LGBTフレンドリーな企業 厳選175社まとめ【お悩みの就活生必見!】

ライター: JobRainbow編集部
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 ついに就職活動が本格的に始まってきましたが、LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーをはじめとするセクシュアルマイノリティの総称)当事者の就活生は、自分らしく働ける企業を見つけることが出来たでしょうか。

 まだ「ここだ!」という企業を見つけることが出来ていない就活生のために、今回LGBTフレンドリーな企業をなんと175社まとめました! 気になる企業の名前をクリックすれば採用ページや問い合わせページにアクセスすることもできますので、就職活動にご利用ください。

JobRainbowオススメ! 掘り出し物企業

初めに、私たちJobRainbowが自信を持ってお勧めする企業を業界別にまとめました!

なかには、後に述べるPRIDE指標で高い評価を得ている企業も存在します。それでは、ご覧ください。

1. 情報通信

セールスフォース・ドットコムは本社CEOがLGBTサポーターであり、インディアナ州でLGBT差別法ができた際、「インディアナでの営業活動を停止する」といった措置を取るなど、先進的取り組みで知られています。この会社にはグローバルLGBTコミュニティOutforceが存在し、世界的にはプライドパレードといった社外イベントに積極的に協賛しています。日本支社でも採用における差別はなく、雇用機会の均等を掲げています。

 オラクルにはOPEN Japanと呼ばれる、当事者だけでなくアライも参加することのできるLGBTサークルが存在します。また、LGBT対応を包含する多様性のある福利厚生制度が整っています。オラクルの具体的な取り組みについては、こちらもご覧ください。

 ITシステムのサービスを提供している日本IBMでは、コーポレート・ポリシーレターに性別や性的指向に関する差別禁止項目を明記し、社内外へのLGBTに対する支援宣言・LGBT向け就活イベント開催・LGBTイベントへの協賛を行ったり、福利厚生及び人事制度で同性パートナーを配偶者と同等に扱ったりしています。IBMの取り組みについてはこちらもご覧ください。

 アイエスエフネットでは、30大雇用を掲げています。LGBTだけでなく、障害や貧困・社会的環境など、様々なことに対して、それらを理由に採用の合否を決定することをしないことを宣言しています。建前でないダイバーシティの追求に余念がありません。アイエスエフネットの社長インタビューはこちら

 マイクロソフトは、人種、国籍、性別、年齢、障碍、性的指向、性同一性、価値観、働き方など多様性を認め、尊重し、それぞれの社員がのびのびと力を発揮できるような場所を提供することで、企業ミッションである「世界中のすべての人々とビジネスの持つ可能性を、最大限に引き出すための支援をすること」を目指し、性的指向・性同一性に関わらない企業づくりが示されています。具体的な取り組みについてはこちらをご覧ください。

2. 製造

 チェリオグループでは、ダイバーシティを当然のものとして考えており、東京レインボープライドでは3年連続でトップスポンサーを務めています。チェリオの具体的な取り組みについてはこちらもご参照ください。

3. 金融・保険

ライフネット生命保険株式会社は、2016年から「レインボーフォトプロジェクト」を実施しています。これは、LGBT関連イベントで当社が出展するフォトブースで写真を撮影することで1枚あたり100円積み立てられるその資金をもとに、ライフネット生命の取組みが掲載されているLGBT児童書「もっと知りたい!話したい!セクシュアルマイノリティ ありのままのきみがいい」(日高庸晴著)を購入して全国各地の図書館に寄贈する活動で、2016年の「PRIDE指標」において、特に優れた取組みであるとの評価を受け、「ベストプラクティス」に選定されました。

ライフネット生命のさらに具体的な取り組みについてはこちら

4. 卸売・小売

 丸井グループでは、LGBTの学生を対象とした自分らしいリクルートスーツを見つけるための試着会をはじめ、LGBTフレンドリーな取り組みを数多く行っています。また、LGBT研修という枠組みでなく、様々なダイバーシティ研修を行っているため、社内にも社外にもLGBTフレンドリーな企業だと言えます。

丸井グループの取り組みについてさらに知りたい方はこちら

5. 学術研究・専門・技術サービス

 EY Japanは、LGBTの職員が安心して働ける環境づくりを目指しており、2017年8月には、EY Japanのすべてのサービスラインが、社員・職員の同性パートナーを配偶者と同等と認め、休暇・休職、家族の看護・介護、慶弔金など各種社内規定の適用対象としました。その他、差別禁止規程の整備はもちろんのこと、東京レインボープライドなどのイベントへの積極的な参加や、職員有志のネットワークUnity Japanへの支援などを行っています。

