インターン終了後にチェックすること5つ【LGBT就活・転職ガイド 4-3】
インターン終了後に振り返るべきチェックポイント5つ
インターンが終わったら、5つのチェックポイントを参考にして振り返りましょう。これは学びを定着させるだけでなく、今後の就職活動へ生かすうえで欠かせないステップです。
- 求められる能力と自分の能力・希望は合っていたか
- 企業のビジョンや職場の雰囲気は合っていたか
- 望むセクシュアリティのスタンスは実現できそうか、自分の居心地のよさはどうだったか
- 反省点・学んだ点・成長した点はなにか
- ライフプラン・キャリアプランと照らし合わせ、今後の選考を受けるか
特に成長した点は、入社後も伸びしろが期待できる部分。選考の際のアピールポイントにもなります。成長体験を自分の言葉で語れるようにまとめておきましょう。
また、企業からフィードバックやアドバイスをもらえることがあります。たとえ厳しい意見をもらったとしても、それは成長してほしいという期待のあらわれ。他者からの客観的な意見を参考に自己分析に磨きをかけ、成長の糧にしましょう。
Q. 憧れの企業のインターンに行ってみたら、想像と違っていてショックです。今後の就活は方向転換するべきですか?
しっかりと情報収拾をしていた企業ほど、マッチしなかった時はショックを感じるものです。しかし、これまでしてきたことが無駄になるわけではありません。むしろ合わない企業で働くリスクを回避できたうえに、あなたがもっと自分らしく働ける会社に出会えるチャンスにつながったと考えれば、少し前向きになれるのではないでしょうか。焦って大きすぎる方向転換をするのは禁物です。最初の自己分析やライフプラン・キャリアプランに立ち返り、合わなかった点や想像と違った点を冷静に分析しましょう。
そうすると「仕事内容は合っていたけど雰囲気や人が合わなかった」というように可視化されます。この場合、同じ業界の競合企業などをピックアップして、仕事内容の方向は変えずに雰囲気や人の要素で絞りこんでいくと、さらにマッチした企業に出会えます。
Q. スキル面ではマッチしていましたが、LGBTフレンドリーな環境ではありませんでした。カミングアウトした時の職場環境に不安を感じて、エントリーするか迷っています。
迷うならエントリーしましょう。LGBTフレンドリーかどうかは一つの条件にすぎません。もちろん、ライフプラン・キャリアプランから考えた際にその優先度が高い方もいるでしょう。しかし、働いてみるとわかりますが、自身の興味・関心やスキル面とのマッチングは想像以上に重要なポイントです。選択肢を下手にせばめると後々身動きが取れなくなるリスクもあります。
入社後に自分で職場環境を変えることもできるので、それを視野に入れてエントリーし、同じような仕事内容の他者を並行して探すことをおすすめします。内定をもらった後からでも考える時間は十分あるため、その時に改めて比較し、もっとも自分らしく働ける会社を選びましょう。
POINT
・インターンでやったこと、学んだことは必ず振り返る
・今後、方向転換することも視野に入れて、インターンにのぞもう
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