企業のLGBTに対する取り組みを知る指標【LGBT就活・転職ガイド8-11】

ライター: JobRainbow編集部
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企業の取り組みを知る指標

LGBTフレンドリーな企業の取り組み内容や評価を調べたいときは、JobRainbowの企業検索で、業界や社名から数百社を一括で調べることができます。根拠となるデータには独自の調査にもとづくものもありますが、第三者機関として下記の指標も参考にしています。

PRIDE指標

PRIDE指標とは、任意団体「workwithPride」が職場におけるセクシュアル・マイノリティへの取り組みを次の5つの評価指標に基づいて策定したものです。

  1. Policy:行動宣言
  2. Representation:当事者コミュニティ
  3. Inspiration:啓発活動
  4. Development:人事制度、プログラム
  5. Engagement/Empowerment:社会貢献・渉外活動

の評価指標からなり、5点獲得企業・団体はゴールド、4点はシルバー、3点はブロンズとして、毎年表彰されます。表彰された企業の中からベストプラクティスとして、ユニークな取り組みも紹介しています。

CEI

CEI(CorporateEqualityIndex)とはアメリカの人権NGO「ヒューマン・ライツ・キャンペーン財団」が毎年発表している企業のLGBTQの差別撤廃を評価する指標です。調査をもとに100点満点で評価され、日本企業ではトヨタやソニーが最高得点を獲得しています。2019年には1163社が調査に回答し、572社が満点を獲得するなど、アメリカで最も影響力のある指標といえます。
評価指標は、

  1. LGBTに対する職場での差別禁止を行なっているか
  2. 福利厚生や制度からLGBTが排除されていないか
  3. LGBTに関する社会貢献やコミュニティへのサポートをしているか

から構成されており、調査の後、企業に対しては改善案などのフィードバックが送られます。

>>LGBTのための就活・転職ガイドまとめ


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