ジョンソン・エンド・ジョンソンには、LGBT当事者もアライも自分らしく働ける環境がある!【ジョブレインボーLGBT仕事博2020】
ジョンソン・エンド・ジョンソンでのお仕事の魅力や、LGBTに関する取り組み、D&Iの取り組みへの想いとは?お話を伺いました。
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だれもがキラボシ!誰もが輝ける場所がここにある。アワーズが社員の笑顔を一番に考えるワケ【ジョブレインボーLGBT仕事博2020】
アワーズが経営する、陸・海・空のさまざまな動物や自然とのふれあいがテーマの「アドベンチャーワールド」。そこは、誰もが「キラボシ」になれる夢のような場所。社員、お客様、そして社会に笑顔を輝かせるため、一人ひとりに誠実に向き合うアワーズの姿勢に迫ります。
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LGBT向けの保険商品を扱う R&C グループの社会貢献に対する姿勢に迫る!【ジョブレインボーLGBT仕事博2020】
R&CさんはLGBTフレンドリーな保険であるパートナー共済を開発した保険会社です。新しい試みにはリスクがつきものですが、ブルーオーシャンへと果敢に漕ぎ出すその原動力は、一体どこから湧いてくるのでしょうか?
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LGBT仕事博オンライン楽しみ方ガイド!【参加&操作マニュアル】
9月26日・27日に開催する、ジョブレインボーLGBT仕事博に向けて、オンライン参加の方法を解説します。また、すでに申込みを済ませた方向けに、参加準備と操作説明、そしてイベントの楽しみ方紹介を行います。
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国内最大級のLGBT+コミュニティ!EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングが伝えたいこと──個の多様性を活かしたより良い社会の構築【ジョブレインボーLGBT仕事博2020】
「それぞれ個性や価値観を力に変え、個人の能力を最大化する」ことを目指して、本質的な取り組みを進めているEYアドバイザリー・アンド・コンサルティング。こちらの佐々木さん・中田さん・中山さんにお話を伺いました。
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モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンの伝統と革新を支える多様性とは?【ジョブレインボーLGBT仕事博2020】
ジョブレインボーLGBT仕事博2020に出展するLVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパンの白澤さんと矢寺さんにお話を伺いました。LVMHの根底にある「多様性が当たり前の文化」とは?「安心して自分のパフォーマンスが発揮できる会社」と語る背景には、どのような思いがあるのでしょうか?
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ベルシステム24は、LGBTQだけでなく27000人の社員の「個」に向き合います!【ジョブレインボーLGBT仕事博2020】
「ジョブレインボーLGBT仕事博2020」に出展する株式会社ベルシステム24の人事採用グループの関さん、斎藤さん、ダイバーシティ推進グループの川田さんにお話を伺いました。業界を絞りたくない、自分の目的に合った働き方をしたい、様々な価値観を持つ人たちの中で働きたい方は必見です!
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「個性は、可能性。」日の丸交通によるLGBT推進への情熱とは【ジョブレインボーLGBT仕事博 2020】
「ジョブレインボーLGBT仕事博2020」に出展する日の丸交通で採用に携わる古舘さん、鈴木さん、今田さんの御三方からお話を伺いました。「車を運転するのが好き。」「一期一会な毎日を過ごしたい。」そんなあなたにこの記事をお届けします。
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エコロジーとエコノミーの両立だけじゃない。TBMが真のサステナビリティ実現のために追い求めるダイバーシティ&インクルージョン【ジョブレインボーLGBT仕事博2020】
渋谷ヒカリエホール・ホールAで開催される「ジョブレインボーLGBT仕事博2020」に出展する株式会社TBMで採用・組織づくりに携わる村上さんと、サステナビリティ推進の陣頭指揮をとる羽鳥さんの御二方からお話を伺いました。
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LGBTに本気な、飲食業界屈指の上場企業!物語コーポレーションの「個」【ジョブレインボーLGBT仕事博2020】
