面接で想定される質問とは?【LGBT就活・転職ガイド 6-4】
型を用意して、志望企業ごとにアレンジしよう
想定される質問を5つのカテゴリーにわけて紹介します。ESの書き方で紹介したポイントも参考に、これらの質問に対して自分の言葉で回答を準備しておきましょう。
ネット上で書かれているような他人が考えた答え方は、面接官に見抜かれてしまい、つっこまれてしどろもどろになってしまう恐れがあるので気をつけましょう。
自分に関する質問には、自己分析をもとにそのままの自分を伝えましょう。嘘はいけませんが、ここでもネガポジ変換は忘れずに、前向きな姿勢を心がけてください。
志望動機に関する質問には、自分の長所とうまくからめながら企業で役立つことをアピールしつつ、「どうしてもこの企業で働きたい」という熱意が伝わるように、身ぶり手ぶりを交えて話しましょう。
業界・企業に関する質問には、相手企業に合わせたアレンジが必要になってきます。業界・企業研究をもとに、「なぜその企業でないといけないのか」を論理的に説明できるように準備しておきましょう。
一般教養に関する質問には、何も知らないとまったく答えられません。新聞やテレビ、ネットのニュースなどで普段から情報収集を怠らないようにしつつ、それらに対する自分の考えももっておいてください。
中途採用の質問では、退職理由と転職目的、ブランクがある場合はその理由も必ず聞かれます。ネガティブなことをそのまま伝えてしまうと、面接官にネガティブな印象を与えてしまうことがあります。
職務経歴書と併せて、事実は伝えつつも、今後の抱負につなげたり、ネガポジ変換を行うことで前向きな印象を与えるよう心がけましょう。
自分に関して | ・自己紹介 ・長所と短所、強みと弱み |
志望動機に関して | ・希望職種に活かせる能力 ・大学で学んでいること ・学生時代に力を入れたこと ・苦労を乗り越えた経験、挫折体験 ・趣味、休日の過ごし方 |
業界・企業に関して | ・志望動機 ・業界の魅力、企業の魅力 ・入社後の目標 ・キャリアプラン、入社1・3・5年後の目標 ・インターン、OP訪問の感想 |
一般教養に関して | ・気になる時事ネタ ・国内ニュース、国際ニュース ・SDGs(目標5はジェンダー平等について) |
中途採用に関して | ・前職について ・退職理由、転職理由 ・入社後にミスマッチだったところ(第二新卒採用) ・卒業後にしていたこと(既卒採用) ・就職活動がうまくいかなかった理由、現在の就職活動との考え方の違い(既卒採用) |
(引用:『自分らしく働く LGBTの就活・転職の不安が解消する本』、星賢人、翔泳社、2020)
POINT
- 回答は自分の言葉で用意する
- ネガティブな内容はポジティブな印象を与えるように心がける
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