魅力を高めるコミュニケーションのポイントを知ろう!【LGBT就活・転職ガイド 6-3】

ライター: JobRainbow編集部
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面接は取り繕わずに、等身大の自分でのぞもう

面接は面接官からの質問に対して、自分の言葉で的確に答えることが大切です。また、面接前には身だしなみもチェックし、等身大の自分で誠実な態度でのぞみましょう。ここではコミュニケーションのポイントを7つ紹介します。

ポイント① 面接は貴重な時間

面接は、選考の決め手になる非常に大事な時間です。企業も多くの就活生・転職者の書類選考をしたうえで、面接の時間をつくっています。

自信がないと、落とされることが怖くなり「どうせ私なんて……」と最初から予防線を張ってしまうものですが、誠意をもって前向きなコミュニケーションを心がけてください

面接は受かる確率よりも落とされる確率の方が高いです。ネガティブな姿勢は悪循環に陥りやすいので、「その場を楽しもう」と気持ちを切り替えましょう。

ポイント② 相手をよく見て話す

対人関係にトラウマなどがあるLGBTや、自分がどう見られているのかが気になってしまうトランスジェンダーの人の中には、相手の目を見て話すことに苦手意識をもっている場合があります。

気持ちが前向きでも、うつむきながら話してしまったりすると、面接官からは消極的な印象をもたれてしまいます。じっと見ている必要はありませんが、たとえば相手の眉間の部分を見るなどして、自信があるかのように見えるコミュニケーションを心がけましょう。

ポイント③ 相手の話を聞く

「コミュニケーション能力が高い」=「話をするのがうまい」と思われがちですが、円滑なコミュニケーションの秘訣は、相手の話を聞くことにあります。

とくにグループディスカッションや集団面接においては、自分の話をすることだけに意識を傾けた言動をしてしまうと、マイナス評価に直結してしまうので、気をつけましょう。

ポイント④ 質問の意図を考える

たとえば、「苦労を乗り越えた体験はありますか?」という質問から面接官が知りたいことは、苦労した内容そのものではなく、苦労をどのように乗り越えて、どのような学びを得て成長したか、ということです。その場で意図を推測するのは難しいこともあると思いますが、事前に練習すれば臨機応変に対応する力が鍛えられます。

ポイント⑤ ネガティブなエピソードは同情ではなく共感につなげる

企業は面接を通して、就活生・転職者が成長できる人物かどうかを確かめたいと考えていることが多く、過去の失敗や苦労などネガティブな切り口での質問もよくあります。

その際に気をつけたいことは、つらいエピソードをそのまま話して、相手に同情を求めないようにすることです。たとえばカミングアウトをしたときに、面接官から「過去に何かつらい経験をしましたか?」と聞かれたとします。そのとき、次のAさんとBさんではどちらの方がふさわしい受け答えでしょうか。

Aさん「LGBTが原因でいじめられて、とてもつらく悲しい経験をしました」
Bさん「LGBTが原因でいじめられて、つらい体験をしましたが、自分に正直に向き合えたことで自信につながりました。家族や友人にも感謝しています」

Bさんの方が、Bさん自身の人柄が伝わると同時にタフな印象を受け、同情ではなく共感を得ることにつながります。面接はカウンセリングの場ではないので、ネガポジ変換も参考に共感される話し方を意識しましょう。

ポイント⑥ 質問には簡潔に答える

質問に答えるときは、最初に結論を簡潔に述べてから、その後の話を続けましょう

また質問に対する回答として、複数の根拠や経験を話す場合は、たとえば「御社を志望する理由は3つあります。1つ目が〇〇で、2つ目が〇〇、3つ目が〇〇です。まず1つ目から説明します……」というようにまとめると、面接官も理解しやすく、論理的な印象を与えることができます。

ポイント⑦ 話は盛らない

「たいしたエピソードがない」と思ってしまうと、つい大げさにいいたくなります。

しかし面接官はプロです。「嘘をついた」と思われてしまう可能性があります。また、仮に話を盛ってうまくいったとしても、入社後に実力と見合っていない職場に入ってしまった場合、お互いに不幸な結果になるリスクもあります。

必要以上によくみせることなく、事実を誠実に伝えるように心がけましょう。

Q. もともとうまく話すことが苦手で、質問にもきちんと答えられるか心配です

あらかじめ、想定される質問とその答えを用意し、実際に誰かと練習して慣れておくのが一番効果的です。人から見ると話がうまいと思われる人も、練習を重ねています。

また、話の内容だけではなく、見た目や表情・態度などの視覚情報、口調や話し方などの聴覚情報によるものも、相手に与える印象を大きく左右します。

話すことが苦手でも、誠実に一生懸命に話している姿勢や、笑顔を心がけることによって、印象は大きく変わるでしょう。

Q. 面接にはどのような種類があり、それぞれで何か気をつけることはありますか?

面接には、「個人面接」「集団面接」「グループディスカッション」「プレゼンテーション」「ディベート」などさまざまな種類があります。企業によって行う面接は異なります。

グループディスカッションや集団面接は、他の就活生が横で聞いていることもあり、緊張したり、恥ずかしくて控えめに話してしまうことがあります。しかし採用枠は決まっており、他の人はライバルです。等身大の自分を出して、後悔しないようにしましょう

また、集団面接は採用選考の序盤で行われる可能性が高いです。カミングアウトを考えている場合、他の人に聞かれるのがどうしても嫌なときは無理して話す必要はありません。選考が進んだ後の個人面接で伝えましょう。

Q. いざ自分のセクシュアリティのことを話そうとすると、言葉に詰まってしまいます

普段からセクシュアリティをオープンにしている人もいますが、知らない人にカミングアウトをするときに緊張するのは自然なことです。

しかし、経験を積むにつれて相手の反応も予想できるようになります。いきなり第一志望の企業で慣れないまま話すのではなく、インターンシップの選考面接で話したり、志望度がそこまで高くない企業で話したりすることで、少しずつ場数をふんでいきましょう

POINT

  • 面接は、誠意をもって前向きな姿勢でのぞむ
  • 自分が話すだけではなく、相手の話を聞くという姿勢も大切
  • 質問の意図を考え、ネガティブなエピソードも共感されるストーリーに変換して伝える

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