面接で志望理由が 「LGBTフレンドリー」はNG?【やりたいこと、やれていますか?】
最近、LGBT求職者の就職・転職活動をサポートしていると、思うことがあります。
本当に、「やりたいこと」出来ていますか?
LGBTフレンドリーな企業で働くことは重要です。オープンに働きたいことも重々承知しております。ですが、そのために自分の「やりたいこと」を犠牲にしてはいませんか? 自分らしく働くために、自分らしく生きることを犠牲にしてしまっては本末転倒。
今回のコラムでは、自分らしく働く際の注意点をまとめてみました!
就職・転職活動中の方は、ぜひ一度、このコラムをお読みください。
1.企業の求める人材~その企業で、「やりたいこと」はありますか?~
私たちがLGBTの就職・転職活動をサポートする際、しばしばこういうことをおっしゃる方がいます。
「とにかく、オープンに働きたいんです」
「LGBTフレンドリーな職場であれば、どこでもいいんです」
LGBTフレンドリーな企業で働きたいという気持ちは痛いほどわかるのですが、遠慮・卑下しているうちに、自分の「やりたいこと」を見失ってはいないでしょうか。
では、皆さんが面接官だったとして、自分の会社を「LGBTフレンドリーだから」という理由で選んでくれた就活生がいたとします。その就活生に、「自分の会社で何をしたいか」と尋ねたら、答えがボンヤリとしている……そんな、明確なビジョンを持っていない就活生を、本当に採用したいと思えるでしょうか?
企業の求めている人材は、自分たちの会社でやりたいことと、働き始めてからのビジョンが明確な人です。ミスマッチを防ぐためにも、そして自分らしく働くためにも。自分のやりたいことを今一度考えなおし、それが定まったうえで、実現可能なLGBTフレンドリーな企業を探してみてください。私たちichooseは全力で、そのお手伝いをいたします。
2.入れ替わる目的と手段~自己実現のために~
働くということは、言ってしまえば、自己実現……自分が自分らしくいるための手段です。「生きる」ことの一部として、「働く」ことがあります。
ですが最近、「働く」ために「生きている」方が多数いらっしゃいます。就職・転職活動中の方だけでなく、今企業で勤務している方にも、そういう方が一定数いらっしゃるのではないでしょうか。
生きて、やりたいことをする。その目的を果たすために、働くという手段をとってほしいのです。
自分らしく生きるには、まず「自分らしさ」を見つける必要があります。何をしたいか、どうなりたいか……それらも含めて、「自分らしさ」です。そういった意味でも、一度立ち止まって、自分のやりたいことを見つめ直してはいかがでしょうか。
3.「自分らしく働く」ことの意味~私たちにできること~
もう聞き飽きたかもしれませんが、自分らしく生きるために、自分らしく働いてほしい……それが私たちの願いです。自分らしく生きるために、やりたいことを決める。そして、やりたいことのできる企業を探し、それらの企業の中から、自分の求める環境が実現されている企業を探す。
その中で、「LGBTフレンドリーな職場だといいなぁ」「オープンに働きたいなぁ」という考えが浮かんでくると思います。そんな時こそ、ichooseです!
ichooseの求人情報は、「社内LGBTサークルあり」「だれでもトイレがある」「LGBT対応の社内制度あり」といった絞り込み検索が出来るだけでなく、各企業の「ダイバーシティに対する取り組み」を見て、じっくりその企業を研究することが出来ます。
逆に、自分らしく働ける環境を考えるにあたり、「そもそもどんな環境があるのかな……」と思った方は、ざっと流し見てみるのもアリですね!
おわりに
どうでしょうか。「自分らしく働く」ことについて、考え直すきっかけになったでしょうか。
企業とのミスマッチを防ぐために、そして何より、自分らしく生きるためには、やりたいことを考えて、皆さんなりの「自分らしさ」を確立する必要があります。
そのうえで、自分らしく働くための環境を考える。そこに「LGBTフレンドリーな職場であること」「カミングアウトして働ける職場であること」といった条件が絡んでくるのであれば、ご安心ください。私たちichooseが、皆さんをサポートします。
これを読んだすべての皆さんが、自分らしく働けるような、ひいては、自分らしく生きられるような世界のために。
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