ワクワクする未来を共に創ろう! 株式会社IDホールディングスのDNAとは?【JobRainbowダイバーシティ就活EXPO】

ライター: Rickey
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求人サイト「ジョブレインボー」を長きにわたり活用する株式会社IDホールディングス。今回は、常に革新を追求し続けるIDホールディングスのダイバーシティ&インクルージョン(D&I)について採用担当の馬場さんと、採用・サステナビリティ担当の粕谷さんにお話を伺い、その魅力に迫ります!

株式会社IDホールディングスは1969年に設立された「プライム市場」上場のITサービス企業です。 金融、運輸、エネルギー業界を中心に、コンサルティングからITインフラ、ソフトウェア開発、サイバーセキュリティ、システム運営管理までをワンストップで提供しています。

そんな55年の長い歴史の中で、どのようにDEI推進の道を歩んできたのでしょうか。

失敗から学ぶことを推奨する文化だから、失敗を恐れずにチャレンジできる

——IDホールディングスの魅力とは、一言で言うとどんなところなんでしょうか?

馬場さん(以下、馬場):1969年創業のIDホールディングスは、情報通信業界のパイオニアとして、常に革新を追求してきました。金融機関や社会インフラ企業様を中心に、1000社以上の顧客の成長を支え、揺るぎない信頼を築いています。55年の歴史の中で培われたノウハウとチャレンジ精神は、まさに当社のDNAです。

(左)コーポレートコミュニケーション部 部長 馬場さん/(右)総務・コーポレートサステナビリティ部 兼任部長 粕谷さん

——歴史と革新のDNA、ワクワクしますね! そのチャレンジ精神はどのように培われているのですか?

馬場:社員一人ひとりがIDentiryという経営理念を記したカードを常に持ち歩き、朝礼で確認するという文化があります。「損か得かで判断するのではなく、正しいか正しくないかで行動する」「ワクワクする未来づくりに参加する」…。この経営理念こそが、当社のチャレンジ精神、D&I推進の原動力となっています。

——素敵な文化ですね!

粕谷さん(以下、粕谷):そうですね。多様性を尊重し、個々の強みを最大限に活かすことで、より革新的なサービスを生み出せると信じています。

新卒で入社した社員の中に、エンジニアとして数々のプロジェクトに挑戦し、現在の事業会社の社長へと成長を遂げた人がいます。

その道のりは決して平坦ではありませんでしたが、チャレンジ精神、不屈の精神で社長に就任しました。

——「失敗も恐れず、」ということでしょうか。

馬場:その通りです。当社では、失敗から学ぶことを推奨しています。だからこそ、社員は臆することなく、新たな挑戦に飛び込むことができるのです。

「多様性を尊重し、個々の強みを最大限に活かす」DEIの歩み

——「多様性を尊重し、個々の強みを最大限に活かす」という点について、多様性を力に変える取り組みはありますか?

粕谷:女性活躍推進を皮切りに、男性社員や若手社員も巻き込み、今では全社的なムーブメントへと進化しています。女性対象の合宿研修、LGBTQ+への理解を深めるための講演会など、多様な個性を尊重し、互いに学び合う風土が根付いています。私が入社したのは2012年なのですが、それより前から、ダイバーシティについて社内で謳われていたようです。

しかし当時は「女性の活躍」が主な焦点でした。IT業界は男性が多いので、女性の割合や管理職を増やすための底上げが目的でした。具体的には、女性対象のダイバーシティ研修を導入していました。アメリカから講師を招き、自分の考え方や経験を共有する合宿形式の研修をしました。

研修の効果を社内全体に波及させるためには、男性社員の巻き込みも必要だと感じ、2年目以降は、男性社員や若手社員、グローバル社員も研修に参加するようになりました。そういった積み重ねで、ダイバーシティという言葉をあえて使わなくとも、多様性を尊重することが当たり前の文化へと変化していきました。

——社内の意識が変わるにつれて、取り組みも変化していったのですね。

粕谷:そうですね。その後は、障害のある方の雇用促進にも取り組みました。鳥取県に特例子会社「愛ファクトリー」を設立し、LEDライトを使った植物工場を運営しています。今も、多くの障害者の方がルッコラやハーブなどを栽培し、近隣のホテルやレストラン、本社の社員食堂でも提供しています。

そして現在はLGBTQ+への理解促進にも力を入れています。ジョブレインボーの星代表に講演をしていただき、多様な性に関する理解を深めるための活動を行っています。

ダイナーをイメージして作られたというIDホールディングスの社員食堂

——研修や講演の前後で、社内に変化はありましたか?

