G.C.PRESSは、1979年設立の日本のペーパーステーショナリーブランドです。 上品で洗練されたデザインとクオリティを誇る商品は、全て自社デザイナーによる100%オリジナルデザイン。 紙質や素材の選定からディテールまでこだわりぬき、高品質で親しみやすくも気品あふれるステーショナリーを生み出し続けています。 「手紙を書く文化」「気持ちを贈る文化」を大切に守り、発展させていきたい。コミュニケーションの手段が多様化している今日だからこそ「書く」という温もりのあるコミュニケーションを通じて、大切な人とのつながりを深め、より豊かな生活を送ってほしい。そんな想いを持ってデザインされたブランドです。
G.C.PRESSは現在、社員のほとんどが女性です。 社長とデザイナー、生産管理部門の男性2名を除き、約20名のスタッフは女性で構成されています。女性が中心となって活躍している組織です。 こうした環境もあり私たちは以前から、お子様1人あたり年間約10万円の子育て支援金を支給したり、コアタイムのないスーパーフレックス制度を導入したり、ライフステージの変化に柔軟に対応できる働き方を整えてきました。 週に数回の在宅勤務も当たり前に行われており、子供の急な発熱や学校行事などがあっても、誰に気兼ねすることなく早退やリモートワークへの切り替えができる風土があります。 これは単なる福利厚生ではなく、社員一人ひとりが生活を大切にしながら、長く働き続けられるための基盤です。 コロナ禍以前からこうした体制があったため、社会環境が変わっても、私たちはスムーズに業務を継続することができました。 ■ なぜ、多様性を求めるのか 女性が活躍しやすい環境であることは私たちの強みですが、それは結果論に過ぎません。 「男性だから」「女性だから」ではなく、「手書きの文化が好きだから」という一点でつながれる仲間であれば、性別やバックグラウンドは関係ないと考えています。 私たちが扱っているのは、非常に繊細な「感性」が求められる商品です。 お客様が売り場でカードを選ぶ時の表情、ふとした瞬間に手に取る便箋の色、誰かを想ってペンを走らせる時の気持ち。そうした微細な心の動きに共感できるかどうかが、私たちの仕事では何よりも重要になります。 「自分が使わないものを売る」ことは難しいものです。「営業だから売らなければならない」と頭では分かっていても、日常的に手紙を書く習慣がなかったり、かわいいカードを見て心が動く経験がなかったりすると、どうしても商品をお勧めする言葉に実感がこもりません。 だからこそ今、私たちがダイバーシティの観点で求めているのは「手書きのメッセージに価値を感じる感性や心を持った方」の視点。これは、生物学的な性別に縛られる話ではありません。 日頃から「気持ちを伝えること」を大切にし、美しいものや可愛らしいものに共感できる「心」を持っている方であれば、私たちの仕事にやりがいと熱意を持っていただけるはず。 それでいて、これまで私たちが持てていなかった視点から、新しい風を吹き込んでくださる方と出会いたい。 その想いから今回、より多様な感性をもった方達と出会える“JobRainbow”での募集を始めました。 ■ 共通言語は「この商品が好き」であること 私たちの会社において、最も高いハードルであり、かつ絶対に必要な条件。それは「G.C.PRESSの商品が好きで、使ったことがある」ということです。 条件が良いから、働きやすそうだから、という理由だけでは、私たちの仕事は務まりません。 「友人の誕生日にカードを送ったら喜ばれた」「季節の便箋を選ぶ時間が好きだ」。そんな原体験がある方にこそ、私たちの仲間になってほしいと考えています。 多様な感性が集まることで、商品の見せ方や提案に新しいアイデアが生まれるかもしれません。売り場での気づきも変わってくるでしょう。 私たちは、ダイバーシティを「制度」としてだけでなく、「感性の融合」として捉えています。 性別の垣根を超えて、人の心に寄り添える優しさや、細やかな気配りができる感性を持った方々と共に働きたい。そして、そんな多様なメンバーが生み出す商品だからこそ、多くのお客様の心に届く「文化」となると信じています。 100年続くブランドを目指して。私たちはこれからも、多様な個性が輝ける場所であり続けたいと考えています。
