東京レインボープライド 2016 の協賛企業まとめ【 22社 】
LGBT 関係のイベントで、協賛をしている企業、そこには LGBT とのどの様な関わりがあるのでしょうか?
今回は東京レインボープライドについて、協賛企業が LGBT に関連するサービスを展開しているのか、採用に関して LGBT フレンドリーな活動をしているのかなどを調べ、まとめてみました。
- 東京レインボープライド 2016 の場合
- 1. チェリオ
- 2. LUSH
- 3. NETFlIX
- 4. 株式会社 LGBT 総合研究所
- 5.ウィーン市
- 6. ライフネット生命保険株式会社
- 7. ヴィーブヘルスケア株式会社
- 8. 株式会社サニーサイドアップ
- 9. モディ・マルイ プロジェクト
- 10. GAP
- 11. コネクト
- 12. アルファロメオジャパン
- 13. ジョンソン・エンド・ジョンソン
- 14. ミュージカル「キンキーブーツ」
- 15. DHC
- 16. AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)
- 17. MADAM
- 18. ミュージカル『ラディアント・ベイビー』
- 19. Shemalestyle
- 20. Work with Pride
- 21. アクセンチュア
- 22. 野方ホープ
- まとめ
東京レインボープライド 2016 の場合
日本国内の LGBT イベントでも規模が大きく、様々な企業が本社・中心拠点を置く東京でのイベントとして、2016 年の東京レインボープライドでは、大小 22 もの企業や団体が協賛していました。
1. チェリオ
株式会社チェリオコーポレーションとして、清涼飲料水の製造および販売をしています。
協賛を行った背景としては、「自分らしく生きる」ことを大切にする社風とパレードのメッセージとの親和性があったこと、またマーケティングの面でもメリットを感じていることがあるようです。
(コーポレートサイトはこちら)
2. LUSH
LGBT フレンドリーではいわずと知れたLUSH ジャパン。
自社ブランド (LUSH) 化粧品の製造・販 売・輸出入を行っており、LGBT フレンドリーを打ち出し、サービスの展開や支援 ・採用活動 を行っています。
3. NETFlIX
ネット動画配信サイトであり、LGBT の登場人物が出る話題の人気ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ ブラック」のプロモーションを行っていました。
4. 株式会社 LGBT 総合研究所
博報堂のLGBT をはじめとするセクシャルマイノリティに関するシンクタンクとして、企業・自治体に対して知識の提供やサービスの提案をしています。
5.ウィーン市
ウィーンの観光局が、ゲイやレズビアンにオープンな街をプロモーションしています。
6. ライフネット生命保険株式会社
保険会社で初めて、死亡保険金受取人として、同性パートナーを指定可能に LGBT 対応商品を提 案したライフネット生命は、LGBT コミュニティの支援にも積極的です。
7. ヴィーブヘルスケア株式会社
抗HIV薬の研究開発に取り組み、治療の普及を行っており、新宿二丁目にHIV啓発の看板を掲示するなどの活動を行っています。(コーポレートサイトはこちら)
8. SUNNY SIDE UP
スポーツビジネスなどを行う PR 会社。LGBT に関するマーケティング企業と協力しての取り組みなどを行っています。(コーポレートサイトはこちら)
9. モディ・マルイ プロジェクト
「マルイ・ミライ」の中で、LGBT を含む「すべてのお客様に向けて」のサービス作りを行っています。
10. GAP
Jobrainbowでも紹介している通り、東京レインボープライド期間中に従業員の協力や「OUT in JAPAN」 への協力を行っています。
11. コネクト
性風俗情報サイトを運営し、「誰でもトイレ」などの LGBT フレンドリーな職場を目指しています。
12. アルファロメオジャパン
イタリアの自動車製造会社であり、CSV 活動として、『Be yourself.』をテーマに、すべての人々が 自分らしく生きていくことが出来る社会のために、ということで LGBTに関連した支援を行っています。 (アルファロメオコーポレートサイト)
13. ジョンソン・エンド・ジョンソン
絆創膏や石鹸、医療用医薬品、医療機器などの製造をしています。女性・ダイバーシティへの取り組みを推進しています。(ジョンソン・エンド・ジョンソンコーポレートサイト)
14. ミュージカル「キンキーブーツ」
ブロードウェイの大ヒットミュージカルも協賛。倒産寸前の靴工場の経営者が「危険でセクシーなド ラァグクイーンのためのブーツ、“キンキーブーツ”」を作って勝負に出るというストーリーです。前向きな気持ちになれる作品と評判です。
15. DHC
化粧品会社として、男性向けのスキンケア用品販売などを行っていました。東京レインボー中は、プ ロモーションモデルとの撮影イベントを開催していました。
16. AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)
アメリカに本拠地を置く生命保険会社であり、LGBT に関する取り組みとして社内研修の開催・ 社内福利厚生の LGBT を対象に入れること・LGBT イベントへの協賛などを実施しています(AIGサイト)。
17. MADAM
日本初のジェンダーレスな洋服のお直しサイトとして活動しています。
18. ミュージカル『ラディアント・ベイビー』
アメリカの代表的アーティストであり、HIV 陽性者として、HIV・AIDS に関する活動に取り組んだ キース・ヘリングを描いたミュージカルです。
19. Shemalestyle
美人ニューハーフグラビアサイトや、グループサイトにニューハーフ・女装・男の娘専門求人情報サイトを持ち、運営しています。
20. Work with Pride
企業などの団体において、LGBT などの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体であり、 LGBT についての基礎知識に関する講座などを開催しています。
(Work with Prideのフェイスブック)
21. アクセンチュア
外資系コンサルティング会社。異性パートナーに適用している人事福利厚生制度を同性パートナーにも適用する、LGBT関係イベントへの協賛など、企業内で様々な LGBT に関する取り組みを実施しています。 (アクセンチュア企業サイト)
22. 野方ホープ
ゲイのオーナーが運営するラーメン店。街の LGBT フレンドリーな企業を目指し協賛しています。 (野方ホープ)
まとめ
いかがでしたか?協賛企業と一口に言っても、飲食関係やミュージカルから国内外の大企業まで、 本当に多様な顔ぶれでした。
LGBT への関わり方としても、LGBT も利用しやすいサービスや LGBT に特化したサービスを展 開している企業・LGBT の社員が働きやすい社内取り組みをしている企業・LGBT 向けのサービス を行ってはいないものの趣旨に賛同して協賛をしている企業などがありました。
イベントへの協賛から、企業の取り組みやダイバーシティに対する姿勢が見えてきます。あなたが参加するイベントではどんな企業がどういう想いで協賛しているでしょうか?調べてみると新たな発見があるかもしれませんね。