【社会人になりたての方へ】知っておきたい、働くうえでの「心構え」

ライター: Rickey
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3月に卒業された皆さま、改めまして、ご卒業おめでとうございます。

新型コロナウイルスの猛威により不安定な学生生活を強いられた中、それでも日々を生き抜き、無事に人生の節目を迎えられること、心よりお喜び申し上げます。

この4月からの進路は人それぞれでしょうが、誰もが未来への期待・不安・緊張など、一言では表現できない感情を抱えていらっしゃるでしょう。

そこで、「自分らしく働く」と向き合うJobRainbowからは、春から社会人生活を始めた方に向けて「社会人の心構え」をお伝えします。

「春からついに社会人だね!」と言われても、実際どんな生活になっていくのか、職場の人たちとはどういった関わり方になるのか……わからないことばかりですよね。

漠然とした不安に悩んでいるのは、あなただけではありません。

だからこそ、皆さんに「少なくともこの記事を読んでおけば、社会人としてのスタートダッシュは大丈夫!」と思っていただける情報をまとめました。

自分らしくのびのびと働くためにも、その第一歩として「働くための心の準備」をしておきましょう!

また、

「正直、今も自分の進路に悩んでいる」

「自分にあった仕事がわからなくて不安……」

とお悩みの方は、JobRainbowのキャリアアドバイザーが監修した以下の記事もご覧ください!

【就職・転職活動の準備】あなたにとっての「自分らしく働く」とは?
【キャリアプラン・ライフプラン】あなたが人生で大事にしたいことを、一緒に考えてみませんか?
【自己分析・自己PR】あなたのマイノリティな部分は、強みになるかもしれません。 自分を捉え直す「ネガポジ変換」
【就活・転職FAQ】JobRainbowユーザーからよくある質問をご紹介!

ビジネスマナー「おしゃれ」と「身だしなみ」の違い

立てかけたワイシャツ

コロナ禍による後押しもあって、今多くの企業がリモートワークを推進しています。実際に出社する機会が減ったことで、勤務時の服装を細かく指定する企業は業界を問わず減ってきています(制服などがある企業は話が異なりますが)。

しかし、おしゃれ(=自己表現のための服装)と、身だしなみ(=清潔感のある服装・クライアントの前に出ても問題のない服装)は別物です。

企業のいち社員・メンバーになると、「会社の顔」になる機会が増えます。つまり、良くも悪くも「こういう人がいるなら、きっとこの企業は〜」とあなたを通じて企業にイメージを持つ人が現れるでしょう。就職活動中、採用イベントに参加する社員を見て「この企業、雰囲気いいから説明会だけ行ってみようかな!」「こんな感じの人がいるなら受けるのやめておこうかな……」と思われた方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

「おしゃれは自分のため、身だしなみは相手のため」などと言いますが、相手からどう見えるかという視点は、社会人になる前と後とで重要度が大きく変わります。

身だしなみが相手の眼差しを意識していることを示すコミュニケーション手段にもなるからこそ、「清潔感のある服装」は最低限意識しましょう。

また、「自分は個人作業が多い職に就くから、服装とかどうでもいい!」と思われている方は要注意です。

服装は、人と関わることが多い職種だけが気にするものだと思われがちですが、たとえチームメンバーがいない職業であろうと、クライアントなど関わる相手は必ず存在します。

事実を伝えるコミュニケーション

窓際で話す二人

服装だけでなく、その他最低限のコミュニケーションも仕事を円滑に進めるには必要です。

「自分はコミュニケーションが得意じゃないし、不安だな……」とお悩みの方もいらっしゃると思いますが、前の章でもお伝えした通り、どんな仕事にも関わる相手がいます。

コミュニケーションと聞くと「雑談で盛り上がること」をイメージされるかもしれませんが、社会人で最も重視されるコミュニケーションは事実を事実としてしっかりと伝えることです。「報告・連絡・相談」などがまさに好例でしょう。

「事実を伝えるなんて当たり前でしょ」とも思われるかもしれませんが、例えば何かミスをしてしまった時……特に、社会に出てから初めてのミスは「取り返しがつかないんじゃないか」と考えて逃げたくなるかもしれません。

ミス自体は、起きてしまった以上仕方ありません。それに、一人ひとり、能力には特徴がありますし、それに応じた向き不向きもあります。苦手な部分や限界があるのは人間である以上必然でしょう。社会人になってから一生ミスをしない人など、一人もいません。

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だからこそ、変に嘘をついたり言い訳をしないでください。事実と異なるミスの原因を伝えると、周囲の人がカバーできなくなったり、誤ったサポートをすることで事態が深刻化することがあります。

また、もし自分に原因があったとき、嘘や言い訳で何も変わろうとしない場合、そのミスは「ただのミス」でしかなく自身の成長につながりませんし、会社でも「あの人は言い訳をする/努力をしない人だ」と見られてしまいます。

努力の姿勢をきちんと評価する環境・会社は存在します。恐れずに、事実をきちんと伝えるコミュニケーションを心がけましょう。もし、そういった誠実なあなたをきちんと見てくれる企業を見つけられるか心配であれば、私たちJobRainbowが無料でサポートしますのでご安心を。

どの成長にもつながる、「自分で考える」習慣

メモをとる人の手もと

「仕事を通して成長したい!」と思われている方、いらっしゃいますよね。

JobRainbowユーザーからも、仕事を通じて成長するために気をつけるべきことはあるか、といった問い合わせをよくいただきます。

そういった時に私たちは、「どんな業務においてもまず自分で考える習慣をつけておくことが重要です」とお伝えしています。

資格やスキルを身につけたい、課題解決力を高めたい、精神的にタフになりたい……成長の定義は人によって様々です。

しかし、「考えなくなること」は、どんな種類の成長も妨げる要因となります。

何か問題が生じた時、目の前に課題が立ちはだかった時、自分で考えず全ての対応を人任せにしてしまうと、「こういう時にどうすればいいか」と考える力を培えなくなってしまいます。

思考停止で誰かに助けを求めるのではなく、いったん目の前の出来事に対してどう対処すべきか考える、というプロセスを踏むことそのものが大切です。

とはいえ、「一人で何事も解決すべきだ」というわけではありません。社会人になってすぐ、ありとあらゆることを自分一人でできる人など、ほとんどいないのではないでしょうか。

先輩社員・同僚に頼る時にも、まず正確に状況を把握した上で誰に意見を仰ぐべきか考え、事実/考えをそれぞれ区別・整理して伝える……これを徹底することは、どの「成長」にも直結します。

おわりに

満開の桜の枝

社会人になるにあたって、ほとんどの人が大なり小なり不安を抱えています。

誰もが初めは「新社会人」。不安になる自分を責める必要はありません。

むしろ、JobRainbow専属キャリアアドバイザーが監修した本記事のポイントさえ押さえていれば、社会人として最高のスタートダッシュができるはず。

情報収集から就職・転職、キャリア相談まで。JobRainbowはあなたの「自分らしく働く」を総合的にサポートする、会員制無料サービスです。

仕事を通じて、あなたがのびのびと自己実現できるよう、私たちはいつもそばにいます。

それではみなさま、良い春を!

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