アライとは?【「LGBT」でなくても、今日からアライになれる】

ライター: JobRainbow編集部
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アライ(ally)とは「味方」を意味する単語で、そこから転じて「LGBTを理解・支援する人」を指します。

現在、SNSのプロフィールで「アライ」と記載するなど、アライであることを表明する人が徐々に増えています。

しかし、この「アライ」という言葉は「LGBT」ほど浸透していません。

そこで今回、アライとはどのような存在かご紹介します。これを読めば、あなたも明日からアライと名乗れるかもしれません。

人々が談笑している画像

そもそもアライってなんだ?

元々、英単語のallyは「仲間」や「同盟」を表す単語で、そこから転じてLGBT当事者たちに共感し、寄り添いたいと思う人を指すようになりました。

これまでいわゆるストレートの人がLGBTに対する理解や支援を表明するときに使われてきましたが、最近ではLGBTであってもなくてもアライになろうという動きが広まってきています。

実は、LGBTの当事者であっても、全てのセクシュアリティについて完全に理解している、という人は多くありません。ゆえに、LGBT当事者同士で会話するときにも、無知ゆえに傷つけてしまうことがあります。

そういう悲しいすれ違いを避けるためにも、お互いが「アライです」と表明することが重視されています。

また最近では、LGBTに限らず障がい者や外国人といったマイノリティに対しても支援を表明しようと、アライという言葉を使うことがあります。

ハートのマグカップが二つある画像

どうやったらアライになれるのか?

「自分はLGBTの当事者ではないのに、アライだと名乗っていいのか?」と悩む方もいるでしょう。

もちろん、「すべての人たちの価値観と向き合う」姿勢があれば、誰でも表明することが出来ます。

逆に、表明をしなくても態度で示すことも可能です。例えば、言葉遣い。

  • 知り合いに子どもが産まれたときに、「お嬢さん・息子さん」と呼ばすに「お子さん」と呼ぶ
  • 「男らしい・女らしい」とたとえずに、「○○さんらしい」と伝える
  • 「レズ」ではなく「レズビアン」、「ホモ」ではなく「ゲイ」と示す

これだけでも、十分アライの気持ちを伝えられます。

瞳の画像

LGBT当事者たちの不安や迷いに寄り添えるのが、アライ

流通している恋愛ハウツー本も、テレビドラマの恋愛物語も、多くは男女の関係性を描いたものですし、仕事だって「女性らしい細やかな気配り」や「男性らしいガッツ」のように、当たり前に性別に関する単語を使って説明されることが多いのが現状です。

だからこそ、「自分は人とちがうから、理解されないのではないか」「カミングアウトしたら何を言われるか分からない」など、不安を日々感じているLGBTの方はたくさんいます。

もしかしたら、自分と同じような境遇にいるのに、一人だけで悩んでしまって声を挙げられないでいる当事者もいるかもしれません。

ですが、いわゆる「ストレート」と言われる、男性なら女性を、女性なら男性を好きになる、という考えは「あたりまえ」なのでしょうか。

そんなことはありません。

「あたりまえ」に苦しむLGBT当事者の方々が、ありのままの自分でいることを「不利になるかもしれない」とためらわずに活躍できる社会を目指して、アライは日々活動をしています。

子供が砂浜を駆け回る画像

おわりに

あえてアライだと大きい声で宣言する必要はありません。

「アライとして何か活動をしなければ、宣言してはいけないのかな……」と思う必要もありません。

大切な人が、自分のセクシュアリティに悩んでいる時、打ち明けてくれた時、まずはそれを受け止めてゆっくり話を聞いてあげるだけでも、それはアライとしての立派なアクションになります。

アライ、という言葉も、いうなれば未だにLGBTやそのほかのセクシュアリティに社会が馴染んでいないからこそ定着しつつある言葉です。

JobRainbowは、「アライとわざわざ名乗らなくても、世間が当たり前に多様なセクシュアリティと共に暮らす未来」を目指します。

参考文献

『13歳から知っておきたいLGBT+』アシュリー・マーデル著 ダイヤモンド社

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