社長と話せる風通しの良さ！ 多様な人が活躍中のKDDIエボルバの魅力【ジョブレインボーLGBT仕事博2020】

9月26日（土）、27日（日）にオンライン開催いたしました、「ジョブレインボーLGBT仕事博2020」は大盛況のうちに終えることができました。来場してくださったのべ1103名の皆様、ありがとうございました！ 本イベントの反省もふまえて、私たちJobRainbowはこれからもあなたの「自分らしく働ける職場」を探すために情報を発信していきます。 今後ともJobRainbowをよろしくお願いいたします。

2020年９月26日（土）と2020年９月27日（日）、オンラインで開催される「ジョブレインボーLGBT仕事博 2020」。

今回は、本イベントに出展する株式会社KDDIエボルバでダイバーシティ担当の難波さん、採用担当の新川さん、小高さんにお話を伺いました。

KDDIエボルバは企業のカスタマーサポートの構築・運用を手掛けている会社です。2018年にはPRIDE指標で「シルバー」を受賞するなど、職場のダイバーシティ実現に取り組んでいます。

生き生きと働くLGBT当事者の社員や、社長と直接話せるほどの風通しの良さについて、話していただきました。

LGBT当事者の社員も尊重するために

──LGBT仕事博に参加するきっかけを教えてください。

難波さん：2018年に同性パートナーシップ制度を導入し、今年の６月にもファミリーシップ制度を導入しました。このようにダイバーシティ実現の取り組みを強化しているのですが、それを社内外に広く認知していただく方法がないかと考えていました。

新川さん（以下、敬称略）：採用の面で行きますと、より多くの人に当社のことを知っていただき、就職先・転職先のひとつの選択肢になっていただければというのがあります。

──ダイバーシティやLGBTフレンドリーな施策に取り組む理由は何ですか？ 

難波：当社には当然、LGBT当事者の方もいます。ただ、知識不足で意図せず相手を傷つけてしまうような弊害をなくしていきたい、という想いがありました。社員の人権や望む働き方、どう生きていきたいかを尊重するために、知識をつけたり、制度を拡充したりする必要があると元々思っていたんです。

なので、たとえば育児・介護に関しても制度強化していますし、LGBT当事者も働きやすくなる制度を導入するといったことをやっています。

オープンにして活躍するLGBT社員も

──具体的にどのような制度を導入していますか？

難波：大きく２つあります。同性パートナーシップ制度と、ファミリーシップ制度です。

同性パートナーシップ制度は、同性のパートナーも一般的な配偶者として会社が認定しますというものです。もちろん結婚休暇もありますし、配偶者の方が要介護になった時に、介護休暇だったり、給付・手当を会社が支給します。

ファミリーシップ制度は、パートナーの方の子どもを自分の子どもとして会社が認定するものです。法律上では、同性パートナーの子どもを自分の扶養に入れることはできませんが、当社では実子と同じ形で休暇制度を取ったり、祝い金がもらえたりといった福利厚生を受けられます。

他にも通称名は使えますし、実際に使っている方はたくさんいらっしゃいます。また、トランスジェンダーの方のトイレについては、だれでもトイレを使ったり、ご本人や周りと相談して決めていくという形ですね。

──ファミリーシップ制度を導入されているのは珍しいですね。

難波：家族というのはパートナーだけではなく子どもも含まれるので、何か対応できないかという思いがありました。

──実際に制度を活用されている方はいらっしゃいますか？

難波：正社員にも契約社員にもいます。コールセンターの現場ではLGBT当事者の社員もたくさん働いています。

私が以前に営業を担当していた時も周りにLGBTの方はいました。オープンにされていない方もいましたし、トランスジェンダーでFtMとオープンにされている方もいました。

新川：私も人事に来る前に、コンタクトセンターで７年ほど現場で管理者をやっていました。そこでもやはりLGBT当事者の方も就業されていましたね。

オープンにされているMtFの方が、クライアントから「すごく素敵な優しい声でご案内する女性の方だね」とお褒めの言葉をいただけたことをすごく誇りに思って喜んでいらっしゃったのも印象的でした。

正直なところ、７年ぐらい前ですと、LGBTに対してネガティブな反応をする方も多少なりともいらっしゃいましたが、同性パートナーシップ制度が制定される前後くらいから、会社全体のマインドが変わったと感じています。

──今後やっていきたい取り組みはありますか？

難波：今ある制度の周知ですね。利用者はいるものの、全員使えているかというとまだまだそうではないので。また、E-ラーニングも展開していますが、アライとLGBT当事者のコミュニティを作ってみたり、アライを増やしたりするツールを作りたいと考えています。

社長と直接話せる風通しの良さ

──会社や仕事、職場の魅力を教えてください。

新川：１つ目は、LGBTだけではなく年齢や性別、属性などがバラバラで色々な人がいる会社なので、どんな人でも働きやすいことです。２つ目は、その人自身が望めば、チャレンジしたり成長したりする体制が整っていることだと思いますね。

──チャレンジ・成長する機会を与えられたなと実感する機会はありますか？

新川：私自身、当社には契約社員として入りました。そうして様々な責任ある立場を任せていただき、正社員登用制度を使って正社員になりました。自分の成長を感じられましたね。

チャレンジという面では、当社は社内公募制度を不定期に行っています。社内公募で自分の希望する職種が公募で出ていれば、自ら手を上げて転勤や異動をすることができます。新しいフィールドを会社が与えてくれるんですね。

──どんな社風だと思いますか？

新川：風通しが良い社風です。誰でも、誰に対してでも意見や主張・提案をしやすいです。私は契約社員だった頃から、拠点のトップの方や管理職の方に普通に意見していました。難波さんは社長に会いに行って結構お話ししていますよね？

難波：そうですね。本当に雇用形態問わず上の方と話す環境がありますし、上の方も全然気にされているような印象がないですね。

──社長とお話することはなかなかないと思いますが、そんなこともあるんですね。

難波：うちは社長や上司もその辺をフラフラ歩いているので、結構（笑）

新川：そうですね、現場大好きなんですよね（笑）

小高：私は４年ほど前に当社に転職しましたが、入社して１週間くらいで私も社長と直接話しましたね。

チャレンジするきっかけに　

──仕事博に参加される方にメッセージをお願いします。

新川：まずは当社の社風、雰囲気を皆様に知っていただきたいです。少しでもご興味を持っていただけたら、個別にご相談できます。

人とコミュニケーションをとるのが好きな方、あるいはまだ引っ込み思案だけれどもこれから色々な人と接していきたいと思っていらっしゃる方には、ぜひ当社を選んでいただきたいですね。

難波：チャレンジしたいと思っているけれどなかなか不安でできなかったという方は、当社であればチャレンジする機会もあるので、そのきっかけにしていただけると思っています。

JobRainbow編集部から

同性パートナーシップ制度やファミリーシップ制度、生き生きと働いているLGBTの先輩社員がいることは安心して働けるポイントです。社長と話せるほどの風通しの良さも◎。仕事博当日にもぜひお話を聞いてみてください。

仕事博で募集する職種

• 募集対象：中途
• 職種： ソリューション営業職/開発エンジニア/ヘルプデスクSV

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法人名	株式会社KDDIエボルバ
設立	1996年5月30日
従業員数	約26,000名
業務内容	BPO事業等
企業HP	https://www.k-evolva.com/
本社	東京都新宿区西新宿1-23-7新宿ファーストウエスト

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