9月26日(土)、27日(日)にオンライン開催いたしました、「ジョブレインボーLGBT仕事博2020」は大盛況のうちに終えることができました。来場してくださったのべ1103名の皆様、ありがとうございました!本イベントの反省もふまえて、私たちJobRainbowはこれからもあなたの「自分らしく働ける職場」を探すために情報を発信していきます。今後ともJobRainbowをよろしくお願いいたします。2020年9月26日(土)・27日(日)、オンラインにて「ジョブレインボーLGBT仕事博2020」が開催されます。今回は、本イベントに出展する株式会社物語コーポレーション、人財開発部の田中さんにお話を伺いました。物語コーポレーションは、国内外で5業種15業態、約550店舗(FC店を含む)を展開している東証一部上場企業です。「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」と聞くと、身近な人も多いのではないでしょうか。「赤信号、みんなで渡れば怖くない。なんてことはありません」と田中さんは語ります。「あ、赤信号だ、止まろう!」「歩道橋があるよ、あっちに行こう!」個性やダイバーシティがあれば、新しい視点が増え、見過ごされてきたものに気づくことができます。自分の想いや感情を、自由に、自分らしく表現できる人間でありたい、またそうできる環境づくりに尽力する企業でありたい……そんな、個を大事にする物語コーポレーションでの、「自分物語」の紡ぎ方を聞きました。同性パートナーを登録できた同僚。積み重ねてきた取り組みとは──御社で取り組まれているダイバーシティ推進のための取り組みを具体的に教えてください。2018年から、Jobrainbowさんの協力も得てたくさんの改善と環境整備を行ってきました。まず、同性パートナーが社内で法律婚と同じ待遇を受けることができる「ライフパートナーシップ制度」を導入しました。この制度の導入によって、まだ同性婚が法律上認められていない日本で、法律婚カップルと同等の待遇を受けられるようになりました。具体的には、結婚お祝い金や、配偶者手当、同居できない場合には単身赴任手当や帰省旅費の支給などを行なっております。実際に、社内でライフパートナーシップ制度の申請をして認められている方がいます。その方は、個が尊重されていることを感じ、自分らしさを大切にすることができると言っていました。オールジェンダートイレも設置しています。ここ東京フォーラムオフィスは、1階から4階まであって、1階と4階がオールジェンダートイレになっています。男女別の方が安心できる方もきちんと尊重されるように、1階と4階はオールジェンダートイレにしつつ、あえて2・3階は男女別トイレにしています。あくまで、誰もが生き生きと働けるような環境を整えることを大切にしています。他にも通称名使用承承認や、誰でも相談することができる「物語あんしん相談室」を設置しています。──今回、LGBT仕事博に参加する理由やきっかけを教えてください。僕たちは、一人ひとりが自分らしく働ける社内環境をしっかりと整備し、社内のみならず、社会に向けての個のマインドを広げていきたいと思っているからです。昨年3月のJobRainbowさんの合同採用イベントにも出展させていただいたほか、LGBTミニインターンシップなどのイベントで、これまで多くの方と出会い、実際に選考に来ていただいた方もいらっしゃいます。イベントに来て頂けるLGBT当事者の方も、非当事者の方も、皆さん「自分らしさ」を大切にしている人が多いと感じております。また、当社の理念である「Smile&Sexy」と親和性が高いとも感じております。当事者の方たちは、生まれた時から自分の「性」と向き合い、たくさんの壁にぶつかり、乗り越えてきたからこそ、高い思考力や、成熟した考えを持っていたりと、優秀な方が多いと感じます。世界を変えていきたいと思っていたり、頼もしくて僕も尊敬できる方が多くいて。でもやっぱり不安であったり、怖いところはあると思うので、そこを僕たちができるかぎりサポートしていきたいですね。取り組みに賛同する120通のアライからのメール──取り組みを導入してから、社内に変化はありましたか?声をあげてくれる方が増えてきました。最初に、広報・IR室が性的マイノリティの方に関する情報を、トピックとして社内報でとりあげました。その時「会社にこんな制度があったらいいのではないか」「自分はアライとしてこうやってサポートできますよ」というアライ宣言メールが、なんとおよそ120通も、社内で飛び交いました。また教育面では、社員の90%以上がLGBT研修を受けました。知識がないことで傷つけてしまうことが怖かったので、ダイバーシティ推進の取り組みという面でも良かったですし、今後はこれを継続していかなければならないと思っています。なので、今は内定者の段階でもダイバーシティに関する研修を受けてもらっています。また直近ですと、店舗のパートナー(アルバイトスタッフ)に対してのダイバーシティ研修や、当事者新入社員を受け入れる店長に向けた受け入れ研修も始めました。