先輩の体験談 ゆうこさんの場合【LGBT就活・転職ガイド 3-8】

ライター: JobRainbow編集部
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現在の職場を選んだ理由

外資系IT企業で自社製品のソフトウェアを開発するエンジニアをしています。世界中から集まった技術者と働くことができるので、高い技術力が身につくと思い、また外資系企業なので、海外勤務のチャンスがあると考えて就職しました。

雑誌で社内にLGBTサークルがあると知り、私自身もレズビアンとして働きやすそうだと感じたのも大きな理由の一つです。

LGBTフレンドリーな会社で働いて日々感じること

入社後に知ったのですが、志望理由のひとつになったLGBTサークルはアメリカ本社だけにあって、日本支社にはないことを知り、しっかりと情報収集はしておくべきだと感じました。

ですので、入社したときにLGBTフレンドリーな企業だったかというと、特別そんなことはなかったとは思います。

私自身が海外で同性パートナーと結婚式を挙げた際に、当時のマネージャーにカミングアウトをしました。人事にも結婚の申請をしたところ、他の異性婚と同じようにお祝い金と休暇をもらうことができたことは、企業から祝福してもらえているようで嬉しかったです。

ただ、同性パートナーシップも福利厚生の対象になるとは明記されていなかったので、これだと他のLGBT社員は申請しづらいと思い、人事に働きかけをしたところ、就業規則を変えてもらうことができました。

現在は、日本になかったLGBTサークルを自分で立ち上げ、新入社員やマネージャー向けのLGBT研修を実施することで、社内での理解促進を働きかけています。

LGBTフレンドリーな企業になるにつれて、自分自身の居心地の良さや仕事のパフォーマンスも自然と上がっているように感じます。

私は職場で「レズビアンです」と自己紹介のたびにカミングアウトしているわけではありません。職場の同僚が開くホームパーティなど、同性パートナーを連れていってはじめて周りの人も「あ、この人はレズビアンだったんだ」と知るような感じです。

それで何か驚かれるということもなく、普通のカップルとしてお互いが接していけるのが、あるべき姿なのだと思っています。

就活生・転職者へのアドバイス

まずはやりたいことや興味のあることを見つけてください。できれば学生のうちに、アルバイトやインターンシップなどで興味のある仕事や業界を経験すると、雰囲気もわかるし職務経験として履歴書にも書けるのでGoodです。何をしていいか迷ったら、IT業界はおすすめです。

LGBTの働きやすさについても、服装が比較的自由であったり、女性が化粧をしなくても何もいわれないことが多いです。業界の変化も早いので、新しいものを取り入れる気風があります。

実力次第で独立してフリーランスになる道もありますし、周りには若いうちから起業する人もいます。在宅勤務も多いので、トランスジェンダーで通院がある人も都合がつきやすいと思います。

一言メッセージ

議論に応じてくれる企業風土があれば、自分で声を挙げ、組織を変えていけるんだと、みなさんにも知ってもらえたら嬉しいです。

LGBTフレンドリーでなくても、社員の声に耳を傾けてくれる会社を選べるとよいかもしれませんね。後悔しないよう、多角的な視点で企業選びをしてください。応援しています!

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