私たち株式会社G.C.PRESSは、今年で創業47年を迎えます。 主に行っているのは、グリーティングカードや便箋、封筒、のし袋といった、人と人とをつなぐ「メッセージツール」の企画・制作・販売です。 私たちのビジネスモデルには、少し珍しい特徴があります。それは、問屋さんを通さず、私たちが「ここで販売したい」と心から思えるお店様とだけ、直接お取引をするというスタイルです。 全国の有名百貨店様、ロフト様やハンズ様といった専門店様、そしてその街で愛され続ける老舗の文具店様や丸善様、有隣堂様といった書店様。こうした「一流」と呼ばれる場所に、私たちの商品は置かれています。 企画からデザインまで、すべて自社のデザイナーが手がけ、外部の版権キャラクターなどは一切使いません。100%オリジナルのデザインで、手書きの温もりを伝えるためのツールを生み出しています。 ■ 規模を追わず、ブランドの純度を守るための決断 実は、創業当初から今のスタイルだったわけではありません。 かつては、ファンシーなキャラクター雑貨を中心に展開していた時期がありました。それが爆発的にヒットし、創業から10数年で売上30億円、従業員100名規模の会社へと急成長したのです。 しかし、流行り廃りの激しいキャラクタービジネスには、どうしても「消費される」という側面がありました。 「100年、1000年と続くブランドになるためには、何が必要か」。そう考えた時、私たちはメーカーとして、もっと本質的な価値を提供しなければならないと気づいたのです。 私たちは売上規模を追うことよりも、G.C.PRESSというブランドが長く愛され続ける道を選びました。 現在、従業員数は30名弱となりましたが、百貨店や専門店での露出度は、売上が30億円あった頃よりも高まっています。 会社の規模を半分以下に縮小してでも、「書く文化」の本質に専念し、「本物」を追求したあの方針転換は、間違っていなかったと確信しています。 また、私たちの歴史を語る上で欠かせないのが「絵本出版」です。1987年にはボローニャ国際児童図書展でグラフィック賞グランプリをいただき、これまでに約100冊を出版してきました。 雑貨のキャラクターはどうしても表面的なものになりがちですが、絵本という媒体を通すことで、その背景にストーリーや奥行きを持たせることができます。キャラクター商品の取り扱いをやめた現在は新刊の販売こそしていませんが、「絵本から生まれた世界観」という背景は、今の私たちの商品づくりにおける大切なアイデンティティとなっています。 ■ 「書く」という本能は、時代が変わってもなくならない 「手紙」というと、どうしても「時候の挨拶から始まる長い文章」や「毛筆での縦書き」といった、格式高いものをイメージされるかもしれません。 確かに、デジタルツールの普及により、そうした本格的な手紙の需要は減りました。 しかし、私たちは決して「手紙は斜陽産業だ」とは考えていません。なぜなら、人間には「自分の手で書き、思いを伝える」という本能があるからです。 時代に合わせて、コミュニケーションの形は変わります。 かつて便箋が売上の8割を占めていた時代から、今は5割以下になりました。その代わりに増えているのが、ハガキサイズのミニレターパッドや、一筆箋、ショートメッセージカードです。 長い文章を書くのは億劫でも、プレゼントに一言添えたり、職場の同僚のデスクに「ありがとう」のメモを残したり。デジタル全盛の今だからこそ、手書きのひと言が持つ温度感は、以前にも増して特別な意味を持つようになっています。 私たちは「モノ」を売っているのではなく、「文化」を売っている会社です。 流行のタレントさんを起用したカードなどは作りません。あくまで王道を行き、肉筆の温かさをどうやって現代のライフスタイルに合わせて提案していくか。そこに全力を注いでいます。 お子様が一生懸命に書いた手紙から、大人がしたためる感謝のカードまで。「書く」という行為がなくならない限り、私たちの役割も終わることはありません。 これからも時代に合わせた変化を恐れず、しかし「手書きの良さ」という芯の部分はぶれることなく、日本、そして世界へこの文化を発信し続けていきます。
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働き方
| 業種 | 日用品・雑貨 |
|---|---|
| 所在地 | 〒1510053 東京都渋谷区代々木5丁目48-1 |
| 設立年月日 | 1979年1月 |
| 従業員数 | 20 |
| 会社URL | https://gc-press.com/ |