僕自身、元々抵抗や偏見はほとんどありませんでした。でも、僕の人生を振り返った時に、知らず知らずのうちにLGBT当事者の方を傷つけてしまったかもしれない、とハッとしました。自分の経験も踏まえて、知識がないことで誰かを傷つけないよう一度目を向けて欲しいと強く思います。──どんな点が会社・職場・仕事の魅力だと考えていますか?全てのブランドを自社開発でつくっている、という点も魅力の1つです。マーケティング調査、お店を建てる前の物件の調査、内装、外装、デザイン、メニュー、商品開発、店舗運営など、全てにおいて自分たちが行っていく、ということを大切にしています。なので、皆さんそれぞれの個性が発揮できる環境はきっとあると思っています。また、LGBTやダイバーシティに関する取り組みでは、当事者の方の声も取り入れています。実際に僕の同期には当事者がいて、カミングアウトしてダイバーシティ推進のプロジェクトに関わってくれています。私はストレートの男性なので、当事者の方の気持ちにどれだけ寄り添っても、どうしても気づけないこと、わからない部分があります。そんな時、当事者の方が声をあげて議論に加わってくれるからこそ、スピーディで適切な改善ができると思っています。声をあげることを、当事者の方にとっても、僕たちの会社にとっても、有意義で意味のあるものにできるようにしています。「第一歩」を踏み出したなら、「第二歩」を僕たちのところへ──LGBT仕事博の参加者へメッセージをお願いします。「第二歩」を僕たちのブースでふみ出してくれたら嬉しいです。「自分らしく生きてくれ」とか「自分らしくアピールしてください」とかおこがましいことは言えません。もちろん不安なこともあると思います。でも、ここに来てくれること自体が、主体性があって向上心がある証拠だし、「第一歩」を踏み出していることであって、素敵だと思うんです。その後の「第二歩」として、僕たちのブースに踏み込んでくれたら嬉しいです。採用のことでも就活のことでも何でもいいです。プロジェクトメンバーだけでなく、採用のメンバー、当事者の先輩社員を含めて10人程のメンバーで迎え入れます。ぜひ、気軽に立ち寄ってください。JobRainbow編集部から見えづらく、埋もれてしまいがちなマイノリティの方々にもスポットライトを当ててくれる物語コーポレーション。知らないままで終わらせようとせず、傷つく人がいなくなるようにどうすればいいかを考え、行動し続ける姿に感動しました。個を大事にして、「自分物語」を紡ぐことができる会社で働きたい。そう思った方はぜひ「ジョブレインボーLGBT仕事博」でお話してみてください!web説明会を実施します!JobRainbowからの面接の全てを受け持ってきた、新卒採用担当の田中さんがみなさんと画面越しにお話しします!4月に2回開催し、新卒・中途問わずたくさんの方に参加していただいた、大好評の企画です。5月はさらにパワーアップ。新卒採用担当だけでなく、中途入社の社員も、質問コーナーと座談会に参加します。物語コーポレーションはどんな会社なのか、どういうふうにLGBTフレンドリーなのか、ぜひ体感しにきてくださいね。【5/10(日)web開催】大好評企画第4弾!LGBTフレンドリー人事が語る!物語コーポレーションweb説明会予約受付ページ:https://jobrainbow.jp/recruitments/1455【5/17(日)web開催】大好評企画第4弾!LGBTフレンドリー人事が語る!物語コーポレーションweb説明会予約受付ページ:https://jobrainbow.jp/recruitments/1454仕事博で募集する職種募集対象:新卒・中途事業内容:外食事業(東証一部上場)職種:総合職業務内容:まずは店舗でリーダーシップやマネジメントを学んでいただき、店長を目指していただきます。その後商品開発、立地開発、成長戦略、開発企画・デジタルマーケティングなど多岐にわたる分野で活躍できます。新卒採用はこちら、中途採用はこちらJobRainbow独自の企業情報ページはこちら法人名株式会社物語コーポレーション[…]
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ファンの熱量を可視化する!ITベンチャーSKIYAKIがLGBTを考える理由とは【ジョブレインボーLGBT仕事博2020】
「ジョブレインボーLGBT仕事博2020」に出展する株式会社SKIYAKIの人事担当・生沼綾子さんにお話を伺いました。「世界中の人々を幸せにしたい」「面白い環境で成長していきたい、好奇心旺盛」、そんな方はぜひお読みください。
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LGBTフレンドリーな保険代理店R&C株式会社の「パートナー共済」が生まれたきっかけ
LGBTフレンドリーな総合保険代理店として知られるR&C株式会社が、「レインボー共済」を提供予定です。LGBTフレンドリーな「レインボー共済」誕生のきっかけや、「レインボー共済」に込められた思いとは?
