【就活・転職FAQ】JobRainbowユーザーからよくある質問をご紹介!

ライター: Rickey
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自身の生きていく環境を変える就職・転職活動。

多くの方が人生で一度は経験する一方で、慣れるほど場数を踏む人はほとんどいません。きっと、活動中に「こういう時ってどうすればいいの?」という場面に直面する方が大半でしょう。

でも、いざ困りごとを解決しようとすると、「誰に質問すればいいんだろう」「こんな質問したら”こんな初歩的なこともわからないのか”とか思われないかな……」と不安になって、動けなくなってしまうもの。

そこで今回の記事では、JobRainbow専属のキャリアアドバイザーが、実際にユーザーの皆様からよくいただく質問とそれらへの回答をまとめました。

これさえ読めば、就職・転職に関するあなたの「誰に質問すればいいかわからない疑問・悩み」を解決できますよ!

また、就職・転職活動をする上で「具体的にどんな手順で進めればいいんだろう……」とお悩みのあなたは、ぜひ以下のコラムもご利用ください。

【就職・転職活動の準備】あなたにとっての「自分らしく働く」とは?
【キャリアプラン・ライフプラン】あなたが人生で大事にしたいことを、一緒に考えてみませんか?
【自己分析・自己PR】あなたのマイノリティな部分は、強みになるかもしれません。 自分を捉え直す「ネガポジ変換」

「服装自由」ってどこまで信じていいの?

ラックにかかった3枚のシャツ

就職・転職活動をしていると、「募集要項には”服装自由”って書いてあったのに、説明会に行ったらスーツの人ばかりだった」なんて体験談、よく聞きますよね。そうすると「だったらスーツにしておこう」と思ってしまいますし、そう思う方が多いからこそ「スーツの人ばかり」という状態になっています。

でも、ご安心ください。実は企業担当者は、そこまで服装を重視していません。よりはっきり正確に言うと「服装だけを見ている企業担当者」はいません。

もちろん、制服が定められた企業であれば服装は重視されます。しかし世の中の傾向で言えば、リモート勤務が増加していることも追い風となり、どの業界でも比較的自由になりつつあります。

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ただ、「好き勝手な服装をしてよい」わけではありません。というのも、「自分らしく働く」と「自分の理想のままに働く」はまったく別の話だからです。

企業は「成果を出す人材」を常に求めており、個人の理想をすべて叶えるために慈善活動をしているわけではありません。仕事においては、お客様対応やコミュニケーションのために最低限の清潔感・マナーが必要とされます。

「スーツじゃなければ絶対にマズいわけじゃないのはわかったけど、結局”最低限”ってどこが見られるの?」と不安になった方もいるでしょう。

そこで、JobRainbowは「身だしなみチェックリスト」を作成しました。

おしゃれは自分のため、身だしなみは相手のため。相手への敬意・誠意を表すコミュニケーションの一例として、ぜひ意識してみてください!

身だしなみチェック表
(参考:『自分らしく働くLGBTの就活・転職の不安が解消する本』

ちなみに、トランスジェンダーの方から多く質問をいただくのですが、性自認に合った服装や身だしなみをすることはビジネス上のマナー違反には決してならず、仕事の能力や採用可否にも直結しません。

JobRainbowは、多くのトランスジェンダーの方が性自認に合った姿で就活・転職に取り組むサポートをしてきました。理解のない企業はゼロではありませんが、あなたが自分らしく働ける企業は、必ず存在します!

履歴書に記載する氏名は、戸籍名と同じにしないとダメ?

複数枚の書類に記入する人

令和3年に厚生労働省が発表した新たな履歴書の様式例では、性別欄は任意記載欄となりました。

この変更だけをみると、履歴書は「LGBTフレンドリー」になったようにも見えますが、トランスジェンダーの求職者からは今も履歴書の書き方に関する質問をいただきます。そのうちのひとつが、氏名欄です。

「戸籍上の名前と、現在使用している通称名が異なる場合、どっちに揃えるのがいいんだろう?」と思われる方も多いですよね。

基本的には、氏名欄は戸籍名と揃えることが必須です。

ただ、かといって戸籍名しか使えないわけではありません。通称名・ビジネスネームを使用したい場合は、その旨を備考欄などに記載するようにしましょう。

ただし、これはカミングアウトにもつながりうるので、個々の情報をオープンにする範囲はご自身で一度しっかり考えておくのがオススメです。

自分のセクシュアリティって面接でオープンにしなきゃダメ?

脚を組んで座る2人

「面接の段階でカミングアウトしておかないと、入社できないんじゃないかな……?」

初めての就活・転職だとこういったポイントも聞いておきたいですよね。

ご安心ください。面接の段階で性のあり方をオープンにする義務はありません。

「選考だから」という理由で、応募者に対して仕事における適性や能力以外の情報開示を求めることは企業側の過失となる、と厚生労働省も定めています。

とはいえ、自分自身で「開示した方がいいな」と感じる場合もあると思います。例えば、「福利厚生に関わりそうだし、同棲のパートナーがいるって言っておこうかな?」と感じた時などは、もちろんカミングアウトしてもよいでしょう。

あくまで日常生活同様、自分が必要だと感じたとき、伝えてもいいと思った範囲の相手だけに伝えるものですから、もし無理矢理カミングアウトさせられた、なんて事態があればすぐJobRainbowにご相談ください。企業との契約書に則り、迅速に対応いたします。

セクシュアリティが理由で、選考で不利にならない?

椅子に座って目を押さえる人

こちらは、JobRainbowのユーザーから一番多くいただく質問です。

結論から言えば、一切不利になりません。

先ほどの話と同じように、厚生労働省の示す公正採用の観点から、選考に必要な情報以外で採用/不採用を判断することは一切認められていません。

「そうは言っても、実際に差別されたら泣き寝入りするしかないんでしょ?」と思われている方も多いようですが、ご安心ください。

こうした事態が起こった場合には、まず企業側へ然るべき措置を依頼できます。企業担当者が公正な採用選考にあたって「求職者等の個人情報の取扱い」に違反した場合、職業安定法に基づく改善命令の発出、さらにそちらにも違反した時は懲役・罰金が科せられることがあります。

また「自分で何か働きかける勇気もないし、知識もないし……」とJobRainbowのユーザーで万が一そうしたトラブルに巻き込まれたら、すぐJobRainbowの相談窓口やキャリアアドバイザーにご相談ください。こちらもカミングアウトの話と同じく、企業との契約書に則り素早く対応します。

おわりに

不安と隣り合わせの、就職・転職活動。

よくある質問をまとめてきましたが、もちろん悩みのタネは一人ひとり様々。

「もっといろんなことが聞きたい!」

「もしもの時に相談できる人が欲しい」

そう思われた方は、無料で利用できるJobRainbowをぜひご利用ください!

参考

星賢人『自分らしく働くLGBTの就活・転職の不安が解消する本』(2020)翔泳社

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