さらにEYの取り組みについて知りたい方はこちらもどうぞ。

6. サービス(その他)

この会社では、JobRainbowのLGBT研修を社長から幹部クラスまで実施しました。従業員にダイバーシティのマインドを発信するよう努め、社員一丸となって常に学び続けていきたい、というスタンスを明示しています。グローヴエンターテイメントの具体的な取り組みについてはこちらもご覧ください。

 こちらでは、JobRainbowが提供するLGBT研修を行い、それをきっかけに制度や設備、サービス向上に向けて、現在も真のダイバーシティ企業を目指して様々な取り組みを行っています。企業全体でALLY(アライ=LGBTに代表されるセクシュアルマイノリティを理解し支援するという考え方、あるいはそうした立場を明確にしている人々を指す言葉)であると示す、信頼に足る企業です。

JobRainbowのLGBT研修レポートも載っている、社長さんのブログはこちら

日本の最高和牛を提供する飲食店を展開するMiso Soupですが、この企業の代表は元IT業界出身で、異業種から外食業界に参入しました。料理における多様なジャンルを具現化するために社員の多様性も尊重したいとして、国籍、年齢、性格、学歴、価値観、セクシュアリティなどあらゆる点において多様な人材を積極的に採用するとしています。

フィットネスインストラクターを募集しているこちらの企業では、LGBT当事者が働いていることがオープンになっており、誰でもトイレがあるなどといった社内制度も充実しています。

メディカル・ケア・サービス山中さんではLGBT当事者も働いており、フラットにそしてオープンに働ける環境があります。加えて、改めて専門的な部分も含めた理解を進めていきたい、という考えのもと、LGBT研修が役員、人事、管理職の方々を対象に実施されました。

この企業は全国28都道府県で介護施設を運営しており、介護というサービスの性質上、一人ひとりの尊厳を重んじています。そして社員のカミングアウトを機に、LGBTについての理解をより深めようと、改めて社内全体での啓発・理解促進に努めています。

札幌市LGBTフレンドリー指標

札幌市LGBTフレンドリー指標

札幌市では、互いの個性や多様性を認め合い、誰もが生きがいと誇りを持つことができるまちの実現を目指し、2017年10月1日より札幌市LGBTフレンドリー指標制度を開始しました。基本方針から啓発、福利厚生に至るまで、多岐にわたる項目それぞれについて評価がされており、現在札幌市LGBTフレンドリー企業として登録されている企業は2018年3月の段階で16社あります。

PRIDE指標

PRIDE指標

 任意団体 work with Prideが策定した、企業・団体等におけるLGBTに関する取組みの評価指標が「PRIDE指標」です。行動宣言(Policy)、当事者コミュニティ(Representation)、啓発活動(Inspiration)、人事制度・プログラム(Development)、社会貢献・社外活動(Engagement/Empowerment)といった複数の指標が存在しており、それらを総合してブロンズ・シルバー・ゴールドとランク別に評価します。

 平たく言ってしまえば、これを受賞している企業は、企業全体でLGBTに関する取り組みを行っている、という判断基準となります。2017年に受賞した企業を業界別(区分はwork with Prideの定めたものに準ずる)にまとめたので、興味のある業界だけでもぜひ一度ご覧ください。

※()内は2016年に受賞した企業です。

1. ブロンズ受賞企業

PRIDE指標 ブロンズ

1.1 建設

1.2 製造

1.3 情報通信

1.4 複合サービス

1.5 サービス(その他)

2. シルバー受賞企業

PRIDE指標 シルバー

2.1 製造

2.2 電気・ガス・熱供給・水道

2.3 建設

2.4 情報通信

2.5 卸売・小売

2.6 金融・保険

2.7 サービス(その他)

3. ゴールド受賞企業

PRIDE指標 ゴールド

3.1 製造

3.2 電気・ガス・熱供給・水道

3.3 情報通信

3.4 運輸・郵便

3.5 卸売・小売

3.6 金融・保険

3.7 不動産・物品賃貸

3.8 学術研究・専門・技術サービス

3.9 宿泊・飲食

3.10 生活関連サービス・娯楽

3.11 教育学習支援

3.12 サービス(その他)

その他LGBTフレンドリーな取り組みを行っている企業

 何か特別な賞を受賞したりしているわけではないものの、LGBTフレンドリーな取り組みを行っている企業は多数存在します。こちらも①と同様、業種・業界別にまとめました。

