【 2/18開催レポート 】賢者屋×JobRainbow、LGBTの「 居場所 」と「 幸せ 」を作る1DAYインターンシップ!!
【1DAY賢者屋インターン開催レポ&体験談】
2018年2月18日日曜日、株式会社賢者屋にて、JobRainbowとコラボした1DAYインターンシップが開催されました!!
書類審査と電話面接を通過して、北は北海道、南は沖縄まで、全国津々浦々から総勢40名の方が参加してくれました!!
インターンのテーマは、「LGBTQ+の「居場所」と「幸せ」」。
日本では、周囲にLGBTがいないと感じている人が過半数を占めています。
その実、LGBTの割合は約7.6%。左利きの人とほぼ同じ割合です。
自分がLGBTであることをオープンにせずに、できずに、生活している人が大勢いるのです。
“自分だけが違うんだ、隠さなきゃいけないんだ”と感じるとき、そこは、その人にとって幸せな、安心できる「居場所」でしょうか。
というわけで、今回のインターンシップでは、LGBTならではの課題を踏まえた上で、「居場所」によってその課題を解決し、「幸せ」をつくるための事業を考えてもらいました。
さっそくその開催レポートと参加者の体験談をお届けしたいと思います。
この日の主なコンテンツは
- 賢者屋の会社説明
- 他人と自分の「幸せ」のつながりについて考えるワークショップ
- 現状の日本のLGBTが抱えている課題共有
- 新規事業立案グループワーク
- バレンタインパーティー
と盛りだくさん!
途中で美味しいお弁当が配られ、笑い声の溢れるランチタイムがあったり、賢者屋のスタッフや社長(!!)に直接話を聞ける座談会が開催されたりと、大変充実した1日になりました!!
▼最初のワークショップでは、各々の参加者が幸せについてとことん考えました。
グループでまとめるのは大変だったけど、みんなのオリジナリティに溢れた「幸せ」が1枚の絵に!!
▼お弁当を食べたらさっそく新規事業立案開始!
グループ全員で「どんな課題を解決したいのか」「誰の幸せのための事業なのか」「どうして居場所につながるのか」などなど…とことん追求します!!
※プライバシー保護のため、画像にはモザイク処理を施してあります。
▼様々な角度から「居場所」「幸せ」について考え抜いた参加者たち。
現実との兼ね合いの中で、時には厳しいフィードバックを受けながらも、LGBTの中高生が悩み相談の電話をすることができるアプリケーションの開発や、性別にかかわらず好きな服を選べることを徹底させたブランドの立ち上げなど、自分なりの方法でLGBTQ+の課題解決を目指します。
※プライバシー保護のため、画像にはモザイク処理を施してあります。
▼株式会社賢者屋の佐藤社長から直々にフィードバック!!
理念とビジネスの両立の難しさを実感している社長。とても熱い想いに溢れているのが伝わってきました。
※プライバシー保護のため、画像にはモザイク処理を施してあります。
【参加者の声をお届けします♪】
▼株式会社賢者屋の印象はどう変わりましたか?
・今までこのようなLGBTに関する会社をまったくしらず、実際に活動している所を見ることができてよかった。社員の方もインターン生の方も自分たちの仕事に誇りをもっているように見えてすばらしいと思った。(Y/B/3年)
・もともとは単なるフリースペースを提供してくれるところ、という印象でしたが、今回の1日インターンに参加して見て社員さんの明るくて楽しそうな様子だったり働き方だったり(社長のユニークさだったり…)を知り、すごく面白そうな会社だな、という印象に変わりました。(ぴー/ストレートアライ)
・会社がどのような事業を行っているのか知れて良かったです。ベンチャーというイメージしかなかったのですが、今回参加したことで、人々の幸福追求を目指す素敵な企業だと感じました。(ぴーや/レズビアン・アセクシャル/女子大)
▼新規事業立案ワークはいかがでしたか?
・自分や周りの人、全ての人が幸せになるためにはどうすれば良いか深く考える機会がなかったので、今回ワークショップで考える機会を頂き、貴社についても学べとても良かったです。(FtX/経済学部・経済学科)
・事業モデルを新規で立案することの難しさや、LGBTをターゲットとした非営利・ボランティアではなくビジネスであるという点、自分たち自身もLGBTであるけど知らないこともたくさんあり、非常にタメになりました。またタイムマネジメントの大切さも実感しました。(Y/ゲイ/C大法学部)
・事業立案というものを初めて経験して、その難しさやビジネスとして成り立たせるというのが大変だと感じました。すごく良い経験になりました。(R/ゲイ/F大)
▼本日の感想をどうぞ!!
・他の参加者の事業イメージがそれぞれ個性的で興味深かったです。課題となることは同じなのだと感じました。セクシャリティが様々な人と交流できて良かったです。(ぴーや/レズビアン・アセクシャル/女子大)
・いかに無自覚にマジョリティが社会的特権を享受していたか知った。日本のLGBTの環境について理解が深まった!「今日、私はセクシュアルマイノリティになりました」
・20分の中で進めていくことはとても大変だったけれど、色々な意見や考え方を聞くことができてよかったです。知り合いでない人の中で様々なセクシュアリティを持つ方との交流は初めてだったので新鮮な気持ちでした。
・事業モデルやビジネスモデル 理念について初めてあんなにみっちり考えました。所属しているボランティア団体で事業立案のワークはしたことがあったのですが、非営利なので、ビジネスの要素を考えるのは難しく、さらにターゲットは自分たLGBTということで、自分たちのことですら、情報をあまり知らず、大変でした。でもその分、かなりタメになったので、他のイベントやワークも参加してみたいと思います。(Y/ゲイ/C大法学部)
ジェンダーもセクシュアリティも年齢も参加地域も様々な参加者が一堂に会し、「幸せ」「居場所」をテーマに切磋琢磨した、本当に忘れられない1日になりました!
このインターンシップは今後も定期的に開催予定です。今回のインターンシップに参加できなかった人は、次回のインターン情報を待ってくださいね♪