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LGBT研修とは?【企業・団体の取り組みまとめ】
LGBT研修とは?LGBTに関する基礎的な知識を知っていただいた後に、実際のケーススタディの紹介、それを用いてのグループワークを行います。ただ情報を摂取することはインターネットでも可能ですが、実際に頭を使って考え、アウトプットする体験は、今後の参加者の皆さんの意識面において変化をもたらすきっかけになると信じています。
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LGBT研修・採用ならJobRainbowにお任せ!
今回はJobRainbowが提供するLGBT研修について、何故必要なのかについても含め紹介します。また、研修以外に提供しているLGBT採用・LGBTコンサルティングも紹介!
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個性にあふれた世界のために、多様性は「あたりまえ」?アダストリアのカルチャーにせまる!
LOWRYSFARMやGLOBALWORKなど、有名なブランドショップを多数展開しまさに性別に関係ない人気を誇る株式会社アダストリア。2年連続でTOKYORAINBOWPRIDE(以下TRP)に出展するなど社外イベントに参加するだけでなく、参加できなかった従業員を巻き込むための社内イベントも積極的に行なっています。そんなアダストリアが取り組みを本格化させたのは昨年から。この短い期間で、ダイバーシティを意識する社風がここまで急速に醸成されているのは、並々ならぬ思いがあったから。今回はそんなアダストリアの思いについて、人事部長の市岡千明さんとCSR担当の深川智子さんにお話を伺いました。LGBTフレンドリーな企業の雰囲気を知りたい求職者の方は、ぜひこのコラムを読んで、多様性を「あたりまえ」とするアダストリアの雰囲気を感じてみてください!アダストリアがダイバーシティを推進する背景–取り組みを始めたのは昨年とのことですが、それまで「ダイバーシティ」は意識されていなかったのですか?市岡さん(以下敬称略):アダストリアでは今まで、ダイバーシティという言葉が多用されていたことはありませんでしたが、時代が変わる中で会社も変わっていく必要がある、との考えがありました。例えば、当社では現在300人近くの方が、産休から戻り時短勤務をしています。私が子供の頃、働いている母親はほとんどいませんでしたが、この数を見てみると、会社のあり方と共に社会の風潮は変わってきたな、と感じます。社会が変化するからこそ会社も変わり続けていかなければいけません。LGBTに関してはあえて意識したことはありませんでしたが、組織の多様性が求められる社会に変化したことで、当社も改めて取り組みを振り返る必要があると感じました。その中で整備すべきことに対して取り組んできたというのが経緯です。LGBTや障がいの有無にかかわらず、多様な人材が活躍できる組織でなければ会社も成長しません。-まさに時代を先取りしていたんですね。ダイバーシティ推進に関して、社内で反対意見はありましたか?市岡:全くありませんでした。取り組みを進める前に、LGBTに対してどのような対応が求められているのか、社内でヒアリングをしてみたんです。すると、今から10年前には、現場レベルでトランスジェンダーの方の通称名利用が自然と認められていることがわかったんです。昔はお客様に渡すレシートに従業員の名前が出る仕様だったのですが、戸籍上は女性の方から女性としての名前は載せたくない、という相談があったそうなんです。それを共有した時、「こういうところにも配慮しないと、個人がのびのびと働けないな」と皆が初めてわかったんです。また、結婚後に旧姓を継続して使いたい人もいるので、社内では自分の望む名前を使えるようにしました。これが10年前の話です。-トランスジェンダーの方が働きやすいように制度を変えることで、それがトランスジェンダーでない方の「働きやすさ」も実現されたんですね。深川さん(以下敬称略):そもそも、私たちのミッションは「ファッションと人生を楽しみ、個性にあふれた世界をつくる。」であり、Playfashion!をスローガンとして掲げています。従業員やお客様にはそれぞれ異なる背景や価値観があります。私たちの場合、女性・障がい者・LGBTの方が近くではたらいているのが当然のことすぎて、逆に知ろうとする思いが薄れてしまいがちだったんです。でもこうして世の中が変わるなかで、改めて社内外にアダストリアでは様々な人が「あたりまえ」に活躍していると伝えるべく、本腰を入れて取り組みを始めました。