1. 製造

 レナウングループでは、人材採用・活用・育成における基本方針として、性別・LGBT等を問わないことを明記しています。また、LGBT当事者がパートナーシップ証明書等を提出した場合に、原則配偶者と同等の取り扱いをするとして、結婚・育児・介護などで会社規定に基づいた対応を実施しています。

2. 情報通信

一燈は、採用を担当している執行役員がトランスジェンダー当事者であることをオープンにしており、ジェンダーに関係なく仲間の一人として「分け隔てなく」尊重する企業のロールモデルになろうと取り組んでいます。

株式会社クリーバルは、国籍、 性別、年齢、キャリア、ライフスタイルなどの違いにかかわらず、多様な 個性を尊重し、個性の違いを活かして新しい価値を創造し、社会への貢献を続けるとして、平成29年3月にはLGBTアライを会社方針とし、福利厚生規程にも反映しました。

 「NECグループ人権方針」には「性自認、性的指向」が記載されています。ここには、「人権の観点から差別や個人の尊厳を傷つけるような面談を絶対に行わないこと」「面接時などにカミングアウトした場合でも LGBTに関する質問に終始しないこと」「 本人の能力および業務適性のみで判断すること」などが明記されています。

エクシアでは、どんな環境で生まれたか、どんな考えを持っているか、どんな事に興味があるか全てを含めて大切な仲間の1人だ、という考えのもと、LGBTだけでなく、「本当のダイバーシティーとは、全てを個性として受け入れる事、タブーなき環境を作ることだ」と明示し、国籍を問わない採用にも積極的な姿勢を見せています。

3. サービス(その他)

T&Cでは、株式会社JobRainbowが提供するLGBT研修を受講し、LGBTの方々が持つ特有の課題や、職場環境整備について院長自ら学んでいます。また、スタッフが安心して働ける職場環境を提供するため、LGBT以外にも、スタッフの子育て支援といったサポートが充実しています。

hi-mexの採用担当者は、性的指向や性自認に関係なく純粋にその人がこのクリニックに合う方なのかという視点で採用をすることで、ダイバーシティ実現の第一歩になる、という考えをもっており、クリニック内でLGBTについての説明会などを行っています。

 動画配信サービスで知られるNetflixでは、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』などのLGBTテーマの作品を数多く制作しており、LGBTだけでなく人種を越えたダイバーシティの実現に取り組んでいます。

 クリーンエネルギー事業と人口知能事業に取り組むグリッドでは、LGBT研修を実施し、その様子をWebで公開しています。

 SNSに関するサービス提供などを実施している株式会社ガイアックスでは、社内にLGBTに関する委員会を設置し、社内向けのLGBT研修実施や、同性パートナーを対象とした結婚祝い金・休暇等福利厚生を提供しています。

 また、採用面においても採用ガイドラインに「性的指向、性同一性障害などによる差別をしないこと」の明記、新卒採用エントリーシートの性別欄を自由記述とすること、LGBT学生からのカミングアウトがあった場合の情報取扱に関する面接官指導が実施されています。

 エンプラスでは2004年の創業時からダイバーシティを推進しており、「LGBT支援に向けたエンプラス4つの約束」を掲示しています。

 IRIS(アイリス)のスタッフはLGBTs当事者またはアライ(理解のあるストレート)で、住まいや不動産、将来の資金計画、保険、終活など、LGBTのライフプランについて幅広くサポートを行っています。

 結家不動産は、LGBTに限らずすべての人々に寄り添い、一生涯の付き合いをしていくことを誓う企業です。

 ブルーボックスでは、社外からLGBT講師を招き、役員や店長に向けたセクシュアルマイノリティに関する基礎知識を扱う勉強会を開催するなど、会社全体で取り組みを行っています。

 「地球をもっと面白く。」をモットーに、水族館で有名な海遊館と、動物園や美術館を複合した施設ニフレルを展開する株式会社海遊館では、LGBT研修が実施されました。

 保育事業として様々な問題に取り組んでいるフローレンスではLGBT施策も実施しており、事実婚・同性婚への慶弔休暇や、社内でのLGBT研修、業務面で保育をする上での子供・保護者との接し方に関するLGBT研修が実施されています。また、採用活動時の履歴書性別欄には自認の性を記載することが可能になっています。

肩を組む人たち

いかがだったでしょうか。ダイバーシティを大事にしていることを明示している企業は、ここに挙げただけで175社も存在します。無論、これら以外のLGBTフレンドリーな企業も存在するでしょうが、今悩んでいるLGBTの就活生は、このコラムをぜひ参考にしてください。

自分らしく働ける人生を、手に入れましょう!

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