができました。今後は、セクシュアルマイノリティの方や支援を表明しているアライの方に寄り添い、行政である私たち島田市と市民の方や事業所の間の架け橋となっていただけるような方のお力をお借りして、誰もが笑顔で安心して暮らせるまちづくりを進めていきたいです。 ■「子どもにとってより良い施策を行う」を基本の柱とした子育て支援。 島田市は家庭・地域・行政がひとつになり、子どもを中心として、子どもにも親にも優しい子育てを応援しています。具体的には、フィンランドのネウボラという制度を参考にした「島田市版ネウボラ」を導入しています。ネウボラとは、フィンランドで約100年続いているシステムで、妊娠した母親1人につき1人の担当保健師がついて悩み事の相談に乗ったり、母子健康手帳の交付や健康診断の支援を行うものです。島田市では、母子健康手帳の交付時に担当の保健師を紹介し、出産前のサポートから出産後の訪問やその後の検診のサポートまで一貫して行っています。2019年度に島田市が日本で初めてネウボラを参考にした制度を導入しました。子育てをする母親や父親が孤立することを防ぎ、「1人じゃない」ということを感じていただきたいです。
■「市民ファースト」でまちづくりを進める、人口10万人程度のちょうど良い田舎まち・島田市 島田市は、静岡県の中部に位置する市です。北には南アルプスへ続く山々が連なり、南西には緑豊かな牧之原台地が広がっています。県指定文化財の旧東海道石畳、国指定文化財の諏訪原城跡など歴史や文化があふれる温暖な都市です。市全体で子育てを応援しており、日本全体では少子高齢化が進む中、島田市ではこれから家を建てようとしている30代や10歳以下の子どもの数は増えています。 島田市での暮らしについては、「すんでご島田」(https://iju-shimada.jp/ )のサイトからでもご覧になることができます。ぜひサイトを訪れてみてくださいね。 私たち島田市役所のミッションは、島田市民に幸福になっていただくことです。今だけではなく10年・20年先も、島田市が若い方々にも選ばれるまちでありたい。そして、島田に暮らし続けるあらゆる方々が暮らし続けてよかったと思えるまちでありたい。その思いを胸に、日々島田の今をあずかり、島田の未来を作る仕事をしています。 市役所では各種手続きや水道・交通の整備など、市民の暮らしに直結している多種多様な業務を行っています。「市民ファースト」の考えを大切にしており、近年では市民の暮らしをより便利にするためのデジタル化にも力を入れているんですよ。 ■市民と行政がお互いに顔を見ることができるちょうど良い距離感。 島田市の人口は約10万人で、多すぎず少なすぎず、行政と市民とがちょうど良い距離感を保つことができる規模です。街を歩いていると市民から「市長!」と呼びかけていただくこともあり、お互いに顔を見て話すことができるんです。市民の方とお話をしながら、市内で販売されているお団子や豚汁等を食べることもあったりと、日々市民の方と交流しています。 私自身が市民一人ひとりに寄り添って働くことを大切にしているので、市役所の職員に対しても「あなたの仕事の先に市民の顔が見えますか?」ということをよく尋ねています。市役所でのお仕事は、条例や制度に縛られることが多いですが、私たちはルールのために働いているわけではありません。市民に笑顔で安心して暮らしていただくために働いているということを、常に意識してほしいです。 また島田市では、市民一人ひとりの声を受け取ることが大切だと考えているため、市長宛のお手紙やメールをいつでも受け付けています。受け取ったらまずは担当からお電話で受け取った旨をお伝えし、返信をご希望される方には、どれだけ時間がかかっても丁寧にお返事をしています。 ■市民の方の笑顔や感謝のお声が直接寄せられるお仕事! お互いに顔が見えるちょうど良い距離感だからこそ、市民の方のお声を直接私たちが受け取ることができます。自分で買い物に行くことができない中山間地に住む高齢者の方に向けて、民間の事業者と連携して、食べ物や日用品の移動販売車を導入したことがあります。そのときは、市民の方から笑顔で「ありがとう」という言葉をかけていただいたこともあります。 私たちは、島田市民の生活に寄り添った「生活者目線」の施策を進めるために、「島田が大好き」と心から思える方にぜひ仲間になっていただきたいと考えています。島田市民の生き生きとした顔を見て、島田市外から来た方も島田市のことを魅力に感じてくれる。そんな良い循環を島田市役所からつくっていきたいですね。
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業種 | 団体・連合会・官公庁・独立行政法人 |
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所在地 | 〒427-850 静岡県島田市中央町1-1 |
設立年月日 | 2005年5月 |
従業員数 | 1433 |
会社URL | https://www.city.shimada.shizuoka.jp/index.html |