-無視されていたから取り組みを開始したわけではなく、多様性が「あたりまえ」すぎて意識されていなかったからこそ取り組みを始めたというのは、非常に珍しいケースですね。具体的にどんな取り組みをしている?-制度面でも大きな変化があったと伺ったのですが。深川:昨年の夏から社内規定において配偶者に同性パートナーを追加し、結婚・育児・介護休暇の手当も厚くなりました。また、社内研修に「あたりまえ」のこととしてLGBTに関する内容を盛り込んでいます。啓蒙・啓発活動としては、TRPやOUTINJAPAN(セクシュアルマイノリティのカミングアウト・フォトプロジェクト)への参加や、人事部研修です。イベント前後に行う社内でのMEETUPでは、何を感じたか社内で共有したうえで、イベント参加に活かしたり、得たものをイベントに参加できなかった人にどう伝えていくか考えています。市岡:人事部としては、「当たり前」のことしかしていません。一人一人にとって働きやすい環境を整えるのはLGBT云々関係なく、全社員に対して同様のことです。LGBTに関する内容を規定に追加したのは去年の8月からで、就業規則においてセクハラの対象にセクシュアルマイノリティ・同性を追記し、女性表記も廃止しました。-女性表記の廃止、とは?深川:「女性に限る」など性別を二つに分けた表現を使わないようにしています。レディースのブランドスタッフを募集するときにも性別を限定しませんし、休暇規定にある「生理中の女性社員」「妊娠中の女性社員」などの文言も「女性」は削除しました。生理や妊娠は、性自認が女性の方だけが経験するものとは限らないためです。-例えばFtM(女性として生まれ男性の性自認を持つトランスジェンダー)の方などにとって、生理などの話題は無視できませんからね。でも、そういった言葉の使い方一つで当事者だけが居心地の悪さを感じるといったケースも多い中で、アダストリアの配慮は非常にきめ細やかに感じます。市岡:もちろん今までも問い合わせがあれば「いいですよ」と言っていましたが、規定が変更されると全社配信されるので、社内に向けたメッセージにもなるんです。制度がいつの間にか変わっていても、利用されなくては意味がないですし、変更そのものが、全社員に対する気付きになってほしいと思っています。TRPとアダストリア-TRPに出展したきっかけや理由をお聞かせください。深川:最大の理由は、「ファッションと人生を楽しみ、個性にあふれた世界をつくる。」という思いがTRPのコンセプト「らしく、たのしく、ほこらしく」と重なったからです。自分らしいファッションを楽しむことで、誇らしい人生が送れるんじゃないかなと。深川:昨年はnikoand…(アダストリアの展開するブランド)としてパレードに参加していたんです。ブースでは下着やnikoand…のバッグを販売したのですが、物販にこだわっているわけではありません。ただ、目に見えるものを販売することで、アライを表現するきっかけにもしてもらえるかなと。-好きなものを身につけてアライが可視化され、LGBTが生きやすい社会にもつながるというのは素晴らしい発想ですね。求職者やお客様が、こうした活動について話すことはありますか?深川:取り組みの多くがお客様や求職者にはまだ見えない部分だからか、そこまではありません。だからこそ、取り組みを継続してわかりやすく私たちの姿勢を可視化しないといけないとも感じます。そうすることで、だんだんと求職者の方やお客様に私たちの取り組みが伝わっていくのだと思います。今はまだ道半ばですが、続けることで大きな波になると信じています。市岡:その一方、体感ですが社内ではカミングアウトが増えてきたように思えます。もちろんカミングアウトしたからどうこうということはないですが、そういう文化が醸成されてきたこと自体はいいことだと思います。-そもそものカルチャー面も変わってきたことで、安心できる人が増えてきているんですね。そういえば、アダストリアにはゲイをオープンにして活躍する社員の方がいらっしゃると思うのですが、その方はどうしてカミングアウトしたのでしょうか?深川:そのスタッフは四国に配属されていたのですが、昨年OUTINJAPANが松山で開催されたとき、「自分が出ることで他の人が働きやすくなればいいな」との思いがあったようです。今は販売員・店長・本部社員など様々な立場の人がオープンにしています。-いろんな立場の人が自分を出しているからこそ、「自分も」と思える人が多いんですかね。LGBT以外のダイバーシティ-アダストリアではLGBTだけでなく障がいを持つ方や女性の活躍推進にも力を入れているそうですが、具体的にどのような取り組みを実施しているのですか?