好きな服を、好きなように着よう。ジェンダーレスファッションブランド5選
かわいい服やカッコいい服が着たいけど、服の形が合わなくて買うのを諦めてしまった……ということはありませんか?
編集部のスタッフの中にも、買い物の時に苦労している話をしている人がいました。
「好きなメンズ服の店に入ったけど店員さんが話しかけてきたので、トランスジェンダーだとばれないように、声をわざと低くして話していた」
「デザインが気に入っているのに、着れないことがあってショック」
ですが近年、LGBTに限定するわけではなく「ジェンダーレス」「ユニセックス」などというジャンルで、色々な洋服を発表しているブランドが少しずつ増えてきました。
そういうお店が増えてくると、少し”メンズらしい”、”レディースらしい”ものを手に取っていても違和感がなくなるので、お外での買い物も選びやすく・堂々とすることができて、とても気持ちがいいですよね。
今回は「そもそもそんなお店がどこにあるのか分からない」「雑誌で見かけたけど、ちょっと高くて手が伸びなかった……!」という方々のために、編集部でおすすめブランドを選出してみました!
条件は3つ。
- サイズ展開が多くて、性別に関係なく着られる服がある
- 店舗に行かなくても、オンラインで購入することもできる
- 比較的リーズナブル(3万円以内)で購入できる商品が主力のブランド
これを見た人たちの、服選びが楽しくなりますように!
- 大人になっても子供心を忘れないデザイン『FRAPBOIS half』
- あの子よりちょっと大きくたって、かわいいワンピースは着れる。『ブローレンヂ』
- 好きなテキスタイルを、好きなサイズで。『ohta オータ』
- 性別、年齢、国籍?「幸せ」なら、なんだっていいじゃん。『mintdesigns』
- 音楽×モノトーン×ドット。服だけじゃなく、身の周りも埋められる『STINGRAY』
- 日本の衣服は、サイズに負けない。日常に着物を。『ふりふ』
- おわりに
大人になっても子供心を忘れないデザイン『FRAPBOIS half』
動物モチーフのテキスタイルが人気のフラボア。
少しゆったりめのデザインが多く、大人になってもかわいくポップなデザインを男女問わず着ていこう、というコンセプトなので、だぼっと可愛い服が着たい!という方におすすめします。
駅ビルにも入っているブランドなので、店頭でも手に入れやすいのも特徴。
どんな体型だったとしても、かわいいペアルックができちゃうフラボア、必見です!
あの子よりちょっと大きくたって、かわいいワンピースは着れる。『ブローレンヂ』
背が高くてもかわいく見えるシルエットにこだわったデザインのワンピースが買えるのがこちら。
「年齢を重ねてもきれいに見えるために」という想いを込めて、日本製のこだわりぬいた生地を使用しているのが特徴です。
身長が高い、骨格がごつい……という悩みを持つ人たちは、かわいいデザインのワンピースが着たくても、ピチピチになってしまったり、丈が短くなりすぎて結局着れないんですよね。
筆者も、身長が高く、肩幅が広いので、どうしても選べないデザインの服がたくさんあります。
そんな人たちも、ブローレンヂの服があれば、思い通りの自分に一歩近づけるかもしれません。
好きなテキスタイルを、好きなサイズで。『ohta オオタ』
シンプルなデザインから、一度見たら忘れない印象的なテキスタイルの柄まで幅広く手掛けるohta(オオタ)。
メンズ・レディースという区分けで分けられてはいますが、それでもここでおすすめしたのには理由があります。
テキスタイルの服は、メンズ・レディースどちらのサイズ展開があり、メンズの中にも丸みを帯びたデザインや、レディースにもシックでカッコいい要素を取り入れているものがたくさんあるんです。
レディースは特にゆったりとしたデザインも多く展開されているので、背が高くても美しくまとえる一着が見つかるかもしれません。
性別、年齢、国籍?「幸せ」なら、なんだっていいじゃん。『mintdesigns』
性別、年齢、国籍とわず、自社ブランドをまとって笑顔になった人たちの写真を展示する『Happy People』というプロジェクトを実施したmintdesignsは、マッシュヘアの少女のテキスタイルが有名なファッションブランドです。
着た人たちの気持ちを明るくしてくれる優しい色あいや、mintdesignsらしいキャッチ―な柄を着れば、たちまち「いいじゃん」にあふれた素敵な社会になりそう。
性別、年齢、国籍、全部個性のひとつでしかないよね、と背中を押してくれる洋服たちでした。
音楽×モノトーン×ドット。服だけじゃなく、身の周りも埋められる『STINGRAY』
元チャットモンチーのあっこ、カメラマンの橋本塁、KONCOSの古川太一によるアパレルブランドSTINGRAY。
バンド出身が2名いるだけあって、夏フェスに持っていきたくなるウィンドブレーカーやタオルなどのグッズも豊富なのが特徴です。
男女関係なくカッコかわいいデザインが目白押しで、サイズ展開もたくさんあります。
なんと、お店の中でライブをしちゃうイベントがあったり、洋服だけではとどまらないワクワクを提供してくれるブランドです。
日本の衣服は、サイズに負けない。日常に着物を。『ふりふ』
洋服は、その洋服の持つデザインや型に合わせて選ぶものですが、和服の代表・着物は「着こなしによって自分で魅せる部分をつくる」もの。
そこで今回は、普段使いの着物を提案しているブランド『ふりふ』をご紹介します。
長さや絞めかたを調整して、「見られたい自分」に変身してみるのもいいかもしれません。
普段着に使える着物はなんと10,000円台でも買えてしまうのも、一歩踏み出すには好ポイントですよね!
おわりに
思い通りの服を探すのも、思い通りの服が似合う人になるのも自分次第。
新しく生まれてくる素敵なブランドに目を向けて、思い通りのファッションスタイルで、毎日を楽しみましょう!