馬場:はい、新入社員を含む若い世代の社員は、大学などで既にLGBTQ+について学んでいることもあり、比較的スムーズに理解を示してくれました。一方、年配の社員の中には、最初は戸惑いを感じていた方もいました。研修や講演を通して「そういう考え方もあるんだ」と多様性を受け入れる姿勢を持つ方が増えた一方、全員が同じレベルで理解しているかというと、まだ課題は残っていますね。

——これからのDEIについて考えている方針はありますか?

馬場:昨年は、採用研修担当者がD&I検定を受験したのですが、私達も改めて理解が深まりましたので、全社的にもD&I検定は広げたいなと思っています。また、これからは社内だけでなく、お客様にも多様性について理解していただくことが重要だと考えています。

仕事もプライベートも充実を…多様な生き方・働き方に配慮した制度推進とは?

——研修面のほかに、多様性の面で取り組まれている制度はありますか?

馬場:「社員には仕事もプライベートも充実していてほしい」という想いがあるので、社員が心身ともに健康で、いきいきと働ける環境づくりに力を入れています。3日間の特別休暇制度、独身寮、男性社員の育児休暇取得率90.5%、高い有給休暇取得率など、ワークライフバランスをサポートする制度も充実しています。

——3日間の特別休暇制度とはどのようなものなんですか?

粕谷:「仕事とプライベートの調和があってこそ、最大限のパフォーマンスを発揮できる、休む時はしっかり休もう」という考えから生まれた制度で、社員それぞれのライフスタイルに合わせて有給休暇とは別に連続3日間、自由に休暇を取得できる制度です。夏休み、クリスマス、旧正月など、育った国の文化や、家族構成を尊重し、休みを取得できる点が好評です。

たとえば欧米ご出身の方はクリスマスに取得して、中国の方は旧正月の時に取得するケースが多いですね。

——多様な文化ということは、IDホールディングスには外国籍の方も多いのでしょうか?

粕谷:グローバル社員比率は現在8.5%ですが、積極的に採用活動を行っています。ボストンやアムステルダムにも拠点を構え、世界を舞台に活躍できる人材育成にも注力しています。

馬場:社内には英会話クラブもありグローバル社員と日本人社員が交流を深める場として活用されています。英語を学ぶにはうってつけの環境です。

ほかにも、階層別トレーニングで異文化研修を取り入れていて、文化ごとの考え方やアプローチの違いなど、相互理解促進のプログラムがあります。

IDホールディングスの執務エリア内に設置された交流スペースの様子

多様性あふれる会社のために…一緒に働く仲間に求めること

——IDホールディングス様には長く求人サイトや、ダイバーシティEXPOをご活用いただいています。特に、ダイバーシティEXPOについて毎年ご参加下さっていますが、どのような点を魅力に感じてくださっているのでしょうか?

馬場:ダイバーシティEXPOは、オンラインでは伝えきれない、企業文化や社員の人柄を直接伝えることができる貴重な機会だと考えています。「どんな会社なのか」「どんな人が働いているのか」を肌で感じてもらい、共感してくれる方と一緒に働きたいと思っています。

粕谷:同じように、求職者お一人おひとりの人柄に直接触れられることも魅力です。IDホールディングスは、「自己成長意欲」と「協調性」の高い人材を求めているので、ぜひその点アピール頂きたいですね。「ワクワクする未来を創りたい」という情熱を持った方はぜひ当社のブースにお立ち寄り頂きたいです。

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