深川:特例子会社で障がい者雇用を促進していますが、そもそも障がいを持っている方でもあたりまえに働けるのが「普通」だと思っているので、今まさに活躍の方法と機会を特例子会社と言う枠に囚われず現場で探っています。女性に関しては元々7割強が女性ということもあり、活躍しやすい環境です。今も管理職の3割以上は女性です。ただ、ある程度上の役職になると急に女性の比率が落ち込んでおり、何が障壁になっていて、変えるべきところはどこか模索している最中です。深川:もちろん、短期的に解決できることではありません。でも、複数の企業が合併を繰り返して成長してきた当社にとって、長い時間をかけて色んな考え方や視点をぶつけ合うことが「アダストリアらしさ」だと思っています。市岡:あとは、社外取締役に女性が増えていることも大きいです。経営層が話し合う場においてもきちんと女性の視点を入れてくれます。女性がいるのが「あたりまえ」でないと、健全に成長できないでしょう。おわりに-最後に、求職者の背中を押すようなメッセージをお願いします!市岡:「○○をやりたい」と明確に持っている人は案外少ないと思います。でも、うちはそういう人たちがやりがいを見つけやすい会社です。お客様から「ありがとう」と言われることは生きがいになりますし、年代ごとに接客のしかたを変えながら様々な人に囲まれて働き続けることで、自分を見つけることができます。興味のある方は、ぜひリラックスして来てください。深川:アダストリアにとって何よりも大事なのは、人の魅力・パワーです。私自身、10年以上こうして働いているのは、周りの人が素敵で居心地が良く、自分の居場所があると感じるからです。仕事には人生の大きな部分を費やすわけですが、自分の存在意義を見つける場、表現の場としてぜひ会社を使ってください。アダストリアでは、やりたいことや自分の人生プランを考えながら働けますよ。「取り組み」の一言からは溢れてしまうほどの想いが、アダストリアの取り組みには詰まっていました。インタビュー時、市岡さんも深川さんも、アダストリアの取り組みは「あたりまえ」であると強調していました。「個性にあふれた世界」を目指し、長い期間かけて培ってきたカルチャーが「あたりまえ」だからこそ、うわべだけではない取り組みは今後さらに進んでいくでしょう。[…]
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【終了】11月4日開催!「企業のダイバーシティ推進部の仕事体験!1DAYインターン」に行くべき4つの理由
2019年11月4日開催、1DAYインターンシップに関する情報です。LGBTフレンドリー企業のダイバーシティ推進部と一緒に企画立案をするインターンシップです。
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【ユーザー視点で比較】求人サイト、何を使うのがいい? 14種類を徹底比較【随時更新】
就職・転職活動をするにあたってお世話になる求人サイト。でも、「多すぎて何を使えばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ユーザー視点で14の求人サイトを比較しました。目的に合わせて使い分けてみてください。
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『 LGBTフレンドリー 』 な企業って、どんな会社なんだろう?
「LGBTフレンドリー」な企業とは何をしているのでしょう。差別禁止規定や福利厚生などの制度面から、だれでもトイレやパートナーシップ制度まで、JobRainbowだからこそわかる「LGBTフレンドリー」企業の実態についてお届けします。
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LGBTフレンドリーな企業を知ろう【先輩社員のメッセージまとめ】
LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字をとったセクシュアルマイノリティの総称)フレンドリーな企業を知りたいと思った時、多くの方は仕事内容や福利厚生といった「形のあるもの」を知ろうとします。
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有楽町マルイ「GENDER FREE HOUSE」押さえておくべき3つのポイント【体験レポート】
「男女の垣根を越えて」ファッションや化粧を楽しむことができるGENDERFREEHOUSE。今回は実際に足を運んで気づいたおすすめポイントを3つ紹介します。
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